アメリカ(特にニューヨーク)で生活するうえで制度的に必要なものと言えば
- パスポート&VISA
- Social Secrity Number
- 銀行口座
- クレジットカード
- IDカード
でしょうか・・・
最後のIDカードというのが日本と同じで大概の場合運転免許証がそれにあたります。
で、日本でもそうですが、運転をしない人が免許証などの証明書が必要な時・・
日本のレンタルビデオ屋さんなどではやはりパスポートとか健康保険証とかで代用しているようですが、こちらでもパスポートが最強の身分証明書には成るのですが、大きいし常に持ち歩くのに不便ですし、何よりも大切なのであまり持ち歩いていて無くしたりしては困ります。
日本ではそういう人の中で、乗りもしないのに、わざわざ原付の免許を取って証明に使っているという人も居るようですが、こちらでは免許センターが発行する”ノンドライバーズライセンス”というのが有るのです。
私もいずれは運転免許を取ろうと思っては居るのですが、それまでのつなぎでノンドライバーズライセンスを取ってみた。
ノンドライバーズライセンスは運転免許と同じDepartment of Motor Vehiclesという所が発行してくれます。
申請に必要なものは
- VISA付のパスポート
- Social Secrityカード
- 自分の住所宛に送付されてきた公共料金の郵便物
普通に就労ビザを取ってアメリカで働いている人は簡単にそろうと思いますが、SSNを取れない学生ビザや駐在員の奥さんみたいな人は別な物が申請に使えるので調べてみてください。
あとは事前にMV-44という申請書を書いて行けば便利です。
DMVのホームページからダウンロードできます。
この記事を参考にする人も居るだろうから申請書の書き方をちょこっとだけガイダンスすると・・・
Applying for は”ID”を選択。
Veteran Statusはチェックしない。
Voter Registrationは同時に選挙人登録するかという質問なので無視、またはNoにチェック。
Organ and Tissue Donationはけしてオルガンとちり紙の寄付じゃなくて、臓器提供のドナーに成るかって質問なので成って良いと思う人はYesと日付サインを。
その右はさらにそういう医療系の寄付を1ドルするかという質問。
Identification Informationは過去に仮免とかIDとか免許を持っていたかって質問なので初めて取るときは全部No。
あとは名前とか住所の欄なのでいつも通り埋めていく。
性別は男性がMで女性がF、身長をフィート+インチで記入するところが有るので、自分の身長を事前にGoogleなどでセンチから変換しておく。
目の色を書く欄が有るので日本人の場合は大概黒かブラウンか・・・たぶんBlackで訂正されることは無いと思う・・・
2枚目以降は仮免取る人とか未成年とかクレジットカードが本人のものじゃないときとかの記入なので、全部不要。
ここまで用意したら申請に必要な資料を忘れないように持っていざDMVへ!
って、調べてら一番近いDMVがうちから2ブロック先のビルだった。
33丁目と34丁目の間に有るHerald Square Officeに行く。
そんなところにそんなの有ったかなぁと思いながら行ってみると・・・
そうそう、確か工事中のビルだったし・・
なんか、このままいくと最後に「上を見ろ!」って書いてあって、上を見たら「バ~カ」って張り紙が有る雰囲気満々ですが
アメリカ人はそういう遊びを子供のころしなかったのかちゃんと入り口に到着して、貨物用エレベータで8階に上がります。
ちなみにHerald Square Officeは私が行った4月の後半で終了に成って、この後移転したみたいなのでこれを読んでいく人は場所をよく確認していきましょう。
私が事前に調べた限りでは、オフィスに到着したら申請書が整っている場合はそのまま写真撮影の列に並ぶのが良いと書いてあったのですが、ルールが変わったようで必ず最初にInformationの窓口に行って番号札をもらう所からスタートするようです。
壁の電光掲示板を見ていると呼び出し中の番号札とその窓口番号が表示されますので、それを見て自分の番号が出たら該当の窓口へ行くシステムみたい。
これは静かだし間違いも無いので良い方式です。
SocialSecurityOfficeも音の悪いマイクで呼び出ししないで、この方法にすれば良いのに・・・
で、ID申請の人はまず写真を撮るので写真撮影ができる窓口に一度呼び出されます。
書類を確認して申請に必要な資料を渡すと写真撮影されて、申請書と資料一式を返されて、もう一度呼ばれるまで待ちます。
しばらくしたらもう一度呼ばれて、有効期限は何年物にするかとか聞かれて、コンピュータに登録されて料金を支払って終わり。
最後に本物のカードが届くまでの仮のカードが渡されます。
みちろん一字一句間違いがないか確認。
昔はこのDMVの手続きに凄く時間が掛かって半日以上待たされたという事ですが、システムが変わったからか、すいすい進んで1時間ほどで終わりました。
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