トニー賞候補にも成ったことで日本でもだいぶ話題になっているのではないかと思いますが、渡辺謙が王様を演じるブロードウエイミュージカルの「King And I」を見てきました。
場所はリンカーンセンター
オペラとかバレーとかに疎い私としては、初めてのリンカーンセンターです。
チケットは会社の知人が取ってくれました。
まだプレビューも始まる前の時期にチケットを取ったのですが、日曜の午後の部はもう2階席しか取れないぐらいの人気だそうです・・
ちなみにお値段は$152.00
演じられるのはリンカーンセンターのメインホールではなくVIVIAN BEAUMONT THEATERという横に有る小さい方のホール
2階席でしたが前から2列目ですし、会場が小さいのでかなり近い感じで見られました。
この後はミュージカル鑑賞に集中していたので写真は撮影せず・・
公式HPから動画と画像をどうぞ!
観てみた感想は・・・
まず今時の有名ミュージカルと違って劇場が小さいですので舞台装置とかがかなり質素です。
今時は舞台装置に液晶スクリーンやブロジェクションマッピングなんかも使ってどんどん舞台が展開していくのが多い中、ほとんど舞台装置に変化はなく、終始お城の一室みたいな感じで進みます。
ストーリーは映画に忠実に演じられているらしいですが、個人的には終盤少し間延びする感じも有り・・・
でも、アメリカ人にとってはアジアンテイストがたくさん盛り込まれていて良いのかもしれません。
気になる渡辺謙の演技ですが・・・
まず英語から・・
ミュージカルがスタートする前はミュージカルの評論などで、英語でセリフや歌が出来るのかと心配の声も有ったらしいですが、その辺の問題はほぼ無し。
ジョークなどは中途半端な我々には分からなくとも現地のアメリカ人にはドッカンドッカン受けていました。
確かに発音は主演女優のKelli O’Haraさんに比べたら全然訛っていてペラペラという感じではありませんが、設定がタイのとある国の王様という事で、英語が訛っている事は設定の中なので問題なしと思います。
ミュージカルなので、どうしても歌も出てきますが、流石に渡辺謙さんはミュージカル俳優ではないので、頑張ってはいるものの歌には若干物足りなさを感じます。
さすがに主演女優のKelli O’Haraさんは歌も踊りもセリフも完璧でとっても素敵な演技でした。
設定上王様は世間知らずで少しひょうきんな所があるという感じなのでその点で渡辺謙の外見や演技が素直に受け入れられて良いのだと思います。
最後にはアメリカ人もスタンディングオベーションで大絶賛。
トニー賞候補になるのもまんざらではないという感じでした。
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