前回記事で「何てこった~」で終わってしまったので、何とか他に方法は無いかと考えてAndroidの他にもう一台iphoneの4Sを持ってきている方で対応してみた。
持ってきているのはSoftbank版のiphone4S、もちろんSIMロックされています。
DocomoのSIMロック解除サービスもiphoneは対象外なので、日本でau、softbank、docomoで普通に購入したiphoneはこれと同じ方法でなければ海外のSIMで使えないみたいです。
まずは、参考にしたのがこちらのページ。
要するに”下駄”と呼ばれるSIMと携帯本体の間に挟まって、(たとえば)AT&TのSIMカードを、あたかも「僕はSoftbankのSIMだからね!」と嘘をつかせて携帯に”このSIMはうちのSIMだ”と勘違いさせるという理論。
いろいろ調べると参考にしたページと同じGerveyという下駄が一番実績があって信頼できそうなのだけれど、本家アメリカのamazonで検索すると、どれも発送元が台湾などに成っていて航空便で送られてくるらしい・・
う~ん、今から国際郵便で届けられたらもう帰国の時期になってしまう・・
ということで、なんとかアメリカ内で売っているところは無いかと探したら、ちょっと機種は違うけどipshone4Sにも使える”R-SIM9PRO”というのが西海岸のカリフォルニアのショップから発送できるというのを発見。
あわせてAT&TのプリペイドSIMもamazonで購入。
マイクロSIMとナノSIM
なぜ2個購入したかというと、当然iphone4SはマイクロSIMなのですが、どうもR-SIM9PROはiphone5Sにも対応しているらしく、詳しく見てみたらiphone4Sに挿入するときもナノSIMを使う様にできているようだというのがamazonでオーダーした後に分かったために、追加でナノSIMも買ったのだ・・
まあ、マイクロSIMが余れば次回渡米時にAndroidの方をSIMフリーにしておけば、このマイクロSIMが使えるというものだ!
そしてこれがR-SIM9PROの付属品
iphone5Sとiphone5Cのトレイとiphone4Sで使用するトレイと下駄の基盤とトレイをエジェクトするときのピンがセットになっている。
これがiphone4S用のトレイに基盤をセットしたところ。
このトレイの基盤の上にナノSIMを乗せてipshonにセットするという事。
しかし端っこに見える米粒ほどの小さなICの中にプログラムが組み込まれていてセットアップから動作までをするのだと思うと、もの凄い事だと思う。
R-SIM9PROは初期設定用のダミーSIMなどは無く最初に挿入したときに自動的にセットアップされる・・
参考のページとR-SIM9PROの公式HPを参考にしながら初期設定を完了。
一旦SIMを抜いてからiphoneの電源を落として、下駄とセットにしたAT&TのSIMをセットしなおしてから電源オン!
あれれ?
SIMが無効だって~
やっぱり今回も駄目なのかぁ~
この下駄でごまかす方式というのはIOSのバージョンなどが変わると使えなくなることもあるとの事・・
やっぱりそういう関係で駄目なのかと思って色々やってみると・・・
大チョンボしてました。
セットアップの時にキャリアを設定するのですが、そのとき設定するのはiphone本体のキャリアをセットしなければならないのに、勘違いしてこれから使おうとしているSIMのキャリアを選択していた・・
まったく何てこった~
下駄にAT&TのSIMをセットして「これはsoftbankのSIMで間違いありません」って嘘をつかせるはずが、正直に「AT&TのSIMですと」名乗っていたわけで、偽名を使うつもりがついついいつもの調子で本名を書いてしまったという感じのどんくささ・・
なかなかタイミングで上手くいかなかったけど、iphoneの設定から電話を選んで下のほうに出てくるSIM AppというところからSelectCarrierというのを押して一瞬出てくるキャリア選択画面でSOFTBANKを選択しなおして再起動したら、ようやくAT&TのSIMを認識してくれました。
その後はこちらのページを参考にしてAT&TのSIMをアクティベートします。
作業する前にやっておいてもよかったのですが、AT&TのプリペイドSIMは一旦アクティベートすると一定期間以内に入金しなければ割り当てられた電話番号とともにSIMも二度と使えなくなるという事なので、iphoneが正しく認識する事を確認してからアクティベートしたかったのです。
参考ページの手順どおりアクティベート作業をすると電話番号が割り当たりました・・
よ~し、もうちょっと、もうちょっと!
今回はなんとか行けそうです。
次にトップアップという自分の携帯番号にプリペイドのお金を入金するための作業に入ります。
これも同じくこちらのページを参考にしてアクティベートするときに出来たアカウントにログインして初期設定します。
しかし、アクティベートの時に割り当てられた仮パスワードを入力するとiphoneのショートメッセージで新しいパスワードが送信されて、それを入れて初めてログイン出来るという、なんとも難しいシステム。
PCの横にiphoneを置いておいて、しかもAT&Tの電波を受信している状態でやらないと分からないという・・
このクエストは難しすぎ・・
そして先に進むも、今度は住所の登録でアメリカしか選択できないし、州も選択できないので登録ボタンを押しても無効ですと言われて登録できない・・・
途方にくれたときに、再度参考のページを見てみると、その対処法もちゃんと書かれていました・・・
時計や地域をセットしても駄目だったのでスペイン語で登録を押してセットアップして英語に戻しました。
ここまで来たらあとは入金するだけだぜ~
画面は電話から*777#をダイヤルすると表示されるプリペイドの残金の情報。
もちろんまだ入金していませんからbalanceは0.00USDなわけです。
そしてさらにこちらのページを参考にして入金をネットから・・
と思ったら・・
アメリカはどんなネット決済もクレジットカードさえあれば何とかなると思っていたのですが、大きな落とし穴が・・
なんと、ネットからチャージできるのはアメリカで発行されたクレジットカードじゃなきゃ駄目という・・
あ~、ここまで来て行き止まりです。
なぜなら、もう夜、しかもホテルの近くにトップアップカードが買えるようなお店はありません。
ということで、使えるのか使えないのか、かなり中途半端な状態でこの日は終わり。
翌日朝からマンハッタンに行ってBestBuyでトップアップカードを購入
このカードを買うと裏に銀色の保護膜の下から10桁の番号が現れます。
それをカードの裏側の指示に従って携帯電話から*888*銀膜の下の10桁の番号#と全部で15桁の入力を電話から行い、最後に”発信”ボタン”(ダイヤル)を押せば次のような画面になって25ドルチャージされました。
私が選択したのは月25ドルの基本料金のコース。
それにデータ通信も使いたい(というかそちらがメイン)なので、全部で50ドルをチャージしました。
(25ドルのトップアップカードを2枚買って2回チャージ作業を行う)
ここまで来てようやく通話は使えるようになりました。
まだ、最後のクエストが残っています。
そう、データ通信を購入するのです。
これも同じく参考のページからデータパッケージを既に入金してある金額を使って購入するのですが、トップアップカードを購入するためにマンハッタンまで出てきていて、出先だったために、思い切ってiphoneから611に電話して音声応答でパッケージの購入にチャレンジ。
しかし、そこはそれ・・
rawもbottleも通じない発音の悪い日本人ですから・・
「Buy features」とか一生懸命言ってるのに「フ~ン、I can’t understand you」とか何度も言われて、最後にようやく数字ボタンを押せと言われるし・・・
でも、なんとか音声応答に勝利してデータ通信パッケージを購入完了。
上の写真は5ドルで50Mバイトの通信パッケージを買って休日に1日使った後の残パケット量
しかし解せないのは25ドルの基本料金で使い始めているのにその25ドルは入金した金額から引き落とされてない・・
まだ45ドル残ってますとの表示
25ドルはいつ引き落とされるのだろう?
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