ふとホテルでシャワーを浴びながら”そういえば最近湯船に浸かってないよなぁ”なんて思ったら無性に温泉か銭湯のような所に行きたくなった・・・
そして、まさかなぁと思いながら無い物は無いニューヨークだからもしかしたらと思って検索したら、なんと2箇所もスーパー銭湯のような施設が有ることを発見!
ネットの力とそれを検索するGoogleの力に感謝です。
1箇所はニュージャージの少し北のほうだから、車がないと行けない感じ・・
そしてもう1箇所は地下鉄で行ける上に最寄の駅から無料のシャトルバスで送迎しているという所。
なので、そちらに行ってみた。
Queens地区のフラッシングという場所に在るらしい・・・
「SpaCastle」というスパ。
こちらではspaというとたいがいはエステのようなところで、エステのプログラムの中でお湯に浸かったり、足湯に入ったりというのを指していて、日本人が想像するような温泉施設のスパでは無いことが多いのですが、このお店は韓国系の経営で、完全に日本のスーパー銭湯と同じ感じ・・・
なので、わざわざこんな時期に、わざわざアメリカで海水パンツを買ってから行ってみました。
まずは地下鉄の7ラインに乗って終点のMainStreet駅で降ります。
そのあたりはチャイナタウンの飛地のような場所だからと聞いていたので、まずは駅付近を散策。
確かにマンハッタンの中華街を越えるんじゃないかと思うぐらい、中国や韓国で溢れかえっています。
すべてが漢字です!
でも私には読めません。
折角なのでこの辺で中華系の美味しいランチでも食べていこうかと思っていたのですが、どこも混雑している上にお店は小さく、そして活気溢れすぎていて東洋人の顔だけど、英語も中国語も韓国語も流暢にしゃべれない私としては、完全にアウエィ感を感じまくり・・・
街を一周しただけで断念して、おとなしくシャトルバスに乗って現地へ向かうことに・・・
シャトルバスに乗って15分ぐらい・・・
閑静な住宅街を抜けて到着したのがこちら
以前は「in Spa World」という名前だったらしい・・
経営が変わったのかな?
エントランスで入場料(休日は$45.00)を支払うとこういう番号が書かれたキーがもらえます。
そして、その先すぐのところに「靴はここで脱いでね」と書かれています。
そう、靴を脱ぐという概念が無いアメリカ人は注意してないとどこでも靴のまま入ってしまいます。
そのためこの看板の横には人がいて、靴を脱がずに入っていった人には注意するようにしています。
そして、更衣室に入ってもまだ「靴は脱いでね!」と至る所に書いてあします。
脱いだ靴は日本と同じような下駄箱に入れます。
エントランスで受け取ったこのキーで下駄箱が開くのです。
エントランスは地下に在って、そこから更衣室に入って服を脱いだ先に、完全に日本と同じ感じの大きな浴槽がいくつもある、銭湯エリアになります。
ここは男女別に成っていてすっぽんぽんで入ります。
あ~、懐かしい感じ・・・
こういう湯船に「お~」って言いながら浸かりたかったのです。
タオルは使い放題。
お風呂から上がると、ユニフォームと呼ばれている館内着に着替えます。
この館内着も何度も取り替えてOKなのがまた良いです。
そして、そこから1フロア上に上がると、その先は男女一緒のフロア。
なので、1階より上は館内着か水着の着用が必須です。
1階には飲食するスペースの横にいろんなサウナが在ります。
入らなかったのですが、館内着のまま色んな温度に設定されたサウナに入れます。
館内着のままサウナに入って汗をかいたら地下に降りてお風呂に入って、また新しい館内着を着て出てくればよいという感じ・・
お昼ごはんを食べていないので、そこから2フロア上がってレストランへ。
ビーフ弁当というのを注文。
隣にちゃんとしたバーがあるのでビーフ弁当が出来上がるまでの間に、ビールでも買ってこようと行って注文するも・・
「ブルーのバンドを付けてない人には売らないよ~」と拒否される・・
質問するとエントランスでブルーのバンドを手に巻いてもらわないと駄目らしい・・・
う~ん、よく分からないがアメリカでは酒類の提供にかなりナーバスで年齢を確認できるものを見せろとかいうケースが多いので、受付で年齢確認をした証拠とか、またはお酒を飲むには追加のチャージを払って入場しないといけないのか・・・
たぶん、そんな事だろうとあきらめて水だけでビーフ弁当を頂く・・・
これがビーフ弁当!
美味しいけど、量が多い!
メインのおかずのビーフの所は、薄切り肉ながら吉野家の牛丼の並に乗っている牛肉の量で換算すると軽く4杯分は入っていただろう・・
肉の量多すぎ!
アメリカでは肉といえばこのぐらいの量にしなければみんな食べた気がしないのだろうけど・・・
やっぱりアメリカ人に吉野家の牛丼並みを食べさせてみたい・・
絶対何かの間違いだと思うだろう・・
最後に牛肉を残してご馳走様。
すぐにエントランスに戻って「I need blue band!」と言うと、はいはいと言ってすぐに手に巻いてくれた。
念のためパスポートとお財布の両方を持っていったのに何も必要なく・・・
そんなだったらバーでも人を見て売ってくれても良いのに・・
まあ、こちらでは完全に担当と責任の分業ですので、3階でお酒を売っている人は10歳ぐらいの子供でもバンドを持っていればお酒を売るし、どんなに老人でもバンドを持っていなかったら売らないという、そういう事なのだろう。
そして、色んなクエストをこなしてようやく買えたハイネケンのドラフトビール!
ビーフ弁当と一緒に飲みたかったぜ~
3階のテラスから下のスパエリアを見たところ。
反対側もこんな感じ
遠くの景色は完全に秋です。
お酒も飲めたし、2階に下りてスパゾーンで温水プールのような施設に入ってみます。
しかし・・・ちょっとぬるい。
たぶん温水プールののりで1時間でも遊んでいられるように、のぼせない程度の温度に成っているのでしょう。
寒かったので適当に切り上げて温水プールはおしまい。
こういう看板を見ながら、恨めしく2杯目のハイネケンを飲んで・・・
温まり直しに地下の銭湯に再度入って、着替えて帰りました。
帰りのシャトルバスが到着した場所から駅へ向かう途中で、すごい雰囲気のあるスーパーを発見!
中に入ってみると凄いのなんの・・
日本のものから韓国から中国まで、あの辺のエリアの商品で仕入れられるものは全て仕入れていますという感じ・・
日本のカップラーメンもあれば台湾の屋台で使ってそうな麺類まで色々取り揃えられてます。
なかには、こんなものも・・・
”めんぽう”って微妙に違うだろう・・
この”めんぽう”って誰をターゲットにして誰が作っていて、そして何処で製造されて、何故此処で売られているのか・・・
そう考えるととても楽しく成ってきます。
そして、こういう物も発見!
日本ではパックに入ったものは見かけますが、缶詰ってのは見たことが無い・・・
でも、3種類もありました・・・
SpaCastleは食べて飲んだら$80.00ぐらい掛かりますが、それでも一日遊べてリラックスして、何度もサウナや温泉に浸かって、帰りに中華街で火鍋でも食べて、最後に香港スーパーマーケットで色んな食材を買って帰ってくればとても楽しい休日を過ごせると思うなぁ・・・
また、お湯に浸かりたくなったら行ってみよう。
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