もしかしたらこのブログもこれからニューヨークへ転勤するとか語学留学するという予定の人も見ているかもしれないし、そもそも私の会社の後輩が赴任してくるかもしれないので、そういう人たちの参考にと、ニューヨークに生活の場が移る場合のTip’sを書いておこうと思う。
まずは銀行口座の開設。
もし留学ビザで訪米しているとしても、銀行口座がないと生活できません。
いろんなところで情報を検索しますとsocial security numberというアメリカでの社会保障番号を持っていないと開けないとか、ホテルなどのtemporaryの住所ではダメだと書かれているものをよく見かけますが、私はその両方に該当しながら口座開設出来ました。
口座を作ったのはCitiBank
5Th Avenueの51Streetと52Streetの間にあるCitiBankは日系の銀行かと思うほど、中に入ると「外貨資金は地下へ」とか日本語の看板が目に付く。
そしてCitiの銀行マンもこの支店には日本人が沢山居る。
まずはここの支店の日本人銀行マンと事前にコンタクト。
私の場合は会社が担当者を紹介してくれたので、その方にメールを送ることで相談を始めました。
もし、これを読んでいる方がこれからニューヨークのCitiBankで口座を開設しようと思うなら、もし貴方が英語が堪能だったとしてもあえて5番街の支店に行って日本人のBankerを窓口にすることをお勧めします。
なぜなら日本人ならsocial security numberがまだ取れていないとか、今はまだサービスアパートメントに住んでいるとか、そういう事情をよく理解してくれるからです。
無事日本人Bankerとコンタクトできればあとはメールで連絡をしながら必要な書類や手続きを聞いて、用意した書類を事前にPDFなどでメール送信しればOKです。
ちなみに、私の場合は日本人担当者でもこちらから日本語のメールを送ると必ず英語で返事が返ってきました。
たぶん銀行内のルールでメール内容を米人の上司がチェックしたりする為だろうと職場の人に言われました。
以後こちらからのメールも基本的に英語で書きましたが、込み入った質問なんかはこちらからは日本語と英語の併記にして送ったほうが要点をすぐに分かってもらえました。
銀行口座の開設に必要なものは以下の通り
・パスポートとVISAのコピー
・日本の運転免許証のコピー
その他は銀行が用意する申請用紙に必要事項を記入するだけ。
住所は以下のように申請
current residential address(現住所)
日本の以前住んでいた住所
Mailing address(送付先住所)
職場の住所
この申請方法では日本に住んでいる日本人がアメリカの口座を開くという立てつけに成るわけで、銀行流に言えば非居住者として登録されるわけです。
これであればsocial security numberの無い学生ビザの人でも口座が作れるわけです。
就労可能なVISAで赴任している場合はsocial security numberが取れて住所が決まったところで、変更の手続きをすれば居住者としての属性になるらしいです。
ちなみにMailing addressのみはホテル等ではなく、ちゃんとした住所が必要との事で職場の住所を使用させて頂きました。
続いてクレジットカードの作成です。
これも色々なところで同じくsocial security numberやCreditHistryというクレジットを使った実績記録がないと作成できない。
唯一作成できるのが日系の航空会社の発行するクレジットカードだというのをよく見かけますが、私の場合は同じCitiの日本人Bankerに相談して、難なくCitiのクレジットを限度額$10,000スタートで作成することが出来ました。
口座を作るときに同時に手続きして、追加で必要だったのが以下の資料
・パスポートとVISAのコピー
・雇用主が発行した雇用証明書
・日本に居る時に使っていた(給与振込などが分かる)銀行口座の預金通帳過去半年分のコピー
雇用証明書はクレジットの申し込み用紙の中にサンプルの見本が付いているので、それを元に日本で人事部にお願いして英文の雇用証明を作ってもらいました。
年収などの記載も必要なのでサンプルに使われている項目は全部記載するようにしました。
(ちなみにアパートを借りる際も雇用証明が必要な場合が多いので、2通用意してもらいました)
日本の銀行の通帳のコピーは表紙からすべてのページを裏表コピーして銀行名や名義人、口座番号がすべて見えるようにする必要がありました。
クレジットカードの作成時の住所の申請はたぶん以下のようにしたと思います。
current residential address(現住所)
今滞在しているホテルの住所
Previus address(以前の住所)
日本の以前住んでいた住所
Mailing address(送付先住所)
職場の住所
流石にクレジットカードは非居住者には作れないようですので、テンポラリーなアメリカの住所を指定。
2年以上住んでいないので、以前の住所の記入が必要で、そこに日本の住所を記入しました。
銀行口座もクレジットもいずれもsocial security numberを取得して住所が決まったらすぐに手続して変更する必要が有ります。
ちなみに三菱東京UFJ銀行に口座を持っているならばUnionBankの口座を開設するサービスも有るようです。
ただ、こちらではUBの支店は見かけませんし、提携ATMもどれぐらいあるのか不明。
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