近場のランチ時に営業している寿司屋さんで、ちょっと入り辛い雰囲気をもつお店にあえて行ってみた。
「すず木(すヾ木)」というお店。
何が入り難いって・・
この界隈でランチ営業しているお店はたいがいお店の前にどういうメニューがあってどのぐらいのお値段かってのが分かるようにしてあるのが普通です。
お寿司屋さんだって、ランチメニューの握り1人前○,○○○円って見てから入ります。
しかし、このお店・・・
何度も通るたびに確認しているのだが、確かに暖簾は出ているもののそういったものが一切ない。
その時点で何か、お店側がお客さんを選んでいるというか、値段とメニューを高いとか安いとか見てから入るようなお客なら来なくて良いよって・・・
確かに、店に入って座ってから「お得なランチ握りは1人前4千円からです」とか言われたらと思うとなかなかスリリングですよね。
12時を過ぎているというのに店内のカウンターには2組で3人だけのお客さん。
4人目のお客としてカウンターに通されます。
ちなみにこのお店は12時からの営業。
この時点でも店内にランチメニューとかの表示は一切なし。
女性の店員さんがお茶を持ってきて置いていきます。
この時点でも、メニューを持ってくるとか、お昼は握りがいくらでちらしがいくらといった案内は無い。
う~ん、もう少し待てばさっきの店員さんがメニューとか持ってくるのかしらと思いながら内心オドオド・・
カウンターには氷で冷やすネタケースがあります。
これって電気式の冷蔵庫に比べて乾燥が防げるって事で、お寿司の高級店にはよくありますよね。
その向こうに寡黙そうな板前さんがモクモクと前の3人のお客さんのお寿司を握っては出し・・・
素晴らしいのは「カウンター席は禁煙とさせていただきます」って張り紙。
素晴らしい!
寿司屋のカウンターに座るような日本人はゲスな奴が多いので、「何で煙草が吸えないんだ」って文句を言う輩も少なくなさそうだけど、繊細なネタとシャリの味わいを楽しんでほしいんだよという店主の思いというか主義が感じられます。
そうこうしてドギマギしているうちに、ようやく頑固そうな板前さんが「どうしますか?」って聞いてくれた。
雰囲気から察するにシャリも上品そうだから握り1人前だとちょっと満足しなさそうな気がしたので握り1.5人前でやってくれとだけ伝える。
この時点でもお値段が分からないので、2千円と言われようと4千円と言われようとどちらでも良いやと思いながら・・・
そうするとようやく、握りは1人前で1,800円と2,500円があるので、1.5人前ならその1.5倍になりますが、どちらにしますかと聞かれる。
やっとお値段が分かりました。
う~ん・・かなり悩みましたが1,800円の握りを1.5人前にしてもらいます。
貝ひもと鯵かな?
この貝類2貫と烏賊と鯵の4貫が通常の1人前にプラスされたみたいです。
1.5人前にしなければ玉子を含めて7巻と鉄火巻き1本という構成みたいです。
それぞれのネタはとても新鮮で味が有り、1貫口に運ぶたびに心の中で「旨い!」って叫んでました。
いや、それほど美味しかったです。
本郷三丁目界隈だと間違いなくトップクラスのネタです。
本郷三丁目で美味しいお寿司を食べたいときにはこの店を選んで失敗はないです。
今度は2,500円の握りで1.5人前頼もうかな・・
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