滅び行く日本人民族」カテゴリーアーカイブ

時刻表廃止のすすめ

jikoku

ここ数年幸運にも部下を管理する立場でなくなったので気楽で良いのですが、何年か前には部下を持って管理をしている立場でした。
その頃の話ですが・・・
管理するべき部下が数十人も居ると数人ぐらいは始業時間ギリギリに駆け込んでくるような奴が居ます。
例えば9時始業だとすると8時58分ぐらいにデスクにたどり着くという奴です。

(勿論そういう奴はそもそも成っとらんって思う人が多いとは思いますが・・)
当然ながらそういう輩はちょっと電車が遅れただけで遅刻になるわけです。
でも平然と電車の遅延証明とか持ってきて『僕のせいじゃありません』って顔で・・

そういう奴の行動を分析すると・・・たぶん
7:44に家を出て、7:53に駅について、駅では前から3両目の扉の近くに乗車して、乗換駅に8:23に到着してホーム階段の近くに到着するので、そこから階段を駆け上がって隣のホームに入ってくる8:25発の乗り換え電車に滑り込んで・・・
そして会社に8:58に滑り込むって・・・
兎に角すべてにぎりぎりの計画をぎりぎりに実現して毎日出勤している奴がほとんどって気がする。

これはあくまでもギリギリ族の話だけれど、そういういつもぎりぎりを切り抜けている人でなくても、朝は決まった時間に家を出て、決まった乗り換え駅で決まった乗り換え電車に乗って・・・って人は多いと思います。

私が日本に帰ってきてすぐに感じたのは、朝の通勤時間のイライラした人たちの群れでした。
整然と言えば整然だけれど、例えばその整然とした群れの中に大きな荷物を持ってたまたまその時間帯に電車に乗っている旅行者とかが居ようものなら、そのイライラの群れは舌打ちするぐらいはマシな方で、わざとぶつかったり、蹴っ飛ばしたり・・・

アメリカに住んで居るときは通勤時間帯でもそこまでみんなイライラしていなかったと思います。
そこでふと気が付いたのです。
何故アメリカでは通勤時間帯にみんなイライラしていなかったのかと思ったら、あることに気が付きました。
アメリカでは乗り換えの駅で頑張って階段をダッシュして行っても乗り換えの電車がいつ来るか分からない。
だから誰も慌てていない。
他人より先に行こうなんて思っても何も良い事無いので、そんな事を考える人も居ない。

では、アメリカの地下鉄って時刻表が無いのか?
というと、無いわけではないようです。
一応Googleで検索とかすると時刻表に従って乗り換え電車は表示されるみたいです。
でも、ほとんどの場合その時刻表通りには運航していません。
だから駅には時刻表なんてものはありません。
でも、待ってればそのうち電車が来るでしょうってぐらいの気持ちでみんな待ってます。

電車が時刻通り運行されないのも色んな理由があるでしょうが、よほどの大きな運航中止みたいなのでない限り、ちょっとした遅れや間引き運転程度なら理由すら発表されません。
でも、アメリカでは人はミスをするものだし、人間の作ったものは壊れるって事を理解しているので、信号故障とか運転手がお腹が痛くて電車が一本運休しましたとか、そういうのが有って誰も悪くないし仕方が無いとあきらめてくれます。

日本ならちょっとでも電車が遅れようものなら、理由は何であるか、誰が悪いんだという話になって、「運転手が腹痛で電車が運休」ってテレビのニュースにまで成る事でしょう。
なんで、日本人はそんな事すら許すことが出来ない民族になってしまったのでしょう。
自分だってお腹が痛くて学校や会社を休む時だって有るでしょう。
寝坊して遅刻する事がだって有るでしょう。

そうやって、どんどん生きにくくなって苦しくなってイライラしているのが今どきの日本人だと思います。
いっその事、長距離線を除いては電車の時刻表なんて無くしてしまえば、日本ももっと暮らしやすい国に、もっと心に余裕のある民族に成れるのではないでしょうか?

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日本のテレビ番組にうんざり

アメリカから帰ってきて1年と少し。

テレビっ子なので基本アメリカに住んでいた時も、部屋に居るときはテレビがつけっぱなしでしたし、今日本でも同じです。
最近は飲み屋さんでもテレビがついているお店も有って、外で飲んでいてもテレビを見ている時もあります。

そして日本に帰ってきて思ったことは・・・
日本ってなんでこんなくだらないプログラムのテレビが多いのかって事。
ほんと悲しくなります。

そのうちの一つがスッキリするとかスカッとするとかいう番組。
そもそも実話なのかどうかも怪しいストーリで、だいたいはマナーを守らない不届き者とか、モンスターペアレントとか、旦那の事をけちょんけちょんに扱う嫁とか、そういう奴のムカつく行動を紹介しておいて、最後にそういった輩がぎゃふんと言わせられるというもの。
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まあ、これだけを文字にして読んだだけなら、まあそういう物かなぁとか、そういうテレビ番組が有っても良いんじゃないのって思うかもしれませんが、こういった番組はとにかく物事を大げさに表現しないと視聴率も稼げないので、対象の輩がぎゃふんと言わされる前の設定がほんとにムカムカするようなこれでもかというほどの嫌な奴。
私はそこまでを見ているだけで嫌になります。

架空の話かもしれませんし、実際自分に起こった事ではありませんが、なぜテレビという娯楽を見ていてそんなに嫌な気分にさせられなければならないのか。
最後にはギャフンと言わされてスカッとするのかもしれませんが、わざわざそこまで行く時点で嫌な思いやストレスを自分に課す必要はありません。

言ってみれば、煙草を吸う人が仕事で受けたストレスを解消するために煙草を吸っていると言いながら、タバコが吸えない状況が多い昨今、煙草が吸えない事でイライラしてストレスを貯めているような物です。

日本人っていつからこんなくだらない番組が好きになったのでしょう。
こういう番組を見るという事は、その番組で紹介されているようなムカつくような事が街の中に溢れかえっているから、架空な世界でもそれが解消される事を見て現実逃避するのでしょうか?

なんか、世の中変になっているような気がするし、そのおかげで変なテレビ番組が増えているような気がする。
日本人ほどいつでもイライラしている民族は居ないのではないかと思うほど・・・

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TRUMPさん そんなに嫌ですか?

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TRUMPさんが次期大統領に決まってから、日本のテレビではアンチトランプの内容ばかり。
日本人ってそれでもマスゴミの報道だけで自分の意見を決めるものだから、結局今日本に住んでいる日本人のほぼ9割ぐらいの人が、そのまんまアンチトランプの意見を持っているんじゃないかと思う。

でも、それって本当にそうですか?
つ~か、ただ単にテレビの放送の内容だけで判断してないですか?

私は今年の初め頃に有力候補者と言われだした頃から、もしもトランプが大統領になったらそれはそれで良いかもしれないと思ってました。
そして10月になり、大統領の有力候補がヒラリーとトランプの2人になった時には、目くそ鼻くそながら、どちらかというと消去法でトランプの方がましかなと思ってました。

今日はあまりにも日本のテレビがアンチトランプの放送ばかりしているので、トランプが良いと思えるポイントを纏めてみた。

まず、今の政治家って日本だろうとアメリカだろうと韓国だろうと、みんな政治屋だと思う。

すなわち会社員とか八百屋とか魚屋とか、収入を得るための一つの方向性として政治をやっている。
さらに言えば、会社員とか自営業をやるよりもはるかに収入が良くて莫大な利益を得られるから会社員よりも政治家を選ぶという奴が今の政治家だと思う。

そして当然職業の一つとしての就職先なので、なったからには年収アップや出世を考えるわけです。
そんな奴らに政治を任せているのだから、当然ながら自分たちの利権の為にどうすれば良いかを第一に考えるのは当然と言えば当然。

世界中の政治が政治屋による運営をされているわけですから、多かれ少なかれ先進国は格差社会になっていく。

でも、トランプは政治屋ではない。
ただの実業家だ。
そして実業家の中でもアメリカの中ではトップクラスに能力のある実業家でしょう。

彼にとって政治をやる事に収入を求めていないと思うんですよね。
お金が欲しければもっと自分の事業を頑張れば良いわけだし・・

日本のテレビでは「政治の素人」って言って悪く表現してますが、まさに政治の素人だから政治屋ではなく政治家になれるのではと思います。

政治屋の集団の中に政治屋でない人間が入ってくるわけですから、もともと居た政治屋さんたちにとっては大変な訳です。
政治屋としての阿吽の呼吸とか暗黙の了解とかは通じなくなるでしょう。

例えるならば格差社会での権力層や富裕層がいじめっ子とするなら、貧困層がいじめられっ子、どちらでもない人がいじめを知りながら知らんぷりしている人たち。
今まではいじめっ子達はお互いに自分たちの立場を守るためにタブーとか暗黙のルールが有ったわけです。
例えば学校でいじめの実態調査が有った時には、2年1組のいじめっ子達と2年4組のいじめっ子達が、お互いに養護したり隠ぺいするような助け合いの行動をするとか・・・

そうやってある意味秩序を保ちながら権力層と富裕層は私腹を肥やし、世の中は平和な格差社会に突入していった訳です。

そこへいじめっ子の総代にそんなタブーや暗黙の了解が通じない奴が入ってくる訳です。
そりゃ~いじめっ子集団は気が気でない・・
校長先生や教育委員会にすべてのいじめっ子のリストとやっている悪事を報告されてしまうかもしれない。

そして政治屋さんたちにとってさらに都合が悪いことに、これまでの実業家としての活動で財界の裏事情とかもたんまりと知っているでしょうから、例えば9.11で最終的にだれが得をしたとか、イラク戦争で儲けたアメリカ人は誰で、どういう会社が大儲けしたとか、そういう事も何かの拍子にバラシちゃうかもしれません。

朴槿恵みたいなことをやっている政治屋がアメリカの議会に居たら、それこそトランプに一掃されるかもしれません。

実業家としての実力が有るのですから例えば日本に駐留しているアメリカ軍のアメリカにとっての価値や日本が負担している費用について分析を見たら、引き上げるわけにも日本にさらなる費用負担をさせるわけには行かないとすぐに判断できるでしょう。

早速撤廃すると宣言していたオバマケアについて完全撤廃はしないと言ったとたんに日本のテレビでは「公約で言っていたのと違う」と叩いておりますが、そんな事日本の政治屋だってこれまで散々やってきた事であって何をいまさらって気がします。

「メキシコとの間に壁を作る」なんてのももちろん実現できるわけはありません。
でも、メキシコからの違法移民とか麻薬の侵入を強く取り締まって、物質的ではない壁はできるかもしれません。

今日も日本のテレビでは反トランプのデモをやっていますって報道してます。
でも、これっておかしくないですが?
選挙という民主主義のルールで選ばれたのですから。
百歩譲って投票で負けた少数派が憂さ晴らしに反対デモをするのは有りとして、それを他国のテレビニュースが一方的に放送するって偏向も度が過ぎてませんかって事です。
もし、日本の衆議院選挙で自民党が圧勝した後に共産党の支持者がどこかでデモをしたとしたら、日本のテレビで放送しているでしょうか?
日本の小選挙区制みたいに死に票が大量に発生するような不公平なルールの上で実施された選挙ではなく、本当に過半数の票を得て当選したのですから、それを否定するようなデモをさも多くの人の意見みたいな報道をするなんて、日本の政治屋とそれと繋がっている大手広告代理店とかテレビ局のなかにもトランプが大統領になると都合が悪い人が多いのかしら?

いずれにしてもトランプが大統領に就任しても、選挙戦時代に言っていた事を実現するにはなかなかハードルが高いでしょう。
たとえ大統領だからといって何でも自分の意見で実施出来るわけでも無いですし。
逆に格差社会の解消とか、政財界での悪しき癒着をぶっ壊したり、そういう事に期待です。

裏でアメリカ社会を牛耳ているユダヤ教の人達に暗殺されないと良いですが・・・
あんまりやりすぎると危ないって事もご本人よく分かっているでしょう。










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ワンちゃんと一緒?

この写真は、とある複合スーパーみたいな場所で発見した張り紙。
日本中、あっちもこっちもダメダメ張り紙だらけのなかの一つですね。
写真 Mar 24, 11 50 43 AM

しかし、これを見たときにホントに日本人ってなんて心が狭いんだろうと悲しくなってしまいましたよ・・

たぶん、この張り紙は犬の散歩のついでに買い物に来て、お店の中は犬を連れていけないからお店の前のベンチなどに犬を繋いでお店に入る・・・・
そして、その事によってなにがしかのトラブルが起こる。

まあ、起こりうるトラブルってたぶん、ご主人が居なくなったつながれた犬に、通りすがりの小さい子供とかが手を出して、噛まれたとか吠えられてびっくりして転んだとか・・・
たぶん、そんなところでしょう。

そして、この張り紙をしている側の人たちって「なんでもかんでも人のせいにする日本人」でも解説しているように、そういうトラブルが起こった時に施設側にも落ち度が有るとかいって訴えられたら困るので、だったら犬を繋いで飼い主が離れるのを禁止してしまえって、そういう考えなのでしょう。

なんで、日本人ってそんなに心が狭いの?

アメリカでは公園によっては稀に犬が入ってはいけない公園もありますが、かのセントラルパークだって、リードさえつけていればワンちゃんと入ってもOKです。
もちろん、ところどころドッグランも設けられていて、そこではリードを外して犬と遊べます。

一流のホテルだって大型犬ですら、飼い主と一緒の部屋で一緒に宿泊できるのが普通です。
日本では犬と一緒に泊まれるホテルは特殊ですが、アメリカでは(私の知る限りのニューヨークでは)犬と泊まれないホテルの方が特殊で、しかも廉価(といっても1泊$200~$300ぐらい)のホテルは犬と宿泊するのに追加のリクエストや追加料金が不要なホテルすらあります。

食品を扱わない、洋服屋さんや雑貨屋さんなら、普通は犬と一緒に入店しても怒られません。
日本にも出店しているようなアパレルチェーン店の店内でも犬をたびたび見かけました。

さらには、日本人なら大仰天でしょうが、スーパーマーケットでも犬同伴(もちろん介助犬や盲導犬じゃなくても)OKな所が多いのです。
私はうちの近所のWhole Foods Marketの店内で犬を見たときはそりゃ~びっくりしました。

まあ、どういう所であっても犬と一緒にお店に入るにはお行儀が良い子でないとダメですけどね。
もちろん、スーパーに入って食べ物の匂いでウハウハになるようなワンちゃんはさすがに入れません。
そういうワンちゃんはたまにお店の入口で繋がれているのを見かけます。
でも、そういう時もニューヨークの人はみんな優しいので「あらあら、ご主人に置いて行かれたのね~」とか「もうちょっと待ってたらお母さん帰ってくるからね~」なんて声をかけたり、なでなでしたりしています。

さて、最初の想定に戻って・・・
もしアメリカで、お店の前に繋がれた飼い主の居ない(買い物でその場を離れた)犬に、子供が手を出して噛まれたりしたら・・・
さて、誰の責任になるでしょう?
(あくまでも私の想像ですが)一番の責任者は噛まれた子供の親だと思います。
そこに犬が居るのに子供から目を離したのが一番の過失です。

だから、もしそういう事案が起こっても、飼い主を訴えたり、そのお店を訴えたりしても、”親の責任”と言われてしまいますので、飼い主が買い物のために犬を繋いでいても、だれも文句も言いませんし、それでお店が変な決まりを作って変な張り紙を張ったりはしないのです。

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ここまでやる必要があるのかなぁ?

どこだか忘れたけど、公共施設の男子トイレの個室に入った時のお話し・・・

入ってドアを閉めたときに鍵が2か所あるのでなんでかなと思った・・
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こんな感じで腰の高さあたりに、よくある横にスライドして掛ける鍵が付いていて、もう一つ目の高さぐらいに回転する感じの鍵がついています。
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入ってドアを閉めたときに2か所鍵があるのが分かったので、とりあえず両方をかけてみた。

でも、何で2か所も鍵が有るのかなと思ったら・・・
そういう訳ですね・・・
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この小さな説明書きで全てが分かりました。
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乳幼児を連れてトイレに入った時に子供を座らせる、チャイルドシートが扉の脇に有って、そこに座らせた子供が、お父さんやお母さんが用を足しているときに、悪戯で鍵を開けてしまわないようにという事らしい。

これ凄い!

最初に、ここまで細やかな事をケアできるのは世界の中で日本だけだろうって思ったけれど・・・
素晴らしい、これぞ「お・も・い・や・り、ニッポン!」って感心したけれど、その5秒後・・・
いやいや、これってほんとにここまでする必要があるの?
そもそも、このトイレは男性と女性が分かれているエリアにあるトイレだから、もしドアが開たとしても、見られる可能性があるのは同姓からだけだし、
それにこのドアは中側に開くタイプだから全開になる前に中からドアが手で押せるだろうし・・・

親がトイレしている最中に子供が悪戯してドアが開いて「ワオ~」みたいなシチュエーションって、視聴者投稿びっくり動画みたいな番組でたまに見かけるけど、トイレをしていた本人も周りの人も「ワオ~」の後に大爆笑って感じで笑い飛ばして終わりってものだと思うのですが・・・
そういう事に対しても、こんな風にわざわざ鍵を付け足して対処する必要ってなんでだろう。
もし子供が鍵を開けて扉が開いたって笑い飛ばせば良いじゃないって思います。

なんだか、これが日本人の心の狭さを象徴しているような気がしてちょっと悲しくなりました。
もしかしたら設置した人だっていやいやながら「何でも他人のせいにする日本人」で書いたみたいに、クレームに対処するために2個目の鍵を設置したのかもしれませんね。

結局こういう細かい事の積み重ねで、日本人ってどんどんギスギスする民族になっていって、大した事ない物事を笑って済ませる事が出来なくなっているように思います。

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いなりずし3個セット99円

大丈夫ですか日本?

というのもこれ↓
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近くのスーパーのお惣菜として売っていたいなり寿司が3個で99円・・
もちろんタイムセールとかそういうので安くなって99円じゃないです。
正規の販売価格が99円。
しかも税込み。

本当に大丈夫ですか日本はこんなんで?

これ、異常だと思うんですよ・・・
99円でも販売できるという事は、ありとあらゆるコストをカットして作られた商品だと思われます。
油揚げは中国かどこかでつくられたもの?
もし日本国内で作っていたとしても、原料の大豆なんかはきっと外国産ですよね。
もしかしたら大豆以外の別な原料で作ったフェイク食材かもしれませんが・・

そして、これを作っている工場では、人件費の安い人たちを使って作っているのでしょう。
もしかしたら、海外から来た研修生とか・・・

でも、今、日本の社会としてこういった商品を求めているのですね。
それで、大丈夫でしょうか?
結局これで売り上げたうちのいくらかは、確実に海外に流れているでしょうし、その結果国内消費にはマイナスの作用しかありません。
(一旦は国内の消費になりますが、そのお金が海外に流れてしまってはお金が国内で回転しません)

過去のエントリーでも書きましたが、日本人全員がこのような商品を望む限り、原材料は外国から輸入、製造は格安の人件費で賄われるので、結局日本人の働く場を無くしていって、日本人の労働賃金を低下させているという事に気が付かないのでしょうか?

もちろん、私も買った以上はこの99円のいなり寿司を食べましたよ。
でも、あんまりいい気分はしないですね。
味はまあまあでしたよ。
でも、時節柄もしかした賞味期限切れとか廃棄食材の闇ルート販売とかでやばいものが材料として使われているかもしれないという疑いも拭えないですし・・・

私なら当然99円じゃなくて(99円という商品が一緒に陳列されていたとしても)350円で3個入りのお稲荷さんが有れば、そちらを選択します。

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日本全国張り紙だらけ

しばらく前に、日本に帰国してすぐの頃「何でも他人のせいにする日本人」というブログを書きましたが、その後そういう目で日本を見てみると、ほんと、有るわ有るわアレしちゃダメ、コレしちゃダメ、ああしなさい、こうしなさいの張り紙。

まあ、外国から来た人は何が書いてあるか分からないのできっと気にならないだろうけど、たぶん一つ一つの張り紙を通訳しながら、何が書いてあって、それがこんなに沢山張ってあることを知ったらきっと”Crazy”と言うでしょう。

試しにJRの大崎駅にどれぐらいあるか写真を撮ってみました。

では見てみましょう。
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そういえば、アメリカだって地下鉄の駅は禁煙だけど「No smoking」なんてわざわざ書いてあるの見たことがない気がします。
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私は駅にこれほどの張り紙がされている国を見た事がありません。
ちなみに、同じ張り紙は省略していますが、多いものだと同じ張り紙が10枚ほど見かけましたから、のべ張り紙数としては膨大な枚数になります。

本当に恥ずかしいことだと思います。

何故なら、子供のしつけだって小さい頃はアレしちゃダメ、コレしちゃダメと口を酸っぱくして言いますが、物心ついて善悪の判断ができるようになればとやかく言わないようにするものです。
それに照らし合せれば、駅に良い歳した大人向けにこれほどとやかく言わないとダメだという事です。
これほどああだこうだ言わないと今どきの日本人は自分勝手に自分だけよければ他人に迷惑をかけても良いという行動をするという事です。

これは駅の張り紙じゃや無いですけど、上手いこと言ったって仕方がないと思う・・
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さらに、こんな事にまで張り紙で注意しますかねぇ・・
それならおしゃべりに夢中で談合坂の手前でアクセルを踏むのを忘れて渋滞を起こすおばさんの車には100枚ぐらい張り紙しておかなきゃ・・
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あ~あって感じです・・・

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弱いものが、自分より弱いものを見つけて虐める日本人

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アメリカで生活して、その間も務めていたのが日系の企業だから、仕事の関係で日本に居る日本人と一緒に仕事をしなければならないこともしばしば有った。
そういう状況の中、本当に日本人はなんて嫌な民族なんだと痛感したのが、今日話題にする内容。

日本ではしばしば全国紙の新聞で「○○電鉄の運転士が始発電車の運行時間に寝坊してしまって、始発電車が運休になってしまいました、この影響で○百人の足に影響がありました」というような記事を見かけます。
又は「○○銀行のシステムにトラブルが発生し、一部のATMが2時間使用できませんでした」とか・・・

こういう話、ニューヨークでは一切ニュースに成りません。
なぜなら日常茶飯事だからです。

ニューヨークでも一応電車もバスも時刻表があります。
でも、だいたいその通り運行されていませんし、何かの理由で勝手に間引きされていたりします。
その中には車両故障などの場合も有るでしょうが、運転手が寝坊して出勤してこなかったからという事もしばしば有るのだろうと思います。
特に朝早い時間で1時間に2本しか無い電車が1本Cancelされたりすると30分以上待たされて思っていた時間に目的地に到着できないという事もあります。
でも、こちらではそういう事も起こり得ると思って自分でリスクヘッジしなければなりません。

一方日本では、そんな事があるとマスコミが電鉄会社を攻撃し、その結果電鉄会社の偉い人たちが会見で頭を下げて謝るという事にまで発展します。
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でも、本当にそんな事が必要なのでしょうか?
”○百人の足に影響”って本当なの?
そして、それがどれほどの問題なのって思います。

それなのに、電鉄会社はマスコミの吊るし上げにあって「二度とこの様な事が起こらないように、再発防止に・・・」って言わされます。
なぜその記者会見で電鉄会社の人は「人間なんだから寝坊だってするさ!お前らも『絶対寝坊はしないって』言えるのか!」ぐらいの事は言えないのですかねぇ・・

で、こういう現象、日本人の社会でよく見かけます。
会社でもそうです。
何かトラブルやミスが発生した時・・・
まずは、犯人探しが始まります。
責任の擦り付け合い。
言った言わないを初めとして、まずは何処に責任があるか・・

この”何処”という所にも着目するならば・・・
よくあるのが、発注者と下請けの関係で下請けの責任とか・・
まあ、100%下請け側のミスだったら、発注者側が怒るのも分からなくはありませんが、多くの場合発注側にも非が有るにも関わらず、立場の優位性で責任を下請け側になすり付けるなんて「下町ロケット」で出てきそうなケースも少なく無いようですよ。

さらには同じ会社内での部門間でも、どこの部門の責任だとか、どこの部門のミスだとか・・
さらには部門内でも誰の責任だとかだれのミスだとか・・

そしてもっとも醜い光景が、犯人が見つかったとたんに、それを責める立場が現れて攻撃し始める。

特に発注者と下請けのような構図では責める権利を得た発注者側の人間が、ある意味ストレス発散の為かと思えるぐらいに責め立てます。
なぜ、そのような事になったのか、責任のある立場の者から説明と謝罪が必要。
再発防止策はどのようにするのか、納得の行く説明を求める。

まあ、ネチネチネチネチと・・・
あまりに度が過ぎるとほんと「家では奥さんにそれほど虐められてるから、だからここぞとばかりに自分がされている様な事を他人にする事でストレス発散してるんですね」と言いたくなるほどに・・・

でも、同じような問題がアメリカ社会で有ったら・・・
上記の日本でよく有りそうな事はほとんど起こりません。
というか犯人探しに必死になることすら稀ですから、誰の責任とか誰のミスとかそういう事を言う人が居ません。
なぜなら、そういう事をしても時間と労力の無駄で、どちらかというとその問題をさっさと解決するために労力を使おうよという感じです。

そう、日本で起こっている犯人探しから、責任者の謝罪とか、再発防止策の策定とか・・・
すべての事がネガティブで、それによって何も生み出さない、マイナスのためのエネルギーの消費だからです。
そんな事に時間と労力をかけるのだったら、もっとダイレクトに起こった問題の解決のために動こうよというのが彼らの考え方です。

まったくもってその通りと思います。
特に同じ会社の違う部門とか、同じ部門内の管理職とその部下とか先輩と後輩とか、本来なら同じ目標のために共に力を合わせて働いている者同士で、そのようなネガティブなエネルギーを消費しても絶対に良い事は得られません。

では、なぜ日本人はそういう事をするのでしょう?
それは多分、日本人という民族のDNAに自分より弱いものを見つけて、それを虐めることで不満を晴らすという行為が染みついているのだと思います。

その昔、士農工商という不平等な身分制度を納得させるために、その下の身分として差別を受ける非人(ひにん)穢多(えた)という階級を作り、それらの人たちを差別し蔑むことで自分たちの身分を受け入れていたという歴史にたどり着きます。

そう、それが日本人民族の根底に脈々と流れている精神なのです。

ここ、数十年、学校や子供の虐め問題がたびたび話題になります。
”虐めはダメだ””虐めを無くそう”と言われますが、それは子供たちだけの中で特別に起こっていることではなく、日本民族の中、大人も子供も誰しもが自分より弱いものを見つけて虐めている社会と世の中に暮していて、脈々と虐めのDNAを引き継いでいるのが日本人なのです。

口先だけで、子供の問題だけに限って言ったって無くなる訳はありません。

これから生まれてくる日本人全員の遺伝子操作でもして、自分に甘いけど他人にも甘いあっけらかんとしたアメリカ人のDNAでも組み込まないと、この超ネガティブな思考活動は無くならないでしょう。

私も純日本民族ですが、この点だけはホント日本民族の残念なところだと思います。

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何でも他人のせいにする日本人

私は日本で生活する事40年以上。
そのうち半分弱が関西圏、そして半分あまりが関東圏、そしてアメリカに2年と少し・・・
日本の常識・非常識は一応理解しているつもり。
そのうえでアメリカに住んで、こちらの人たちの常識や考え方がなんとなく理解できるようになってきた頃・・・

日本から出張で来た純日本人みたいな人が言った一言にちょっとムッと来た。

まあ、その人は悪気なく、一般的な日本人が持っているアメリカ人の認識をただなんとなく口に出しただけなのだろう。

その言葉とは「アメリカ人ってなんでも訴訟して訴えて賠償させるんでしょ?」というような内容だったと思う。
まあ、たいがい日本人がアメリカ人に持っている共通イメージって、この「なんでも訴訟する」というのと「ごめんなさい」と謝らないだと思います。

でも、日本人が持っているちょっと悪意のあるこのイメージは完全に間違いです。

歩道を歩いていて、たまたま人とぶつかりそうになった時でも、どんなにイカツイ強面のアメリカ人でも”Sorry”と言ってくれます。
しかも、ニューヨークのマンハッタンのど真ん中、これ以上の繁華街は無いというところに2年間住んでいても、本当に歩いていて人とぶつかったのは2回ほどしか有りません。
日本に一時帰国して2週間も暮していれば2度ぐらいは人にぶつかられます。

日本のニュースでは時々「肩がぶつかったと言い争いになり・・・」というような傷害事件の報道があり、その時のたいがいのコメンテイターやアナウンサーの口調では「肩がぶつかったというぐらいの些細な事で」というような言い方をします。
でも、私に言わせれば歩いていて人とぶつかるというのは失礼極まり無い行為であって、特に今時の日本人は自分が先に行きたいからとか、自分が行く方向と人の流れが違うからといって強引にわざとぶつかりながら歩いている人すら見かけます。

これ、世界的なマナーからすると非常に失礼です。
アメリカで、もしそういう人が生活したなら、きっと命がいくつあっても足りないでしょう。
アメリカでは特にパーソナルを尊重します。
自分自身の事は勿論の事、周りにいる人のパーソナルも同様に尊重しなければならないという意識が強いです。
そんなところに見るからに自己中心的な、人にぶつかって歩く日本人を放流したら、まず3日持たずに撃たれると思います。

それから、なんでも訴訟するという日本人が持つ認識にもかなり疑問です。
電子レンジで猫を乾かそうとして、電子レンジメーカーが訴えられたとか、コーヒーショップでコーヒーをこぼして火傷したお客がコーヒーショップを訴えたとか、そういう仰天訴訟のニュースは私も知っています。
それだけを挙げて訴訟大国というならイメージは合っていますが、多くの日本人はその言葉だけを理解して、「アメリカ人は何でもかんでも人のせいにする」みたいな認識を持っていそうですが、それは完全に間違いです。

私に言わせれば日本人の方が100倍ぐらい何でもかんでも他人のせいにすると思います。

こちらでは、回転ドアがまだまだ一般的です。
まあ、冬はマイナス20度の寒さになる地域なので、建物の扉は2重になっていたりして暖房効率が下がらないような工夫が必要です。
だから、室内の空気が人の出入りでも逃げにくい回転ドアが必要なのでしょうが、もし日本にこれほどの回転ドアが有れば、きっと年間何人もの人が怪我をしたり、場合によっては死亡したりして事故が起きているでしょう。
そして日本だったら、きっと事故にあった被害者やその家族が、回転ドアを設置しているビルや会社を相手取って訴えられる事でしょう。

当然アメリカでもまったく事故が起こっていないはずはありません。
でも、回転ドアで怪我をしたからといって訴訟をしているなんて事は聞いたことがありません。
なぜなら、そこには回転ドアが有って挟まると危険であることが初めから分かっていて使用しているから。
そう、こちらでは日本と違ってすべての”他人の責任”の前に”自己責任”が存在するのです。
小さな子供の様に、自己責任が自分で判断できない場合は、その親に子供の安全を守る責任があります。

家の外に一歩出るといろいろな危険が存在します。
家の中ですらそうです。
この前日本のニュースで、ドラム式の洗濯機に子供が入り込んで遊んでいるうちに洗濯機のドアが閉まり、その結果窒息か何かで子供が亡くなったというニュースを放送していました。
アナウンサーはあたかも洗濯機メーカーに落ち度が有るような印象を持たせるかのごとく「洗濯機のドアは一度閉めると中からは開かない構造になっており」って・・・
なんでそんな当たり前の事をコメントするのか理解不能。
そのうちお風呂場の湯船に子供が落ちて溺死したりした場合も、「子供が湯船に落ちた場合に水が自動で抜ける構造にはなっておらず」ってコメントするんでしょうか?

また、アメリカでは(というかきっと日本以外では)人が作ったものは壊れたり故障したりするのは当たり前という認識です。
だから、電車でも信号故障、車両故障で止まったり遅れたりすることに、日本人ほど目くじら立てて怒ったりしません。
日本では雪でダイヤが乱れただけで、大混乱して駅員に怒鳴りかかっている人をちらほら見かけますが、こちらでそんな態度を取ったら駅員に「雪が降ったのは俺のせいじゃないから知ったこっちゃないね」って言われて終わりです。
そもそも、駅に日本の様に駅員がたくさん居たりしません。
だいたいホームは無人。
改札の前にこの様に完全ガードされた小屋でマイク越しに対応するだけです。
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なので鉄道の迂回路先だっていちいち駅員に教えてもらわなくても、お年寄りの人でも自力で解決します。
もし、どうしても分からないお年寄りなんかには、近くの人がどこへ行きたいか聞いて迂回する路線を教えてあげたりして助け合って解決します。

大雪で交通がマヒしてしまいそうな時。
日本なら会社に泊まり込んででも翌日の業務を通常通り行おうとします。
特に銀行や役所関係の公共性の高い所では重要です。
アメリカでは大雪で交通がマヒしそうな時、営業時間が終了していなくとも、銀行の支店が独自の判断で勝手に店じまいをして、入口の張り紙には「雪で電車が止まったらスタッフみんなが家に帰れなくなるので、今日は営業時間を切り上げて閉店しました」なんて書いてあったりします。
でも、それで誰も文句を言ったりしません。
ただ、仕方ないなぁって感じです。

September elevenのアメリカ同時多発テロの時にJ.Fケネディー空港で勤務していたという知人の話でも、当時数日間はマンハッタン近郊の空港は閉鎖になって一切の飛行機の離着陸が禁止となっていたのに、そういうときに空港まで来て空港職員に「飛行機に乗せろ・飛行機を飛ばせ」と食って掛かってるのはたいがい日本人だったとか・・・
賢い欧米人は長距離バスや陸路の鉄道で近くの稼働している空港まで移動して、そこから飛行機に乗る手配をさっさとしているか、もしくは仕方がないと思ってホテルに滞在したり、なんとか自分でしのいでいるのに、日本人だけは誰かを捕まえて食って掛かる・・・そんなことしても飛行機は飛びはしないのに・・

ほんと、そういう目で見ると日本人って何でもかんでも誰かのせいにして、故障や他人の失敗についてはとことんまで攻撃して、自分に何か被害があったものなら必ず誰かに責任を取らせないと気が済まない。
ここ10年来日本人ってそんな民族になりつつあるような気がします。
そして、それに伴って、自己責任を棚に上げて責任転嫁されても困る、メーカーや行政や、鉄道会社はあれやっちゃダメ、これやっちゃダメ・・・
そうでも言ってルールを作っておかないとすぐに責任転嫁されるから・・

これは1月に日本に帰国してすぐに乗った路線バスの注意書き。
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これこそ自己責任です。
バスに乗ったらバスは発車します。
走ったら止まります、曲がります。
当然揺れます。
当たり前です。
でも、日本ではこのぐらい書いておかなければ、動いているバスの中で揺れによって倒れて怪我をしたとバス会社が訴えられるのでしょう。

いつから日本人はこんなにバカになってしまったのでしょう?
気が付くと駅をはじめ、あちこちに張り紙だらけです。
あれはやっちゃダメ、これは禁止、こうしてください、ああしてください。

茨城に早乙女温泉という日帰り温泉があって、そこに入ると「館内は全館禁煙です、この機会に禁煙なさっては?」とか「刺青のある方は入浴禁止です、見つかって注意されていやな気分にならないよう、刺青の方は入らないでください」というようなちょっと嫌味の効いた張り紙だらけで、別名張り紙温泉と呼ばれていたのですが、気が付くと日本中張り紙だらけです。

オリンピックで外国人がこれから沢山来日する事でしょう。。
そんな時に、外国のガイドブックで「日本は(馬鹿げた)張り紙だらけ、あなたも日本の張り紙を見て楽しみましょう」なんて書かれないように、自己責任と、誰かの決めたルールを押し付けで守るというマナーではなく、考えや習慣が違う人たちの中でどうすればみんなが気持ちよく過ごせるのかを考えた自主的マナー、そして自己の尊重と同じく他人の尊重をバランスよく身に着けている民族に成れれば良いですが・・・
きっと無理ですね。

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1億総マイルドヤンキー

アメリカで約2年ほど暮らして、アメリカ人の習慣とかそういうのにもようやく慣れてきた頃、海の向こうから日本を見てみると・・・
日本を見て、

  • なんだか変な習慣だぞ日本人
  • もっと頑張れよ日本人
  • 行儀が良いのか悪いのか分からないよ日本人
  • 日本人って賢い民族なのそれとも馬鹿なの?

とか、色々と思う事があるので、それを少しずつ纏めてみようと思う。

個人的には、少子化の問題やら経済の問題、その他日本の抱える色々な問題と、上記のような日本人気質を鑑みて、日本という民族はこの先30年以内には滅びてしまうと思っています。
もしくは滅びなくとも移民などを大量に受け入れて日本という国自体が日本民族で占めているような現在の状況とは全く違うドラスティックな状況になっていなくては国が存続していないと思う。
もしくは、最悪の場合戦争をしているのではないかとも思う。

まあ、それはあくまでも個人的な予想なので大いに外れるかもしれないし、此所に書く事も個人の私見なので反対意見の人も居ると思うがそういう人からのコメント欄への反論はご遠慮ください。

ちまたでは、政治家主導で「1億総活躍」等という事を言っているが、海の外から日本を見れば既に「一億総マイルドヤンキ」だと思う。
マイルドヤンキーとは、ヤンキーであるにも関わらず都会に出て騒ごうとかそういう気力すらなく、地元が一番と言いながら地元の飲み屋で中学生時代からの友人と飲んでいるのが一番というヤンキーの事。

何で一億総マイルドヤンキーと表現するのかというと・・
ヤンキーと言われる若者だけでなく、全ての若者が既に「地元が一番」「頑張ったって将来何も良い事は無い」「だから無理しないで今が良ければそれで良い」「誰かがやらなきゃ成らない事は誰かがやればいい」みたいな風潮だから。

さて、そこで下の説明を見てほしい。
これは文部科学省が出している資料で原本はここ
Capture
自国を出て他の国で留学している学生は世界規模で5倍にふくれているのに、ただ一国日本だけは減少している。
一方、近隣の中国や韓国は急激に増加している。

英語の国別ランキングなんてこんなもの。
アジアではかろうじてビリを免れている。
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そして、(色々な評価方法があって一概には順位を決められないだろうが)世界規模で評価した大学のレベルがこれ。
日本一の東大でさえ世界ランキングでは30位
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ではそのランキングで全世界1位とされたマサチューセッツ工科大学に留学している学生数では・・・
中国は400人オーバー、韓国でさえ300人に届こうかという状況の中、お金を出して入っている企業の社会人を除いて、純粋に学位を取るために入学試験をパスして入学した日本人の学生は15人程度。
MIT_statistics
米国大学院学生会資料より

此所までの資料では、全ての責任を学生だけに押しつけているようで悪いので、さらに別な資料を掲載すると・・・
Capture4

このブログでも何度か触れているが、日本を出た事の無い日本人の多くは近隣アジアでは経済力も国力も、まじめに働く労働力も、生産力も、そしてアメリカとの親密度でも日本が一番だと思っているでしょう。
でも、既に多くの部分で抜かれているし、もしこの先日本と中国が戦争をするような事があったと仮定して、その時にアメリカが日本側についてくれるかどうかも怪しいのではないかと思う。

スタジアムを掃除して帰って日本人民族は素晴らしいなんて自画自賛するのは、本当はこの様に色々な分野において既に近隣諸国に追い抜かれている事を感じている人たちが、それでも負け惜しみとして自国民の一部分の良い習慣に目をやって、ゲームでも負けたし経済力や国力としても勝てない事実から目を遠ざけたいだけなのではないかとすら思えてくる。

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