四国ツーリング3日目(2010年09月22日)

夏休みのロングツーリングの3日目(9月22日)

この日は八幡浜から足摺岬をまわって、四万十川を遡上しながら四万十十和で宿泊

ルートはこちら

長いので折り返しておきます。
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ビジネスホテルでトーストとコーヒーの朝食を頂いて朝7時過ぎに出発
右手に海を見ながらどんどん南下します。

時間が早いので自転車に乗った中学生や高校生の登校している姿を見かけるが、場所によっては結構なアップダウンの有る峠道で大変そう。
でも、その地域では夏も冬も、晴れの日も雨の日もそうやって学校へ通うのが当たり前なんでしょうね。

また、道路の状況も、町や買い物の環境なんかも愛媛県の西側海岸沿いが四国一周の中で一番過酷でした。

途中でガソリンが心細く成ったのだけれど、5~10キロ毎に現れる集落は消波ブロックや堤防はあれど、ガソリンスタンドが無いところが続き、ようやく見つけたJAのスタンドも、ハイオクは無く・・・
そんな事を何度か繰り返していくつかの集落を過ぎてやっとハイオクが給油出来たほどでした。

そんな苦労をしながらお昼過ぎに足摺岬に到着。

ジョン万次郎の銅像を見てから灯台と展望台へ向かいます。

先端に見えるのが四国最南端の灯台。

天狗の鼻と呼ばれる隣の展望場所から灯台を眺めるのが「21世紀に残したい日本の景色」ということで、そっちにも行ってみる。

確かに良い景色です。
火曜サスペンスに出てきそう!

駐車場のそばに戻って売店があったので、そこで、今年初のかき氷を頂く。

日陰で海からの風を受けながらかき氷を食べてようやく涼しく成りました。
この日もこの時点で35度は超えていたでしょう。

かき氷だけを食べて出発。
足摺岬を過ぎると歩き遍路さんがこちらに向かって歩いて来るのをよく見かけるように成りました。

四万十川の河口付近からR441を北上していきます。

途中完全に通行を止めて道路を補修している所に遭遇。
旗を振っていた係の人が「あと10分ぐらいで通行できます」というので、片側交互通行じゃなく時間制限の通行止めなのかと聞くとそうだとの事。
どういうサイクルで停めているのかと聞くと、40分止めて5分ずつ片側を通しているとの事。
5分の通行時間を過ぎて到着したら40分も待たされる所だった・・・・

川の近くの一車線道路ってよくそういう工事してるんだよね。

ということで、バイクを行列の後ろに停めて日陰に避難してメットも外して10分間時間待ち。

海の景色も素晴らしかったですが、四万十川の川面の景色も最高に綺麗です。

鮎釣りをしている人が居たので逆光気味で一枚。

橋の上でST3と四万十川

午後3時半頃に今夜の宿のライダースイン四万十に到着。

ライダースインというのは四国に5つある公営の宿泊施設で、バイクでの旅行者を対象にして一人一泊3千円余りで宿泊できる設備です。
北海道なんかにはライダーズハウスというのがいくつもありますが、ライダーズハウスは知らない人と相部屋で雑魚寝、シャワーやトイレが共同というスタイルが標準ですが、四国のライダースインは個室でシャワーとトイレも部屋毎に分かれているという物です。

こういう建物でバイクの向こう側の建物が管理棟。

こういう細い道と四万十川の間に作られています。

宿泊の設備はこんな感じ

玄関の前にバイクを停められるように成っていて、屋根も有って雨が降ってもバイクが濡れないように成っています。

宿泊施設の向こう側がすぐに四万十川です。

予約の時に管理人は4時以降しか居ないような事を聞いていたので、一回り偵察して買い出しと食事に再出発。

近くに有る道の駅四万十とおわへ行ってみる。

なんと私の大好きな清流の珍味、手長エビを売っているではないですか・・


油で揚げる事が出来るなら是非買っていったんですが、そうも出来ず指をくわえて我慢です。

で、早めの夕食にするかと道の駅の食堂へ行くと・・・なんと、定休日でやってない・

え~って感じ。
これまでの道中食堂がいくつかあるような開けた町は無かったような・・・

道の駅のレジのおねぃさんに聞いても、すぐ上流の十和温泉の付近に焼き肉屋さんが1軒有るぐらいとの事・・・
え~
ライダーズインを予約する時に、電話に出てくれた人に「近くでご飯を食べられるところは有りますか?」って聞いた時に、「大丈夫大丈夫」って言われたのに・・・
どうすりゃ良いんだ・・・よく考えたら今日はお昼に何も食べてないし・・・

仕方がないので十和の町の方に行って場末なショッピングセンターで買い出しを・・・

パニアもトップケースも空きがないので、買った物はミラーに掛けて帰ります。

道の駅で冷えた日本酒も購入して、両耳にイヤリングです。

戻った時点で4時半頃・・・まだ管理人は居ません。
仕方がないので張り紙にあった役場へ連絡、管理人に連絡してもらう事に。

すぐには来そうもないので、裏のベンチで買ってきたビールを空けて一人酒盛りをアウトドアで始めます。
酔っぱらえる人はこういう時に怖い物がなくなって、時間を潰す必要も無く便利です。

と、しばらくして管理人到着。

No1の宿泊棟を案内されました。

中はこんな感じに成っています。

板の間で広い!
これなら雑魚寝で5人ぐらいは一緒に寝られそう。
ちなみに追加料金を払うと布団の貸し出しも有りますが、私はこういう所で布団を借りるとかゆくなりそうなので、キャンプ用のマットとシュラフ持参で来ました。

玄関の横がこう成っていて、中がトイレとシャワーになっています。

トイレ

この右側がシャワースペース

ライダースイン四万十には宿泊棟にはクーラーが有りません。
でも、夜遅くなれば川から吹いてくる風で天然のクーラーだと思います。

管理棟にはTVとエアコンがあるので、そちらで相撲をみながら一人飲み続行。
今日のつまみは場末のショッピングで買ってきたカツオのタタキです。

これがなんと・・・とぉっても美味しい!
タレが少し甘めで、関東ではポン酢で代用していますが、どうやらタタキ用に作られたタレっぽい味で、それとのマッチングが良かったです。
生姜もニンニクも無かったですが、甘めのタレとタマネギで十分でした。
流石四国、スーパーのタタキも旨いぜ!

しかし、どうやらこの施設、近所の人の交流の場にもなっているようで、地元の人が何人かやってきて、そのうち管理人も一緒になって宴会スタート。
いろんな人がいろんな物を焼いたり炒めたり、持ってきたりして、居酒屋のテーブルのように・・・

私もおこぼれに預かります。
そうか、予約の時に「大丈夫大丈夫」と言われたのは、毎夜ノーチャージの居酒屋状態であるって事だったのか・・・
いや、違うと思うけど・・・どうだろう?

地元の人は次の火振り漁はいつにするかと言った相談をしています。
四万十川では川漁師が夜に炎で鮎を驚かせて網に掛けるという独特の漁があるのを知っていましたが、そんなに普通に行われているとは思いませんでした・・・

で、勝手に出てくるつまみに、鮎の一夜干しを炙ったのとかも有ったりして・・・
美味しかったです。

道の駅で買ってきた日本酒も進み・・・

10時の管理棟の消灯前に撃沈して爆睡。

この日は320キロの移動、休憩を含めて8時間どの走行時間でした。

給油データ
11:36 6.86L
14:15 6.22L
時間不明 11.5L










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