また、ニューヨークらしいブログネタということで書いてみます。
女神を見に行ってきた。
あんまり魅力は感じなかったんだけど、そろそろ観光に行くところも尽きてきたので話のネタに行ってみた。
自由の女神と言えばニューヨークの象徴のようだけど、実は自由の女神が有る島は州としてはニュージャージ州に有るのです。
よく浦安に有りながら東京ディズニーランドというのと同じだと例えられます。
自由の女神へはフェリーに乗って船で渡らなければ成らないのですが、じつはマンハッタン島の南の方からのフェリー乗り場とは別にニュージャージ側にもフェリー乗り場が有って、そこからも行けるらしいです。
ということで、ニュージャージに住んでいながら地下鉄でニューヨークへ渡って、そこからまたニュージャージの自由の女神に戻ってくると言うのもばからしいし、何よりフェリー乗り場はニュージャージ側の方が空いているというので、今回はニュージャージを出ないで自由の女神へ行く事にした。
まずはライトレールに乗って「リバティーステートパーク」という駅で降りる。
丁度自由の女神の有る島の対岸側に「自由の女神公園」という感じでパークが有るのです。
で、そのパークが有るためにフェリー乗り場とライトレールの駅とは結構離れています。
駅からは同じくNJトレインのピストンバスが運行されているみたいですが、折角なので公園の中を散歩しながらフェリー乗り場に行こうと思ったら・・・
パークと言っても日本人が想像するような公園ではなく・・・
立ち入り禁止の自然保護区でした・・・
おかげで暑い中20分ぐらい歩いてフェリー乗り場へ。
写真がニュージャージからのフェリー乗り場の建物。
どうやら昔はここから鉄道が出ていたらしく、昔の駅舎をそのまま使ってました。
結構風情のある建物でした。
今でも列車のホームは存在します。
で大人13ドルでチケットを買う・・・
しまった、このチケットはONE WAYなのか聞くのを忘れた・・・
と思ってたら後から来たおばちゃんがインフォメーションで色々聞いているのを横から盗み聞き・・・
どうやら往復チケットで、帰りはニューヨーク側に渡っても良いらしい・・・
で、飛行機に乗るとき並のセキュリティーチェックを受けて、乗船する。
ニュージャージ側から乗った場合は、最初にエリス島に到着します。
ニューヨーク側からの場合は往路は自由の女神直行で復路でエリス島に立ち寄るらしいです。
エリス島というのは昔の移民局が有った島らしく、そこの入国管理局の建物がそのまま、ミュージアムになってました。
でも、移民とか奴隷とかそういうのにほど遠い日本人としてはあんまり感じる物は無く・・・
島自体も他に何も無い感じで退屈したので、すぐに次のフェリーで自由の女神へ!
エリス島からのフェリーは自由の女神像の前を横切って船着場に到着しますので、タイミングを見計らってフェリーから女神の正面ポーズを撮影。
島に到着するやいなや・・・
お腹が空いていたし、エリス島ではお店も無かったので、女神様にお目に掛かる前にチーズバーガーで腹ごしらえ・・・
天気が良かったので日陰のテラスで頂きました。
ちなみにフェリーの乗船券は最初の一度だけ確認されるだけで、エリス島を出るときも自由の女神を出るときもチェックはされないので、エリス島との往復だけであれば何度も乗船できます。
そして歩いて自由の女神を見にいきます。
小さな島なのですぐに一週出来る感じです。
一週出来るので当然後ろ姿も見れたりして・・・
この女神様が立っている下の台座の部分がミュージアムに成っていて、フェリーの乗船券を見せると誰でも入れます。
そこからさらに上の王冠の部分まで上ることも出来るのですが、そちらは事前予約の上特別なチケットを持っていないと行けないらしいです。
ミュージアムのエントランスには初代のトーチが有ります。
老朽化のためか現在の物に交換されたみたいです。
実物大の顔が有ったり・・・・
女神と言うよりはおっさん顔じゃん!
その他、実物大の足とか
建築時の様子とか
最初のデザインイメージ画とかが見られます。
初期のイメージ図はずんぐりした感じだし・・・
さらに上げている手も逆だし・・・・
展示スペースを過ぎると細い階段をえっちらおっちら上って台座の展望スペースへ行けます。
上からの眺め!
結構景色が良いです!
マンハッタン島の南端とその先にはブルックリンブリッジが見えます。
台座から女神様を見上げると・・・・
腹が出ていて見えません・・・
意外と外には観光客が居るのに、ミュージアムと台座の展望スペースは人が居ません。
おかげで展望スペースへの細い階段で迷子になりそうに成ってしまった・・
みんな女神を眺めれば満足でミュージアムには興味無いのか、それとも入り方が分からないのか・・・
そう、ミュージアムへの入り口は女神のおしりの方から厳重なセキュリティーチェックのテントを通過して入らなければ成らないのです。
下の白いテントがセキュリティーチェックの場所。
最初わからなくてうろうろ・・・
しかも、チケットを別に買わなければ成らないのか分からなくて、入り口のおねぃちゃんに止められてようやく乗船券を見せれば良いと理解し何とか入れたのでした・・・
台座の展望台から先はさらに細い螺旋階段を何百段も上ってようやく王冠まで行けるらしい・・・
へ~、ほ~と思いながらミュージアムから出てくると、カメラを持った現地人らしい人が「えくすきゅーずみ~」と来ましたがな・・・
「今あんたが出てきたあそこにはどうやって入るの?」
と言われたので、セキュリティーチェックのテントを指さして
「あそこが入り口で、そこのセキュリティーチェックを通って入るのさ!」
と教えてあげました・・・
センキュ~と言って立ち去りかけて再度・・・
「何か別なチケットは要るの?」と聞かれたので
「ボーディングチケット持ってるよね?それを入り口のおねぃさんに見せればOKだよ」
と、さっき自力で苦労してパスしたクエストの答えを教えてあげました・・・
まあ、自由の女神はそれほどたいした物でもなく・・・
個人的には牛久大仏の方が感動は大きかったような・・・
それほどがっかりという感じではなかったですが、まあこんな物かと言う感じ。
帰りのフェリーはニューヨーク側へ向かう船は長蛇の列。
船を2~3隻見送らなければ乗れない状態。
一方ニュージャージ側へはそれほど列も長くないので、しばらく待てば次のフェリーで帰路につくことが出来ました。
やっぱニュージャージャーの勝ちですな!
帰りはフェリーが遅れてピストンバスが出た直後だったので、またライトレールの駅まで徒歩で向かって、また路面電車に乗って帰ってきました。
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