こちらでは、(特にこの辺がさらに高いのかもしれませんが)クリーニングの相場としてはワイシャツが1枚500円ぐらいです。
これ、普通に考えると高いですよね。
もし、日本の生活で急にクリーニングの値段がこんなに高くなったらと思うとぞっとします。
でも、よく考えるとこれは悪いことではないように思います。
何故なら、今日本で一般的な安いクリーニングというのは、クリーニングそのものを集中して行う工場に一手に集めて、そこで大量に処理することで値段を安くしています。
そのおかげで、昔ながらの店舗の奥にランドリーマシンがありアイロンやプレスする機械があってお店の人が一つ一つ丁寧にアイロン掛けしているような時間と手間のかかるクリーニング屋さんは商売することが出来なくなり潰れて行きました。
誰がいつから考えたのでしょうか?
クリーニングを工場に集中することでひとつずつの単価を下げるという方法を。
経済学的に考えれば誰だってそうやって単価を下げることは可能だって分かります。
今まで100着のクリーニングをやって10万円の収益を出していたのを、1着あたりの単価を半額にしたって400着のクリーニングをすれば12万円の収益を出せるでしょう。
ではなぜアメリカではそうならないのか・・・
私なりの考察では「そんな事したって誰も幸せに成れない」って分かっているからじゃないかと思います。
何故なら、前述の100着のクリーニングをやっていたお店が値下げをして400着のクリーニングをするように成ったなら、同じ地域の他の3点のクリーニング屋さんが廃業させられているからです。
その昔、世界が100人の街だったらって(そんな感じの)例えが流行りました。
それに習うなら・・
日本が100人の街だったら・・・
貴方がワイシャツ100円のクリーニング屋さんを使うことで3軒のクリーニング屋さんが倒産しました。
(クリーニングの工場で働くのは賃金の安い外国人労働者だけになりました)
貴方がスーパーの豆腐を50円で買うことで、4軒のお豆腐屋さんが倒産し、2軒の大豆農家が倒産しました。
(日本で食べられるのは遺伝子組み換えされた中国産の大豆だけに成りました)
貴方が30円安い牛丼を食べることで、3軒のたまねぎ農家と2軒の米農家が廃業しました。
(味を出すために使われている添加剤は原材料不明な中国産、たまねぎは日本で使用禁止の化学肥料と農薬を使って育てた外国産です)
日本の中の失業者率が40人(40%)に達しました。
貴方の会社の売り上げも60%に落ち込みました。
貴方の会社もそれに従って40%の人員削減に迫られてます。
貴方が○○円安い△△を買うことで××で□□な物が無くなって行きます。
此処まで読めば誰だって分かりますよね・・
××で□□なものが無くなって行く・・・
安全でおいしい物
新鮮で体に良いもの
自分の家の収入
息子が大きくなったときの就職先
孫が生活する日本というすばらしい国
え?もしかしてそうなの?
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