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日本のiphoneをアメリカで使う

日本から持ってきたSoftbankのiphoneをSIMロック解除して見事アメリカのプリペイドSIMで使用できるようになったのは前回書いた通りですが、いざ使ってみるとなんか違う・・・

こちらの人たちはみんな「OpenTable」というアプリとかで、レストランを探して、口コミをチェックして、そのまま予約をしてお店に行くというとっても便利なアプリを使っていたりする。

でも、私のiphoneでアプリを検索しても「OpenTableJP」とかいう日本向けの”使えない”と評判のアプリしか見つからない・・

iphoneの設定を英語にしてみたり、iTunesを英語でインストールしてみたりしたけれど、ぜんぜんダメ・・

で、調べてみるとiTunesはアカウントを登録した地域に従ってアプリや音楽を購入したりダウンロードしたりできるように制限されているらしい・・・
なるほど、DVDにもリージョンコードというのが有って例えばハリウッド映画などは先行してアメリカで上映されていて、日本で公開される前にアメリカでDVD販売が開始されるような場合もあり、例えばそれをAmazonの通販などで買えば日本で封切される前に、しかもかなり安い値段でDVDを購入して見られるわけで(当然字幕や吹き替えは無いでしょうが)、そういう事がまかり通ってしまうと、日本の映画業界としてはありがたくないわけで・・・
で、DVDという規格を作るときにDVDプレーヤーのリージョンコードと再生しようとするDVDのリージョンコードが一致していないと再生できないというルールを組み込んだわけです。

たぶん考え方はそれと同じなんでしょう。
日本のアカウントではアメリカ向けのアプリや音楽は購入やダウンロード出来ないわけです。

で、さらに調べると・・
解決には2個目のiTunesのアカウントを登録すれば良いという事。
今のアカウントを登録しなおしてアメリカの属性にしてしまうと、これまで日本で購入したアプリのアップデートが出来なくなったり、購入済みの音楽や映画が再生できなくなったりするので、アカウントを切り替える方法が良いようです。

で、2個目のアカウントを登録するには・・
当然今のアカウントに登録してあるメルアドとは違うメールアドレスが必要ですが、それは何とかするとして・・
新しいアカウントを登録するには決済情報を登録しなければなりません。
私はやっていないのでなんとも言えませんが、その際に日本で発行されたクレジットカードではアメリカのアカウントが作れないかもしれませんし、そもそも、今日本のアカウント用に登録してあるクレジットカードと同一のカード番号ではダメかもしれません。

そこで、一番手っ取り早くて確実なiTunesのプリペイドカードを使用して登録することに。

コンビニでiTunesの一番安いプリペイドを買ってきて・・
IMG_4681

iTunesを一旦サインアウトして新しいアカウントを作成。
簡単に作成できました。
(住所の入力には今滞在しているホテルの住所を入力しました、特にアップルから何か郵送されてくるわけでも無いのでたぶんアメリカの有効な住所なら何処でも大丈夫と思います)

日本のアプリを探したりアップデートするには日本のアカウントでサインインして、アメリカのアプリや音楽を購入するなら新しいアカウントでサインインすればOKです。

iphone本体では設定からiTunes&AppStoreでAppleIDを切り替えて使えばOKです。

ちなみにダウンロード完了しているアプリや音楽はどちらのiTunesで購入ダウンロードしたものでも再生、使用はOKな様ですが、アプリのアップデートなどは今サインインしているアカウントの方だけが対象になりますので、定期的に両方のアカウントにサインインしてアップデートを確認する必要があるようです。

ちなみに、日本でこの方法を取りたい場合は日本で販売されているiTunesのプリペイドカードではアメリカ属性のアカウントは作れないらしいのでご注意ください。
iTunesのプリペイドカードはそれこそ販売されている国のiTunesと紐つけられているらしいです。
逆に言えば台湾で売られているiTunesのプリペイドカード、オーストラリアで売られているカード、ブラジルで売られているカード、など各国それぞれのカードを入手できたら、世界各国のiTunesアカウントが作成可能で、現地でしか購入できない音楽や映画を聴いたり見たり出来るわけですね・・










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