7月29日金曜日のランチ・・・
そう2016年の7月30日と言えば土用の丑です。
最近夏バテ気味だし鰻でも食べようと鰻屋さんをランチで訪問・・
以前行ってなかなか良かった「鮒兼 (ふなかね)」を目指すもなんと営業していない・・・
たぶん翌日の土用の丑に向けて前日のランチ営業を中止して明日に備えているのだろう・・・
そういえば前回ランチで行った時もお昼時に大量の配達が入っていて営業時間を遅らせてたっけ・・
結構鮒兼って事情によって営業形態を変えるのでしょうか・・・せっかく暑い中歩いて行ったのに裏切られた気分・・・
でも、どうしても今日鰻を食べないともう今週は今日で終わりだし・・・
ということで、以前からチェックしてあった「石橋亭」に行ってみる。
外観はこんな感じ。
やっぱり明日は土用の丑だからみんな思う事は同じなんでしょうか・・・
鮒兼に行って時間をロスした事もあって、石橋亭に着いた時には満席。
でも、ここまで来たら鰻を断念するわけにはいかず。。
しばらくして席に案内されるが、相席となる。
店内はこんな感じ・・・
1階には小上がりのテーブルが一つと、椅子のテーブルが4脚ぐらい・・・結構狭いです。
創業明治28年の老舗らしいですが、建物はたぶん昭和になってからの建物でしょう。
2階にも席が有るようですが、予約のお客さん用に使用しているようです。
メニューはこんな感じ
上うな重にするか特上うな重にするか迷ったのですが、折角なので特上を注文。
これが特上のうな重
ん?
こ・・これが特上ですか?
こういう時にいつも心配になるのですがこれが本当に”特上”なのかってポイントです。
特上を注文したのに伝票だけ特上で、配膳されたのが特上ではなくて上だったりして・・・っていつも心配になるのです。
特に今回のように見るからに”これは特上だぜ~”って思わせる要素がなく、上との区別がそれだけでは分からない感じだとなおさらです。
特にこの日は注文を取りに来たおばさんが私と一緒に合わせて相席になった他の2人分の注文を取っていて、私=特上、相席のお二人=上の注文だったのですが、一旦厨房に消えてから、もう一度戻ってきて私に「上でしたっけ?」って聞き直されて「特上です」と訂正するという心配させる事態があったからです。
お重のご飯の総面積とそれを覆うウナギの面積比でいくと9割ぐらいで1割はご飯が見えている状況。
参考までにこちらが鮒兼の中うな重です。
石橋亭の特上より鰻比率が高いぐらいです。
これと比べたらどうなんでしょうか・・・
同じ値段だったとしても鮒兼の勝ちだし、そもそも石橋亭の方が鮒兼よりも千円も値段が高いのです。
ま鮒兼はお吸い物付いてないですからそれを考慮したら700円差ですが、それでも高い!
しばらくして相席になった上うな重を頼んでいた人の注文が到着。
それを見ると・・・
わ、こりゃ酷い・・・上なのにウナギの面積比率が7割ぐらい・・・
やっぱり鮒兼との比較でワンランク下、すなわち鮒兼なら”並み”で出てくるぐらいが”上”という設定。
安かろう悪かろうの鰻なら今どき吉野家でも食べれるのだから、いっその事並みなんかなくしてワンランクインフレさせた方が良いのじゃないかとすら思う。
おかげで私の注文したものが確かに特上だという事が確認できました。
鰻のお味の方はというと・・・
蒲焼のタレは関東風の醤油味系。
それでいて味は濃くないので、お年寄りでも食べられる感じ。
さらにその繊細なタレでウナギの身の味が良く分かる感じ・・
そういう味付けなので味が足りないと思う人も少なくないようで・・・
そういう人の為に蒲焼のタレをテーブルに置いて行かれます。
私も少し、そのまま味わいましたが、ちょっと足りないのでタレを追加して頂きました。
そして、何よりも良くないのは・・・
ランチ時でも喫煙可能という事。
鰻だって繊細な味を楽しむものなんだから、食事しながらの喫煙なんてさせない方が良いです。
お店の玄関も広いのだから、そこに灰皿を置いて店内は終日禁煙にするべきと思うのですが、いま時でも会社の領収書でこういう所に食べにくる輩はこんなご時世でも店内で煙草吸えないと文句言うんでしょうかねぇ・・
最後に、なぜか缶コーヒーを1本おいて行かれます。
食後にでもどうぞという事らしいけど・・・
それなら上質な熱いお茶でも出してくれた方がありがたいんだけど・・・
総合的には鮒兼と比較すると断然鮒兼の方が上かな。
唯一蒲焼タレの味において、好みにより石橋亭の方が良いという人も居るかもって感じ。
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