今ニューヨークでは日本のラーメンが人気とか・・・
あの一風堂がニューヨークに支店を出したら連日1時間待ちの行列が出来ているという話を聞いた。
じゃ、ちょっと行ってみるかと日曜のランチに行ってみた。
「IppudoNY」のWESTSIDEの2号店の方
既に2号店まで出すほどの成功らしい。
場所は8番街と9番街の間の51丁目、地下鉄のC・Eラインの50丁目駅からほど近い・・
外観はこんな感じ
いつも1時間近くの待ち時間という噂だったので、11時の開店直後に行ってみた。
流石に待たずに入店出来た。
店内はこんな感じでかなりお洒落な作り。
大きなコの字型のカウンターの左にテーブル席スペースがあって、日本なら六本木あたりにある洒落た作りのラーメン屋という感じ。
店員さんは半分ぐらいが日本人、残りは片言の日本語が話せるアメリカ人という感じ・・
厨房も日本人じゃなかったような・・・
一応お客さんが来ると、アメリカ人の店員も「ニィメイサマ、Counterヘドウゾォ」と言うような案内をしている・・
が、たぶんそういうアメリカ人の店員に日本語でメニューの質問をしてもダメだろう・・
メニューには枝豆とか有ったので、日本のビールでも飲みながら餃子でも食って、最後にラーメンでも食べて帰ろうかと思ってたんだけれど、片言の日本語のイケメンアメリカ人に、それほど混雑していないにも関わらず、東洋系の若い女性の間の狭いカウンターに座らされて、ちょっと肩身が狭い。
しかも、両側の女性は完全に日本人じゃないし・・
大陸系か半島系でともすれば英語しか喋れない二世って感じ。
大きな顔して「ここは日本から来たラーメン屋なんだよ!」と開き直れば良かったのかもしれませんが、小心者なのでオヤジ的行動はやめにして、ラーメンだけ食べて帰ることに・・・
「白丸元味」というのを注文。
店員はすかさず「トッピングは?」と聞いてきた。
ん?、普通こういうお店のラーメンって標準でそれなりの具が乗ってたりするので、例えば追加トッピングで煮卵とかを注文すると標準の玉子半切れとトッピングの1個が乗って、玉子が3切れ入って来るような事態になるので、トッピングはやめておこうと思ったのだけれど、聞いてくると成るとその逆で何もトッピングしなければ具の無いラーメンに成るのか?と思ってチャーシューをトッピングに頼む。
さらに店員は間髪おかずに「硬麺か?」と聞いてきた。
ほ~ほ~、良いじゃないですか。
この片言のアメリカ人店員さんも、ちゃんと店から日本人には硬麺か聞けと言われているのだろう・・
そしてしばらくして到着したのがこれ!
う~ん、少し寂しい気もするが、ちゃんと薄いチャーシューとメンマと博多ラーメンにはつき物のキクラゲと紅生姜はデフォルトで付いていたみたいです。
そして、一番の心配な点・・・
それはスープの温度!
そう!外国人って熱いラーメンスープとか食べられないので、どうしてもぬる目に作られている事が多いのです。
ロンドンで食べた豚骨ラーメンも残念ながらスープがぬるかったし・・・
恐る恐る、レンゲでスープをすくって飲んでみる・・
うん、ぬるくない!
でも、もう少し熱くても良いのに・・
そういえばラーメン丼は温めてないみたいで熱くなかった。
味は・・・
う~ん、こんな物でしょうか?
日本のお店の味をあんまり知らないので、日本と同じかどうかは判断付かない・・・
日本との比較をしないで評価すると・・・
う~ん、微妙。
日本のもっとチェーン展開しているような博多ラーメンのお店と同じレベルという感じ。
でも、博多ラーメンらしい細い麺とか硬麺で仕上げる所とかはかなり頑張っていると思う。
もしかしたら麺は自家製で製麺機を日本から持ってきたりしているのかも・・・
しかし・・・
両隣の日本人じゃないおねぃさんが気になってしまう・・
完全にアウエイの雰囲気だ。
見ているとほとんどのお客さんがラーメンをすすっていない・・
もしかして、この店でもラーメンをすすって食ったらマナーの悪い奴だと思われたりするのだろうか?
見ているとほとんどのお客さんは日本よりも大きめのレンゲの中に麺を入れて、そこにスープを入れて食べている。
”明石やさんま”が大嫌いなレンゲにミニラーメンを作って食べるというアレだ!
流石にアウエイ感に押されたからとラーメンをすすって食わないのは美味しく食べられないので、ラーメンとはこうやって食うんだ的に、ずるずると音を立てて食べましたとも。
そしてお勘定。
豚骨ラーメンが$14.00でチャーシューのトッピングが$3.00、合計して$17.00に税金とチップを付けて$25.00をお支払いしてきました。
う~ん・・・
このラーメンで2,500円ってどうなのよって感じ・・・
よほどの事が無ければ、たぶんもう行かない。
全然レベルは違うけれど私には「MenKuiTei」で十分かな・・
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