しばらく前に遅ればせながらUBERの事を書きましたが、その後にさらにUBERに関して素晴らしいサービスを体験したのでまとめておきます。
まずは、UBERというのもをよく知らないという日本の方はまず、以前の日記を読んでみてください。
で、とある休日、ちょっと電車やバスで行くには不便なところへいく用事があったので、いつものようにUBERを呼んで利用しました。
休日のお昼頃でマンハッタンは結構渋滞していて時間が掛かったのですが、それ以上にドライバーが変なルートを選んでしまい結果的に遠回りに成った上に、最後は側道に入って観光バスで渋滞している駐車場に入るルートに進んでしまったあげく、みうごき出来なそうだったのでドライバーに言って目的地の3ブロックぐらい手前で下りて歩いて目的地へ向かったのでした。
まあ、ドライバーがその場所に慣れていなかったというのはありますが、良くあるナビの指示通りに行ったらエライ目に遭ったっていう、ナビを利用していると良くある状況だったのです。
その時は、まあ仕方が無いかと思い、何とも思わなかったのです。
これがこちらの生活に慣れていないと「まあ、しょうがないか」なんて気に成らないのかもしれませんが、不思議にこちらの生活に慣れるとこんなもんかと思えるようになるものです。
で、いつも通りメールで領収書が送られてきて・・・
UBERのアプリは便利なのか余計なお世話なのか、一度乗車するとそのドライバーの評価を☆で評価してフィードバックしないとアプリを起動するたびにそのフィードバック画面が表示されるのです。
いつもは、このいちいちフィードバックを要求してくる画面が面倒くさくてウザイと思いながらも、まあ何も問題ないから☆は5にしておくかって位の感覚で☆をタップして消していたのですが、この時ばかりは「まあ、しょうがない」と思ってはいる物の、だからってそのまま☆5個にする気にも成れなかったので、☆を3つにしてコメント欄に慣れない英語のクレーム文章を一生懸命書いて、ドライバーが曲がる場所を間違えてだいぶ遠回りに成った上に、最後に駐車場のレーンに入ってしまい、目的地のずいぶん手前で下りる羽目になったっていう内容を送ったのです。
話はそれますが、たとえばこの”目的地の前で下りる羽目になった”って言えば、日本人ならそのニュアンスが分かると思うのですが、そのニュアンスをそのままネイティブなアメリカ人に伝わる英語ってどういう文章に成るんでしょうか?
最近こういった微妙なニュアンスを含んだ英語を上手く表現できたら良いのにとよく思います。
I got off three blocks far from destination it was to end up.かなぁ?
この英語がそういうニュアンスなのかも分からない・・
話は戻って、この英語でクレーム的な事を書く事も含めて、ちょっと躊躇したのですが、これもこちらの生活に慣れるため、言うべき事は言わないと、と思って送信したのでした。
そして、その後に、この様な遠回りになった分の料金を払い戻ししますって通知が来たのです。
このUBERというシステム、勿論会計の時にドライバーが走ったルートとか距離とか時間とか、全部がドライバー、乗客、それからUBERのセンター(たぶんそこがドライバーへの運賃の支払いなども管理している)で共有されているので、私が指摘した道を間違えて遠回りになった事、当初の目的地の手前で下りて歩く羽目になった事など、それらが克明に実証出来たから即座にその分を払い戻ししてくれたのでしょう。
そしてその後に新たなメールで「今回の問題は解決したのかどうか」の確認が来て、そのリンクを進むと・・
この様な画面に到着して・・・
もちろん、”はい”をクリックして終わり。
やっぱり急速に成長する新しいサービスってのは、ただ単にハイテクを駆使しているだけで無くきめ細やかに利用者の思っている事、感じている事をキャッチして対応するという柔軟性を備えているというのが感じられました。
そして、日本のように現状のタクシー会社との利権や許認可制度に縛られて、利用者も運転手もそして提供する会社も全てにWin-winになるような新しいサービスを認められない、そういうサービスを起こそうという芽を摘んでばかりいる日本の行政ってほんとクソと思う今日この頃です。
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