以前Social Security Numberの取得のページでも書きましたが、アメリカでは銀行口座とクレジットカードかデビッドカード、そしてSocial Security Number、最後に身分証明書が無いと生活する上で困ることもしばしば・・
私は最後の身分証明書をノンドライバーズライセンスで取得したので、すべては揃っているのですが、ニューヨーク市長がすべてのニューヨーク市民に無料でIDを発行するといって始めたID NYCというのが出来たので、話のネタに作ってみることに。
まずはID NYCの公式ホームページを参照。
ここに行けば各言語で書かれた申請用紙や説明書が入手出来ます。
作成するための必要書類(駐在日本人の場合はパスポートとVISAとか)は基本的にノンドライバーズライセンスとほぼ同じです。
私の場合はすでにノンドライバーズライセンスを持っていたので、それと自宅住所宛に届いた公共料金の請求書などを持っていけば良い感じです。
必要書類が何であるかも公式ホームページで確認できます。
さらにノンドライバーズライセンスと違って事前に予約をしてその時間に手続きに行かなければならないと言うこと。
まあ、その代わり待たされる時間が最小限なのかなと思う。
予約も公式ホームページから行えるので、予約しておく。
うちから一番近くの週末もやっている登録センターはMid Manhattan Libraryという所なので、そこに予約を入れます。
予約にはメールアドレスとか何も必要なくて名前を入力して時間を決めれば完了します。
(たぶん対象者がホームレスとかそういうひとまで作れることになっているので、メルアドが有るとかそういうのが条件に成らないためでしょう。)
で、予約した日に行ってみる。
場所は41丁目の5番街。
丁度ブライアントパークの大きな図書館のはす向かいに有る図書館の別館みたいなところでした。
入り口のお兄さんお姉さんに予約の確認や書類の確認をされて、分かりにくい順番待ちの椅子の列に座っていると、いずれこちらへ入れと言われて手続きをする部屋に入室します。
で、呼ばれた窓口の人に書類や申請書を渡して、いくつか会話をして、窓口の人がコンピュータに入力を終わったら写真撮影をして、レシートをくれます。
もちろん記述内容に間違いがないかよく確認して、OKならサンキューといって終わり。
中にはIDNYCの小冊子が入っています。
最初は話のネタに作るかなというぐらいの気持ちで調べだしたのですが、調べてみるとこれを持っている事による特典がとても沢山有ることが分かりました。
ニューヨーク市が持っているミュージアムや植物園、動物園などの年間会員に無料でなれるのです。
日本人ならニューヨーク観光で必ず行くし、興味のある人なら1日で回りきれなくて、2日、3日と何度も行く人が居るメトロポリタンミュージアムもその対象なのです。
もちろんMomaも!
ただIDNYCのカードを持っているだけで会員扱いという事は無くて、初めにメトロポリタンミュージアムなら、そこの年間会員の作成窓口に行って年間会員の申し込みをしたときにIDNYCを提示すればその年間会員の料金が免除されるという仕組みだそうです。
まあ、そういう手間は掛かりますが博物館好きで何回も行く人とか、季節ごとに植物園に行く人などはかなりお得な特典と思います。
いつもの事ですが、英語、スペイン語、中国語、ロシア語はあっても日本語はありません。
こんな感じで、カード表面のデザインはニューヨーク市の形をかたどったデザイン
ニューヨークに住んでこれから身分証明を取ろうと思ている人にとってはノンドライバーライセンスよりもこちらの方が料金も掛からないし、土日でも申請できるし、それほど待ち時間も掛からないので、こちらの方がお勧めだと思う。
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