ニューヨークで演歌を聴く

ニューヨーク在住40年という日本人のお友達からの情報で、日本の演歌歌手の神野美伽さんが去年に引き続き、今年もマンハッタンでライブをするというので行ってみた。

ちなみに去年神野さんがニューヨークライブをされたときには日本のテレビ局の取材があって、日本でこの様に放送されていたとか・・・

今年も去年と同じ会場の「Smalls Jazz Club」です。
ライブハウスはかのBlue NoteがあるWest Villageで、この辺によくあるサイズのJazz Clubです。
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そういえば、八代亜紀さんも昔Blue Noteで演歌では無くJazzを歌った事があるとか聞きました。

お店の前には今日のプログラムが・・
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開場よりも10分ほど早めに到着したはずなのに、お店の前にはもう30人以上行列が出来ています。
その後ろに並んでしばらく待って開場。

Clubはこんな感じ・・・
既に一杯で後ろの方のカウンターにようやく座れるところを見つけたという感じ。
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ほどなくしてライブはスタート。
神野美伽さんって毎年紅白に出場されているぐらい演歌界では有名な方らしいのですが、テレビを含めて私は聴くのは初めてでした・・・
どんな感じかなぁというぐらいの気持ちで聴いていましたが、とにかく歌唱力が素晴らしい。
去年と同じくピアノ伴奏は大江千里さん。
演歌の曲をジャズ風にアレンジされたのは大江さんの力と思いますが、そのジャズ風にアレンジされた演歌に引き込まれると・・・
まさに、ジャズやソウルのような魂に響く音楽として感じられました。
素晴らしい。
この音楽と歌唱力、表現力であれば歌詞が分からないアメリカ人もジャズやソウルのようにきっと理解できたのでは無いかと思います。

残念ながら1時間という限られた時間だったので、もっと聴きたい欲求不満感はあったものの、3曲のアンコールも含めて8曲か9曲ぐらい聴けたでしょうか、なかなか素晴らしい時間でした。
本当に演歌でアメリカに乗り込んで、正当に勝負できる音楽だと思えるほどに素晴らしかったです。
歌の合間で神野さんが「日本語が理解できるお客様ってどのぐらいいらっしゃいますか?」と聞いたときに手が上がったのが半分ぐらい。
神野さんもほとんどが日本人のお客さんかと思っていましたとビックリされていましたが、半分以上は外国人が、しかもそれほどコマーシャルとかしていないライブにわざわざ来ているというのも驚きです。
でも、本当にいろんな文化が錯綜するニューヨークでジャズが好きな人にとっては、日本の演歌というのも興味を持って受け入れられるのだなと感じました。

ライブが終わって、会場を出る前にステージ近くに行って神野さんと会話したり撮影したり・・
今年はステージ衣装が着物じゃ無かったのがちょっと残念。
左側が大江千里さんです。
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お話に来た知り合いや応援しているファンの方と一言ずつ会話されてライブは盛況に終了しました。
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それにしても、お若くてチャーミングな方でした。
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もちろん歌は最高に良かったです。
テレビやYoutubeで観ているだけでは伝わらない、素晴らしい歌唱力はやっぱり生で聴いてこそ分かりました。

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