うどん:鬼うどん金勝

小川にあるうどん屋さんの「金勝」さん。

埼玉は古来よりうどんをよく食べる文化があるようで、武州うどんというジャンルがある。
他には「ずりあげうどん」というんものも有るし、意外とうどん好きには興味深い地方かもしれない。

今回ご紹介のお店の場所はこちら

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山道の合間でカーブの途中、いきなりぽつんと有って、しかも駐車スペースがふんだんに有るとなると、想像するのは昔ながらのドライブインみたいな経営で、ラーメンから親子丼までメニューに有るが、どれを食べてもレトルトの味がするという店を想像して、知らないとまず入ってみようと言う気にならないだろう。

お店は山道のカーブの途中にあるので、こんなに目立つ看板が有ります。

店構えはこんな感じ。

入り口です。

お店は1階のみが店舗でテーブル席と座敷が有って、それなりの収容力があります。

とりあえずメニュー




私は何度かこのお店来たことがありましたが、今日始めて蕎麦を置いていない、潔いうどん屋で有る事を知りました。

月曜日が定休で営業は昼の11時から14時半までと、夜の営業もしていません。
まあ、この辺りだと夜に成ると人通りも車通りも少なく成るでしょうから、営業してもお客さんが来ないんでしょう。

このお店はうどんが太麺の「鬼うどん」と細めんの「姫うどん」から選ぶことが出来ます。
でも「姫うどん」でも十分に太いうどんですから、鬼うどんだと、これでもかと言う感じで太い麺になります。

ブログにアップするために上天ざるを頼みました。

麺はこんな感じ。

つやつやしていて角が立っていて良いうどんです。

上天ざるの天ぷらは海老が2本イカが一つとナスとインゲンと玉葱の天ぷらが付きます。
揚がり具合もサクサクで、早い時間に行ったからか脂っこくもなくとても美味しかったです。

鬼うどんの麺の太さはこれで分かると思います。
2本以上を一緒に蕎麦猪口には入れられません。
丁寧に一本ずつ手繰っては蕎麦猪口に入れて、端からもぐもぐ噛んでうどんの味を楽しみます。
太すぎてツユもあまりからみませんので、小麦粉の味を楽しむ感じのうどん好きにはたまらないでしょう。
下仁田にある峠のうどん屋「藤屋」さんと同じぐらいの太さですが、藤屋さんはうどんに腰やつやがなく、箸でつかむとぶちぶちと切れるし、汁を吸ってやわらかくなるうどんでしたが、こちらは正真正銘腰のある豪腕なうどんです。

私はうどん通だけど”うどんは噛まずに飲み込む”とは納得できないという、噛むうどん好きの方にお勧めのお店です。










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