アメリカこぼれ話2

アメリカンの良いところ

とにかく知らない人にでも良く話しかけます。
駅やバス停で待っているとき、普通に「今日は暖かいね!」とか「バスなかなか来ないね」とか・・・
日本だと下手に話しかけて相手に怪訝な顔をされるのが嫌だからめったに話しかけませんが、アメリカではまだまだ、知らない者同士が街中でのちょっとしたタイミングでコミュニケーションする事が普通みたいです。

そういう意味で人と人との垣根が低いからでしょうか、困っていたりすると必ず助けてくれます。
地下鉄の券売機でカードやお金の挿入口が分からずマゴマゴしていると、後ろから「ココに入れるんだよ!」とか、地下鉄の乗り換えで迷っていると「何処に行きたいの?」と聞かれて行き先を言ったらホームの方向を教えてくれたり・・・

ニューヨークの路線バスは地下鉄と共用のメトロカードで乗るのですが、まれにカードの残金が足りないで乗ってしまったりする人が居ますが、その場合は現金で支払わなければなりません。
しかも2ドル25セントを全部25セント硬貨で機械に投入しなければならないのです。
もちろん運転手が小銭を用意していて両替してくれるわけではありません。
そういう時は、乗客がみんなで協力し合って両替をしてくれるそうです。
「私はクオーター4枚有るから1ドル両替してあげるわ」「じゃ~おれも4枚両替できるぜ!」みたいな連係プレーで、運賃支払いのミッションを完了するらしいです。

そして、何に対しても悪く言わないです。
仕事の資料でメロメロに間違えていても「う~ん、ちょっと此処の所が違うねぇ・・・ココはこうなんだよ・・・」と一通り正しい事を教えてくれた後に「でも、この資料はなかなか良く出来てるねぇ!」とそんな感じ・・・

それから、自分の第一希望とは違う選択をする場合でも、選択する以上はその選択に大きく賛同してくれます。
たとえば、午前中の打合せが長引いて向こうの人が「ランチ休憩にして残りの議題は午後からにしない?」と言ってきたとして、こちらから「もう少しだけ議題を進めてからお昼にしましょう」というような意見を言ったとして・・・・
日本人の場合の反応なら「そうですかぁ、では(そう仰るのなら仕方が無いので)そうしましょう」みたいな反応だったりしますが、アメリカ人の場合は「そうね!その方が良よ!ナイスアイデア!Good!」という反応をしてくれます。

今回の出張で4日間、午前、午後と会議室で打ち合わせをし、私は今日で終わりで明日帰るとみんなに言った後に、ずっと隣に座っていた現地スタッフの女性に、自分が使っていたダイソーで買った100円の扇子(絵柄は浮世絵)を「これあげるよ」と使い古しだけどプレゼントしたら、「サンキューソーマッチ!」「ほんとに良いの?」「うわ~良いわぁ~」「エキサイティ~ング」と、まあ100円でそんなにエキサイトしなくてもと言うぐらい喜んでくれました。
そして、事務室から出て行くときには10メートルも向こうのデスクから立ち上がって手を振ってくれました。
まあ、数日経てば扇子の事も忘れてしまうのでしょうが、その瞬間瞬間にオーバーなぐらい感情を表現してくれるのはアメリカ人らしいなぁと思います。

もちろん繁華街に行けばギャングのようなならず者も居ますので、みんなが親切な良い人とはかぎりませんが、アメリカ人の人との垣根の低さや心のバリケードの少なさというのは、都会に住む今の日本人とはちょっと違うと思います。










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