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小滝鉱泉

ちょっと気分転換に遠出したい気分だったので、少し遠くの温泉に行ってみる事にした。

矢板にある「小滝鉱泉」という秘湯の一軒宿。

とにかくアクセスが大変という噂・・・
アクセスが大変で秘湯の一軒宿とくれば、空いていてゆっくり落ち着けるだろうと期待満々に車を飛ばします。

下道を走ること3時間弱、県道56号からわき道にそれると、そこは車1台がやっと通れる未舗装道路。
そしてヘアピンカーブに強烈なアップダウン。
未舗装の砂利(というか土砂)道には雨水が道路に沿って流れることで未舗装道路が壊れてしまわないように、所々道路に直角に深い溝が掘ってあるのです。
そこはゆっくりと減速しながら乗り越えて・・・
そんな恐怖の未舗装道路を進むと、こんな時期に満開の真っ白い紫陽花が出迎えてくれます。
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紫陽花を見ながらゆっくり急坂を下っていき・・・

でこぼこ道の九十九折を16回ほど折れたさきに・・・
沢の一番下に到着!
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お宿の横には名前になった小滝が流れています。
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水辺景観10選に選ばれているらしい・・・
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確かに綺麗な清流に可憐な滝です。

滝の下の小川はこんな感じで、深さ3メートルはあろうかという淵も底まで見渡せるようなうっすらとエメラルドグリーンがかった澄んだ水です。
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しかしながら・・・
土石流危険渓流の看板が・・・
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一通りまわりの景色を確認していざお宿へ!
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そしていきなりお風呂。
お風呂はこんな感じ・・・
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以前はもっと鉄っぽいお湯の色だったそうですが今はうっすらしろ濁りのお湯です。

お湯の泉質表を張っておきます。
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pHは3という、かなり強めの酸性泉です。
アルカリ泉もそうですが、強めの酸性泉もお肌スベスベです。

日帰り入浴でも大人一人2,000円の料金でお部屋の休憩までできるので、温泉から上がったらほてった体を休めてくつろげます。
もちろんお部屋にはエアコンなどという野暮なものはついていません。
扇風機があるのみ。
きっと真夏でも夜になると冷たい風が川から吹いてくるのでしょう。

お部屋の窓を開け放つと沢谷の景色が切り取られて額縁に入った絵のようです。
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立ち上がって外を眺めると、お宿の人が手入れされているお庭と池が見られます。
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右手に滝下の小川、その先に恐怖の未舗装道路
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ゆっくりお風呂に入って、休憩してお茶を飲んで・・・
川からのさわやかな風でほてった体を冷やしながら、鳥のさえずりを聞き・・・
やはり予想したとおり、静かでゆったりとした時間が過ごせます。

しばらくゆったりのんびりして、残念ながら今日は日帰りの訪問なので、お金をお支払いしてお宿の人にお礼を述べて帰ります。

車に乗ってすぐに去るのももったいない景色なので、車をお宿の前に置いたままにして、近くを散歩してみました。

もう一度川に降りてみて景色を楽しみます。
水が冷たい~
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おたまじゃくしが居ました。
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川が好きな人、渓流釣り師がみたらとても惹かれだろう小川です。
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虹鱒などお宿の料理に出される川魚が飼われた池も、湧き水がどんどこ入ってますので、水は透明です。
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トンボも沢山飛んでいましたが、こういう自然の中のトンボは人間を見ても怖がりません。
とまっていたトンボの前に人差し指を差し出すと、何気なく指に上ってくれました。
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山百合だって綺麗に咲いています。
たぶん植えたものじゃなく野生の山百合かな・・・
お部屋の窓からも沢山見つけられました。
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ゆったり、ゆっくりした時間を過ごして、気分も体もリフレッシュ出来ました。
今度は泊まりで来て美味しい川魚と山の幸で飲んだくれたい!

後ろ髪を引かれながら帰路に着くと・・・
県道30号沿いに「チーズファクトリー」というお店を発見!
今日は車だけれど、バイクで出かけたときの乗りでジェラートを一つ購入!
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朝9時ごろに出発して午後7時前に帰宅。
ちょっと遠出した甲斐がありました。










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