先週の食べ歩きで行ったお店。
「KATZ’S」
何やら老舗のサンドイッチ屋さんでいつも店の外まで行列が出来ているというお店らしい・・・
店内はこんな感じ・・・
なんと例えたら良いのでしょうか・・・
日本に例えるなら歴史のあるスキー場のレストハウスが最も盛況だった25年前の雰囲気とか・・・
雪で峠が通行止めに成って大量のバスが押し寄せた群馬県の街道沿いのドライブインというか・・
まあ、そんな感じです。
壁には店主が有名人と撮影した写真がこれでもかと貼ってあるので、テレビなどで取材が絶えなくて有名人もいっぱい来ているお店みたいですが、メガ盛とオーソドックスなアメリカンな雰囲気と・・・
そういうので有名な店なのでしょう。
入ると入り口の係りの人が小さなカードをくれるのですが、これがよくある順番待ちの番号札かと思いきや違う・・
注文した時にそのカードに金額を書き込んでくれるので、最後にお店を出るときにこのカードで精算するというシステム。
注文は奥の方でサンドイッチを作ってくれる人の所に並んで行います。
基本作っている人毎に列があるみたいですが、混雑してくるとどれが列かわからなくなって、初詣のお賽銭みたいに徐々に前に進んで最後に作ってくれるおじさんの所に到着するという感じ・・
とにかく店内はパニック状態なので一緒に行った人に列に並んでもらって、私は席の確保。
テーブルや椅子も錆びたパイプでできている感じ・・・
これが列に並んで買ってきてもらったもの。
これで$33.20
私が注文したコーンビーフサンド
コーンビーフと言っても缶詰のあれとは違ってちゃんとした肉です。
でも、味はコンソメで煮詰めましたという感じ・・・
こちらが一緒に行った人が注文したターキーのオープンサンドのセット
とても量が多いのでサンドイッチとして食べる訳に行かず・・・
分解しながら食べました。
上のパンと具を半分ぐらい食べたところ
味は・・・そんなに悪くはないですが、それほど美味しいという感じでも無く・・・
とにかく量で勝負という感じ・・
味も単調なのでピクルスやコールスローで味を変えながら食べ進みますが、ピクルスも歯ごたえが無くなっているぐらいに浸かりすぎだし、味が無いし・・
パンもパサついて味が無いし・・
最後はマスタードとかで味を変えながら頑張ったけど少し残してギブアップ。
やっぱりアメリカ人の胃袋にはかないません。
昔おなかいっぱいでもう食べられないというときに英語で”I’m stuff”と表現したら英国生活が長かった人に「”stuff”というのは美味しいとか美味しくないとか関係なく詰め込んでいっぱいという雰囲気だから、あまり上品じゃないしちゃんとしたレストランで食べたときには使うべきではない」と注意されましたが、このお店はまさに”stuff”という言葉がぴったりでしょう。
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