「日本一のカキフライ定食」という看板を見かけて行ってみた。
「厚岸」という居酒屋さん。
お店の前に「日本一のカキフライ定食」という看板があって・・・
はて、この辺に有った居酒屋さんがカキフライ定食でも始めたのかと思って入店すると・・・
なんと「牡蠣酒場」という冠で、牡蠣をメインにした北海道食材を売りにする居酒屋さんのようです。
向こう流で言うならばオイスターバーというところでしょうか・・・
ほ~ほ~ほ~と期待して入って行くと・・・・
なんとランチタイムはカキフライ定食のみのメニュー・・・
その他の焼き魚定食やハンバーグ定食などは一切ありません。
メニューは一つだけという潔い営業方針のお店をまた見つけました。
でも、カキフライは嫌いな人も少なくないので、普通の居酒屋のランチだと思って入ったらびっくりというサラリーマンのランチ仲間も居るのではないでしょうか?
当然私は日本一のカキフライを食べに来たわけですから、カキフライ定食で決まりです!
注文したら食べ方を書いたプレートを見せてくれました・・・
一つ目は牡蠣塩で二つ目以降はタルタルやソースで、その後はお好みで・・・
う~ん!
最初に塩で味わってほしいというのは分かるが、その後のくだりはひつまぶしのパクリでしょうけれど余計かな・・・
最後に出汁を掛けてって言わないだけましか・・・
厨房では牡蠣をどんどん揚げています。
そう・・・一品メニューの良いところは、お客さんが来る限りどんどん同じものを作り続ければ良いだけというメリットがあります。
仕入れだってシンプルで良いです。
無駄が出ない分をその他のサービスにまわせます。
これが成り立つお店はプラスのスパイラルで良いこと尽くめでしょうね。
でも不思議なことに店員さんがオーダーを通すときには必ず「カキフライ定食三丁!」というように言っていました。
メニューは一つしか無いので「三丁頂きましたぁ~」とかで良いのではと思いましたが・・・
もしかして裏メニューで「牡蠣8個の大盛り定食」とか有るのかしら・・・
そうこうしながら待つこと数分・・・
到着したカキフライ定食(1,000円)
まずは味噌汁を一口頂きます・・・
う~ん、完全にやられました・・・
厚岸産のブランドアサリで作られた味噌汁は、貝のダシが出ていて美味しいです!
味噌もあまりからくない味噌でよくマッチしています。
箸で探れば、スーパーなら「ハマグリ」という名称で売っていてもおかしくないぐらいの、大ぶりのアサリがゴロゴロ入ってます。
あ~旨い!
しかも、この味噌汁お代わり自由だってか!
この味噌汁とご飯と漬物だけでお昼ご飯出来ます。
味噌汁で完全に打ちのめされた後に、牡蠣を食べてみます・・・
最初は牡蠣塩で・・・
旨い!
牡蠣の味が濃厚です。
海の香りという感じでもなく・・・
どちらかというと、ミルクと上品なカマンベールチーズを同時に口に入れたときのような・・・
今まで食べていたカキフライでは味わったことが無い芳醇な感じがします。
確かにこんなカキフライは食べたことが無い気がします。
タルタルやウスターソースでも食べて見ましたが、やはり塩で頂くのが牡蠣の美味しさが一番分かります。
うん、「日本一のカキフライ」私はまんざら嘘じゃないと思いました。
やはり人気なのか11時50分には地下へ降りる階段の上まで行列が出来ていました。
こりゃ~ぜひ夜にも行って生牡蠣を頂きたい!
帰ってきて調べたらこのお店今月の初めに出来たばかりのお店らしい・・・
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