ロンドンの地下鉄についてです。
ちなみに地下鉄の事はアメリカではsubwayですが、ロンドンでsubwayというと地下道の事をさすので、ロンドンでは地下鉄の事をundergroundと言います。
またTubeとも呼ばれます。
写真を見ると分かるのですが、地下鉄のトンネルが工法の為か丸いのでそう呼ばれるのだそうです。
出口もアメリカではEXITですが、ロンドンではWayoutと書かれています。
地下鉄のマークは赤い丸にundergroundの表記で統一されていて、さらに駅名の表示は、赤い丸の中に駅名を記載するように成っています。
ちょっと愛嬌があって可愛い感じ・・・
そして今は地下鉄とバスが共通で使えるOysterCardというのが普及しています。
日本のSuicaとかPASUMOと同じで非接触型のICカードです。
メディア料金(デポジット)が£3.00だか5.00でお金をチャージして使います。
ニューヨークのメトロカードはしょっちゅうバカに成って高額のチャージは出来ませんが、こちらのはICカードだし、ちょっと信用出来そうです。
我々は地下鉄の移動が多そうなので7日間有効のゾーン1~2の乗り放題を購入。
自動改札はこんな感じ・・
上の黄色いところにOysterカードをタッチすると通れます。
ニューヨークと違うのは均一料金でない事。
なので出札するときにも同じくタッチします。
まあ、日本と同じなのですが、なぜか出るときにはタッチしなくて良い錯覚に陥ります。
料金はゾーンというエリアが設定されていて、ゾーン内の移動が日本で言う初乗り料金みたいな感じ、それで隣のゾーンまで乗ると料金が一ランクアップするというもの。
地下鉄のホームはこんな感じ・・・
地下通路は結構狭かったりくねくねホームまで遠かったりしますが、ニューヨークみたいに小便臭かったり物騒だったりはしないので快適です。
トンネルの穴が小さいのでパンタグラフはありません。
日本の丸ノ内線や銀座線と同じ感じ?
そして、なんと・・・
電車までトンネルの穴に合わせて丸いのです!
車内はこんな感じ・・・
かなりちっちゃな車両です。
そして驚くのがこの扉・・
車体がまあるく成っているのにあわせて扉も上部が内側に入り込んでいます。
これがあるので、扉ぎりぎりに乗っていると背の高い人はドアに頭だけ挟まれるらしい・・・
ニューヨークと違って車内も綺麗です。
椅子もニューヨークのように汚れたり落書きされたりしても良いように、プラスチックで出来ていたりと言う事も無く。
日本の列車と同じでクッションの入った布製です。
ダイヤが有ってそれに正確に運行しているかどうかは分からなかったですが、3本先までの電車がドコ行きで何分後に来るかの表示があるので、ニューヨークのようにいつ来るのか分からないと言う事もありません。
でもやっぱり幾分いい加減なところがあって・・・
その表示もこの様に壊れている場合も有り。
やっぱどの国も日本ほどきちんとしている国は他には有りません。
最後に地下鉄と同じチケットで乗れるDLRというのに乗ったのでご紹介。
日本でいうところのゆりかもめみたいな奴だそうで・・・
運転手無しの無人運行で動きます。
主に地上を走っているからか、こいつだけは車体が丸くなかったです。
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