東大赤門のすぐそばにある蕎麦屋さん
「巴屋」
何度も前を通った事が有るのだけれどあんまり入ろうとは思わなかったお店。
外観はこんな感じで、昔ながらのお蕎麦屋さんながら入っても美味しいものが無さそうな雰囲気だったからです。
でも、そろそろランチブログで行っていないお店が尽きてきて、じゃあのお店に行ってみるかと・・
一応前を通るたびに外にある日替わり定食の看板はチェックしていた・・・
この日は梅おろしにしめじご飯と湯葉と小松菜のおひたし。
このお湯を沸かす装置なんかは昔よく見かけましたが、最近ではほとんど見かけない。
しかし、食べてみてびっくり。
この梅おろし蕎麦の梅はとても美味しい梅干し。
たぶんデパートとかで1箱4千円ぐらいはする品物と思われる。
逆にお客としては、たかが梅おろし蕎麦にそんなにいい梅使わなくてもって思うぐらい。
そしてふと目を小鉢に移すと・・・
湯葉って生湯葉じゃないですか!
味も上品な味付けで美味しいです。
でも、これも逆に客としては、こんな小鉢ごときに生湯葉まで使わなくてもって思うぐらい。
梅干しだって生湯葉だって、どのぐらいのお客さんがその違いが分かるでしょうか?
東大生かどうかは不明ながら東大の赤門前の蕎麦屋さんの七夕の短冊に「鰻と穴子の違いが分かる男になりたい」って書くぐらいだから、安かろう悪かろうの食べ物ばかり食べてお客の舌だって馬鹿になってるのだから・・・
だから、その辺のお店は梅おろし蕎麦を出すにしても、安くてショッパイ梅干しを使って「湯葉と小松菜のおひたし」って言っても乾燥湯葉を使ったりして手を抜くようになったのです。
まあ、お客の方がそれでも安ければ良いって方を選ぶようになったからなんでしょうが・・
そんな時代にでも頑なにそういったところをごまかさない、このお店のやり方には賛同です。
蕎麦はたぶん手打ちではなくて製麺所からの仕入れで、それほど美味しいって言うほどではないけれど、こういう細かい所をしっかりしている食べ物屋さんは信頼できますし、常連になって通っても良いと思えるお店です。
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