この写真はニューヨークのパストレインのワールドトレードセンター駅から地上に出るところのエスカレータ。
よく見ると分かるのですが、歩く人の為に左側をあけるのが習慣のようですね。
ちなみに、これは日本の関西圏と同じ、そして関東圏と逆になります。
なので、いつもニューヨークへ行くとついつい左側に立ってしまい、気が付いて右に寄っています。
そういえば25年前、東京に引っ越してきたばかりの頃、会社の同期の人に「ねえねえ、関西の人ってエスカレータとか動く歩道でも歩くんでしょ?」と、さも不思議な人種を見るかのように珍しがられたものでした。
その頃は関西では自動改札が普及してから10年ぐらい経過していると言うのに、関東では私鉄も地下鉄もまだ人の改札だった頃です。
人の往来は日本一なのに、人力の改札は2個しか無く電車が到着すると改札を出るのに渋滞が起こって、改札を出るだけで3分ぐらいの行列でした。
私はなんて効率の悪い町なんだろうって思いました。
それから15年ほど経ってようやく関東地方でも自動改札が普及し、エスカレータや動く歩道でも立ち止まる人が歩く人の為に片側をあける様になり、そして半分ほどの人が右側を歩いて上るというのが定着したと記憶しています。
沢山の人が居てみんなで限られた設備を効率よく使うという事を考えれば自然な事だと思うんですが、なぜかそういう事に関東は15年も遅れて発展したんですね。
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