これもまた松戸の裏通り、さらに奥まったところにあるお店。
「毘」というお店です。
通りから奥まったところに有って、さらに外からはお店の中の様子がわからないというちょっと入り辛い環境のお店。
店内はこんな感じ。
黒板には今日のおすすめ料理とか・・
箸置きはかわいく折った箸袋でできています。
そこそこ若そうな男性と、同年代の女性の2人で営業されていました。
オーナーのご夫婦という感じでしたが、本当のところはどうなのかは不明。
でも、松戸は30代ぐらいの若い人が飲食店を経営(または雇われ店長とか)されているお店がぽつぽつ有って、なかなかいい感じです。
そういう人たちが居ないと今後の外食業界も心配になりますし。
赤ワインをボトルで頂いて・・
バーニャカウダ。
新鮮な野菜のシャキシャキ感はベストな感じで上手く処理されています。
ただ、ソースの方が味付けはいい感じながら、アンチョビがちょっと少なすぎる。
魚の香りのする塩気の効いたオリーブオイルで頂いている感じ。
ちょっと残念。
「貝の酒蒸し」と書いてあるメニューを頼んだらムール貝だった・・・
う~ん、日本人的には酒蒸しの貝と言えば、アサリかハマグリでしょう。
なのになぜムール貝?
いや、ムール貝の酒蒸しも嫌いじゃないけれど、なぜメニューにムール貝の酒蒸しと書いてない・・・
たぶん、冷凍だと思われるムール貝は身の大きな貝で、きっとコスト的にはその辺の安いアサリよりもかかってるかもしれない。
しかし、松戸あたりの日本人に、このムール貝の身の大きさが特別であることを気が付く人がどれほど居るだろうか?
最後にカルボナーラ
作り置きしてある合わせスープみたいなので仕上げているようで、研究されたいい感じの仕上がりになっている。
料理はどれも一工夫してあって、近くにあるチェーン店居酒屋のメニューとは一味違う感じだが、週3回以上飲みに行っているようなオヤジ達には無用な感じだし、かといって女子会で好まれるほどのオシャレな感じでもない。
結局どういう客層をターゲットにしているのかちょっと分からない。
店名もなぜ「毘」としたのか不明ですが、読み方もわかり辛ければ、検索もし辛い。
しかも「毘(び)」とでも書いておけばまだ親切なのに「毘(VI)」と書いてある。
こういうお店とは、お客様に覚えてもらってなんぼ、通ってもらってなんぼ、友達に紹介してもらってなんぼなのに、なぜそれをわざわざ拒むようなネーミングとアピールの仕方なんだろう。
昨年の夏ごろのオープンでまだ半年ぐらいしか経ってないみたいだけれど、この先特徴を出して常連客を沢山つかんで上手くやっていってほしい。
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