今回は食べ歩きのネタではなく・・・
たまたま、食べ歩き(飲み歩き)のために通った松戸の裏通りで・・
とても珍しい店舗形式の靴磨き屋さんを見つけた。
「Shoe Shine Studio DICOOL」というお店。
どうやら2015年に出来たらしい。
よく見ると・・あれ!
以前に立ち飲みの「ようちゃん」ってお店のあった場所です。
という事はようちゃん閉店しちゃったのね・・・
うわ~、悲しい!
松戸の立ち飲みようちゃんといえば、美味しくて安い焼きトンが好きで、アメリカに行く前によく通ったお店です。
どうやらアメリカに居る間に閉店してしまっていたみたい・・
うわ~、残念だなぁ・・
店長のちょうちゃんさんがしっかりした仕込みと常に清潔に磨き上げた清潔な店内で、女性のお一人様でも入れるぐらいの良いお店だったし、それなりに繁盛していたのにどうして閉店したのかなぁ・・
成功して別な場所に移転していれば良いけれど・・
もし、その辺の事情をご存知の方居れば教えてください。
さて、話は変わってようちゃんの後に出来たこのお店。
日本に帰ってきて数週間。
アメリカでは通勤はスニーカーで職場の中に居る時だけ革靴を履いていたので、革靴はあまり汚れたり痛んだりすることは無かったのですが、日本に帰ってきて長距離の通勤も、雨の日も雪の日も革靴で出かけなければならず、みるみる靴が汚れて痛んできたのです。
そんな時たまたま通りかかった所「Shoe Shine」という文字が目に入りお店に飛び込んでみました。
まずは施術してもらう前の靴・・
汚れてきたといってもそれほどでもありません。
靴磨きをしてもらっている間に店員さんに色々と聞きました。
するとこのお店の持ち味は、ただ汚れた靴を磨くだけではなく、痛んで捨てようかと思っている靴を再生する技術だそうです。
色々と話を聞いたり、写真を見せてもらって感じたのは、この店長さんの個人的な特殊技術という事です。
こんなに沢山の靴墨やクリームを駆使して、その靴の元の色から材質にあった対応をするらしいです。
店長さん、私のお願いした靴があまりにきれい過ぎて得意の技術を発揮する余地がなくてちょっとご不満みたいでした。
いえいえ、ご不満というか「うちのお店では皮が傷んでしまってもう捨てるしかないかなって思うぐらいの靴までを対応しているので、この靴を磨いて普通の料金を頂くのは申し訳ない」と仰ってました。
ほんとに傷まで消えてしまいます。
確かに、これを見ると『もう捨てるしかないな』と思った靴も、このお店に持って来れば『まだ1年ぐらいは履ける』って復活します。
(あくまでも皮部分なので、ソールや接合部分がダメになったものは靴の修理に出す必要があります)
店長さんの話では、この技術が口コミで広まって、最近では古くなった革のカバンなどの再生をお願いされることも多いとか。
確かに革の傷を綺麗にしてピカピカにする技術は長年愛用してくたびれた革鞄のリフレッシュにはとてもいいと思います。
こういう技術で綺麗にしてもらえるとすると、もっと高い靴を大切に使って長持ちさせるような靴の使い方も良いのではないかと思います。
というか、靴1足で10万とか20万とかする靴を買うお金持ちの人はみんなそうしてるのかな?
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