お昼ごはんの帰り道、ふと目を向けると新しいお店で行列が出来ているお店を発見。
とりあえず店名だけ見て、帰ってからネットで検索・・・
どうやら今年の9月に出来たばかりのお店で、行列のラーメン店チェーンのつじ田と、これまた行列の天丼店の金子半之助がコラボして作ったどんぶり専門店であることが判明。
「つじ半」というお店
メニューはひとつだけぜいたく丼980円のみ。
ココもまたメニューがひとつだけのお店です。
金子半之助が二匹目のドジョウを狙う店ですから、行列は必至です。
11時過ぎに行こうと思ったのに少し出遅れました。
11時20分に到着するも既に15人ぐらいの行列・・・
そんなに待たないだろうと思い、行列に並ぶことに・・・
しかし、この行列が進まない進まない・・
結局30分ぐらいは待ったでしょうか・・・
店内に通されると、客席は12席のみ、カウンターオンリーです。
これでは、なかなか進まないはずです。
入店しても注文など一切聞かれることはありません。
なぜなら「ぜいたく丼」一種類のみだからです。
食べログの過去レビューを見ると、ご飯の量のみ注文できるとありましたが私が訪れたときには、それも受け付けていない様子で、入店した人の分だけ無条件に同じどんぶりを黙々と準備されていました。
これがその「ぜいたく丼」980円
爆弾というか、なめろう風というか、そういうお刺身が乗ったどんぶりに4切れの胡麻ダレに和えた鯛の刺身です。
黄身醤油とガリが付いてきます。
どんぶりのアップです。
海鮮は鮪や烏賊、ハマチのぶつ切りに小海老やホッキ貝、ホタテに数の子、それにイクラが和えてある感じです。
実は行列に並びながら失敗したかなと後悔していました。
なぜなら、たかがなめろう風の海鮮が盛られたどんぶりに並んで食べるほどの価値があるのかと半信半疑でした。
ブツを混ぜるという事は海鮮丼にしてはB級かC級です。
切り身で勝負できない理由があるのでしょう。
それは、材料のレベルのせいか、又は調理の簡単さなのか・・
いずれにしても、”贅沢”と修飾するには正反対の邪道な海鮮丼だと思うからです。
でも、実際食べてみると、それほど悪い感じはしませんでした。
よく炒ってある香り高いゴマをふんだんにのせたご飯に、そこそこ新鮮なネタをブツにして和えてあるために、味的には有りだなという感じ。
食べ方の解説の通り、鯛の刺身を2切れ残して、ご飯と出汁をもらいました。
柚子をすって香り付けしてくれるあたりも手が込んでいます。
鯛茶漬けも美味しく頂きました。
食べてみた感想としては・・・
待ち時間15分以内なら食べる価値アリかなという感じ。
30分以上待って食べる価値は無いなと思いました。
待ち時間もコストのうちだと思います。
30分も待つのなら1,500円出して待たずに食べられる同レベルの海鮮丼はいくらでも存在しますので、そちらの方がC/Pが優れていると言えると思います。
もともと回転が遅い上に、先に入ったのが若者や女性同士の4人組ぐらいだと、全員食べ終わるまで待っていて出てきたりするので、さらに待ち時間が長くなります。
行列のお店で(とくにカウンターオンリーのお店などは)グループで一緒に入店しても、食べ終わった人から順に退店して無駄に席を占領しないように気遣いするのが、行列のマナーだと思うのですが、若者や女性はそういう事に慣れていないようなので、なかなかそうも行かないようです。
そういう要素で行列の進み具合にばらつきは有るでしょうが、おおむね待ち行列が7~8人ぐらいなら15分程度ではないかと思いますので、そのぐらいなら並んで食べる価値アリ。
10人以上なら並んでまで食べる価値無し。
というのが私が考えたこのお店の損益分岐ポイントです。
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