今では手放せないスマートフォンやIphone。
旅行や出張の時こそ道に迷ったり行きたいお店を探したりするのに日本に居る時よりも必要性が高くなります。
でも、そんな時に問題になるのが通信費用。
日本のDocomoやSoftbankが提供している現地の提携キャリアを接続しての海外パケ放題は、名前こそパケ放題ですが実際には24時間だったり日本の1日だったり、とにかくかなり短い時間帯で1日2千円以上の高額の料金設定となっています。
しかも、設定を変えて提携の現地キャリアに接続しなかった場合にはそのパケ放題のサービスすら対象外となり10万円などと言う高額な請求がされてしまうと言うパケ死という事象まで起こりかねません。
そこで、日本からの旅行者や出張者がよくやる手段として、ポケットWI-FIのレンタルというのがあります。
Googleで”アメリカ WI-FI レンタル”で検索すると出てきます。
現地の携帯会社の機械でWI-FI接続出来る機械を、成田空港などで借りるという奴です。
でも、これ、一見安そうに見えますが、実は最低料金が1日600円とか800円とか言いながら、実際に申し込みをすると「もしお貸ししている機材が盗難や水没等により紛失又は壊れた場合には、5万円の補償金を頂きます、但し1日500円の保険に入って頂ければその補償金は不要です」等という特殊なルールで結局のところ1日につき1,500円前後のレンタル料になってしまうのです。
その上このポケットWI-FIというのが、バッテリーの持ちが悪く、さらに現地で道に迷ってスマホのマップで表示させようと思っても、WI-FIの機器をスイッチONにして起動されるのをしばらく待って、さらに自分のスマホがWI-FI機器と繋がるのを待って・・・
とやっていると、地図が表示されるまでに5分ぐらい掛かったりします。
しかもスマホの設定をモバイルデータ通信しない様に設定しておかなければ、結局スマホが現地の電話会社に繋がっていてパケ死してしまうと言う失敗も有ります。
そんな事を色々比較すると、やっぱり断然お得で便利なのは現地のSIMカードを自分のスマートフォンやIphoneで使用できるようにする方法です。
ガイド本や旅行会社の案内などでは、スポンサーの関係も有りポケットWI-FIのレンタルや海外ローミングをお勧めしていますが、私なら断然現地のプリペイドSIMの使用をお勧めします。
但し、この方法が使えるのはSIMロックが解除されているスマホのみ。
最近のDocomoのスマートフォンを持っている人なら事前にDocomoショップへ行くと有料ではありますがSIMロックの解除をしてもらえます。
Docomoのスマホの人は旅行が決まったら即Docomoショップへ行ってSIMロックを解除してもらいましょう。
Iphoneの場合は私がやったような方法でSIMロックが解除出来る場合があります。
とりあえずいずれかの方法でSIMロックされていないスマートフォンやIphoneを準備して日本を出ましょう。
ニューヨークに到着したら街に出てAT&Tなどの携帯電話会社のお店を探しましょう。
AT&Tなら5分もさまよえばすぐに見つけられると思います。
こちらの携帯ショップは日本のDocomoの様に1時間待ちとかの大混雑はありません。
お店の中で店員さんが暇そうにブラブラしていますので、その店員さんを捕まえて、日本から持ってきたスマートフォンを指さしながら
「I need a prepaid SIM for this phone(アイ、ニードア、プリペイドシム、フォーディスフォーン)」
と言えば分かってもらえます。
もし住所や連絡先を聞かれたら
「i am traveler from Japan(アイアム、トラベラー、フロムジャパン)」
とか言えばSIMをアクティベートする時に必要な住所登録も適当な住所(ほとんどの場合はそのお店の住所)でやってくれます。
どうしても連絡先の正しい住所が必要と言われたら、宿泊先のホテルの住所を教えればたぶん大丈夫です。
身元確認などはされませんが、念のため見せろと言われたときに備えてパスポートは持って行きましょう。
最後に気になるお支払いですが、何も言わないと必ず月額料金が一番高いプランをお勧めされてしまいます。
なので事前にプランをよくチェックしておいて必要なプランを指定しましょう。
AT&Tのプリペイドプランはこちらで確認出来ます。
スマートフォンの場合は最低$25.00からですが、これだとデータパッケージというパケット通信するための通信料を別に買わなければなりませんし、私の経験では$10.00ぐらいのパケット料金は2~3日で使い切ってしまいますのでお勧めしません。
3日~1週間ぐらいの滞在で$40.00のプラン、10日以上の滞在なら$60.00のプランで良いと思います。
希望するプランを伝えたら、その場で新しいSIMを刺して使える状態にして、返してくれます。
たぶん、所要時間は15分か20分というところでしょう。
これでOKだよと返してくれたら、必ずその場で電話が掛けられる事とネットが繋がる事を確認しましょう。
「Can I try to call?(キャナイ、トライトゥコール)」と言ってお店の電話や店員さんの持っている携帯に電話を掛けてみましょう。
こちらの携帯はほとんどの場合会話通信はフリーですので電話代を気にする必要はありません。
無事に音声通話が使用できる事を確認したら、自分の電話番号を忘れないようにメモしておくか、渡されたレシートか何かに表示が有る場合はそれを確認しておきましょう。
当然のことながら現地の電話としての新しい電話番号が割り当てになります。
友達同士で来ている場合はお互いの新しい番号を交換しておきましょう。
次にお店を出る前に、ネットに繋がっている事を確認して下さい。
新着のメールを確認するとかTwitterやLineを読み取ったり書き込んだりして確認します。
まれにお店の人のSIMアクティベートが中途半端でデータ通信できない事もあるようですので、その様な場合は、その場ですぐにメールが繋がらないとか言えば確認してくれます。
これで、お店を出たらもうパケ死を心配する事も無いし、海外パケ放題の高い料金を心配する事もありません。
日本に居る時と同じようにスマホを活用してニューヨーク旅行を楽しみましょう。
AT&Tのプリペイドの場合電話で*777*3#をダイヤルすると残りのパケット通信可能な残量が表示されます。
もし帰国までに0MBになってしまいそうだったら、もう一度AT&Tのお店に行ってその画面を見せながらリフィルしたいと言えばやってくれます。
ちなみに携帯屋さんは日本と同じでメーカー直営のお店と委託の販売店があり、たぶんプリペイドのSIMをその場で使えるようにしてくれるのはメーカー直営店だけと思いますので、気をつけて下さい。
では、ニューヨークの楽しい旅を、又はニューヨークでのビジネスの成功をどうぞ!
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