ラーメン激戦区の蔵前橋通りの清水坂下交差点付近に、ビルの建て替えで休業していた人気店が再開したというので行ってみた。
「ラーメン 大至」というお店。
11時40分ごろに到着するもすでにお店の前には4~5人の行列が・・・
普通のランチタイムに並んでまで食べるのはあんまりしたくないのだけれど、それほど待ち時間も無いだろうと思い並んでみる。
お店の看板です。
一時閉店されていたこのお店。
私は前の味を知りませんが、どうやら普通の醤油味のラーメンを追求した味とか・・
6月22日にようやく再開したとの事。
他に並んでいた人の反応を見ていると、以前のお店からのファンの方が多いみたい。
傾奇者という小麦粉?を使っているとの事。
外待ちが4~5人。
4~5分で店内に入れましたが、店内でも待ち席があってそこにも5人ほど・・・
さらに5~10分は待ったでしょうか。
その後に席に案内されてからがまた15分ぐらい。
開店したばかりだからオペレーションが慣れていないのか、とにかく待ち時間が長いです。
席に通されるまでが長いのはお客さんがたくさん来ているから仕方が無いとしても、席に通されてからがまた長いです。
見ていると、ホールの店員さんが2人で厨房が1人だけ。
それほど広い厨房ではないので簡単に人数を増やせないのかもしれませんが、店内待ちになっている時点で注文を聞いて調理しだすとかもう少し工夫して席に案内してからラーメン提供までの待ち時間を短くしないと、どんどん待ち時間が長くなってしまいそうです。
で、これがチャーシュー麺の大盛。
まずはスープから頂きます。
うん、普通の醤油ラーメン。
至って普通です。
確かに普通の醤油ラーメンの究極と言われればそうかもしれません。
洗練された醤油味です。
麺との組み合わせも良い感じ。
でもねぇ・・・
普通は普通です。
この界隈なら同じ方向性のお店として「万来之陣」とか「雅ノ屋」とか・・・
なかなか甲乙付けがたいです。
そう考えると、問題はこの待ち時間ですかね。
日本人は行列に並ぶのが好きみたいですが、私はお店の行列に並ぶ時間も利用者が負担するコストだと思っています。
例えば年収500万の人は時給に換算すると2,500円ぐらいになるはずです。
という事は安くておいしい海鮮丼が千円であるとして、それを食べるために1時間行列したとすると、それは行列せずに食べられる3,500円の海鮮丼を食べるのと同じコストです。
どちらが美味しいかって、きっと3,500円の方が美味しいに決まってます。
プラシーボ効果が顕著な方なら、これほど並んだのだからとか、みんなが並んでいるからという事で美味しさも倍増するかもしれませんが・・・
ということで、私ならこのお店か「万来之陣」か「雅ノ屋」のどれか並ばずに入れるお店を選びますね。
食べ終わって12時少し過ぎに退店すると20人以上の行列になってました。
これだけ並んだら1時間ぐらいは掛かるでしょう。
いくら美味しいといっても3千円以上のラーメンをそんなにありがたがって食べなくてもって気がする。
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