この写真は、とある複合スーパーみたいな場所で発見した張り紙。
日本中、あっちもこっちもダメダメ張り紙だらけのなかの一つですね。
しかし、これを見たときにホントに日本人ってなんて心が狭いんだろうと悲しくなってしまいましたよ・・
たぶん、この張り紙は犬の散歩のついでに買い物に来て、お店の中は犬を連れていけないからお店の前のベンチなどに犬を繋いでお店に入る・・・・
そして、その事によってなにがしかのトラブルが起こる。
まあ、起こりうるトラブルってたぶん、ご主人が居なくなったつながれた犬に、通りすがりの小さい子供とかが手を出して、噛まれたとか吠えられてびっくりして転んだとか・・・
たぶん、そんなところでしょう。
そして、この張り紙をしている側の人たちって「なんでもかんでも人のせいにする日本人」でも解説しているように、そういうトラブルが起こった時に施設側にも落ち度が有るとかいって訴えられたら困るので、だったら犬を繋いで飼い主が離れるのを禁止してしまえって、そういう考えなのでしょう。
なんで、日本人ってそんなに心が狭いの?
アメリカでは公園によっては稀に犬が入ってはいけない公園もありますが、かのセントラルパークだって、リードさえつけていればワンちゃんと入ってもOKです。
もちろん、ところどころドッグランも設けられていて、そこではリードを外して犬と遊べます。
一流のホテルだって大型犬ですら、飼い主と一緒の部屋で一緒に宿泊できるのが普通です。
日本では犬と一緒に泊まれるホテルは特殊ですが、アメリカでは(私の知る限りのニューヨークでは)犬と泊まれないホテルの方が特殊で、しかも廉価(といっても1泊$200~$300ぐらい)のホテルは犬と宿泊するのに追加のリクエストや追加料金が不要なホテルすらあります。
食品を扱わない、洋服屋さんや雑貨屋さんなら、普通は犬と一緒に入店しても怒られません。
日本にも出店しているようなアパレルチェーン店の店内でも犬をたびたび見かけました。
さらには、日本人なら大仰天でしょうが、スーパーマーケットでも犬同伴(もちろん介助犬や盲導犬じゃなくても)OKな所が多いのです。
私はうちの近所のWhole Foods Marketの店内で犬を見たときはそりゃ~びっくりしました。
まあ、どういう所であっても犬と一緒にお店に入るにはお行儀が良い子でないとダメですけどね。
もちろん、スーパーに入って食べ物の匂いでウハウハになるようなワンちゃんはさすがに入れません。
そういうワンちゃんはたまにお店の入口で繋がれているのを見かけます。
でも、そういう時もニューヨークの人はみんな優しいので「あらあら、ご主人に置いて行かれたのね~」とか「もうちょっと待ってたらお母さん帰ってくるからね~」なんて声をかけたり、なでなでしたりしています。
さて、最初の想定に戻って・・・
もしアメリカで、お店の前に繋がれた飼い主の居ない(買い物でその場を離れた)犬に、子供が手を出して噛まれたりしたら・・・
さて、誰の責任になるでしょう?
(あくまでも私の想像ですが)一番の責任者は噛まれた子供の親だと思います。
そこに犬が居るのに子供から目を離したのが一番の過失です。
だから、もしそういう事案が起こっても、飼い主を訴えたり、そのお店を訴えたりしても、”親の責任”と言われてしまいますので、飼い主が買い物のために犬を繋いでいても、だれも文句も言いませんし、それでお店が変な決まりを作って変な張り紙を張ったりはしないのです。
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