自家製マロングラッセ

もう1ヶ月以上前の話になりますが、毎秋恒例のマロングラッセ作りました。
いつも思うんですが、マロングラッセって買うと高いですよね。
なのでうちでは毎年1回自宅で作って冷蔵庫や冷凍庫で保存しながら雪が降る頃まで、お茶うけなどに頂いてます。
去年はなんだかんだと言っているうちに買えなかったけど、今年は計画的通販で買いました。
丹波栗だよ~!
こんな箱に入って宅配されてきます。
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もちろん前日に収穫されたものなので、注文してからいつ届くかは前日ぐらいになってみないと分かりません。
箱を開けるとこんなのが2個入ってました。
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粒はめちゃくちゃ大きいです。
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これを一晩水に漬けて鬼皮をふやかして剥きやすくしておきます。
一つずつ渋皮に傷をつけないように丁寧に鬼皮を剥いていきます・・・
これが結構大変な作業になります。
注意しないといけないのは絶対に渋皮を傷つけない事。
焼き栗や天津甘栗では渋皮が残るのがうっとおしいですが、このお菓子は渋皮が命。
渋皮にきっちり守られていないと最後には煮崩れて無くなります。
今回買った栗は本当に出来が良くて身がパンパンに入っていて、逆に鬼皮が薄くてぺティーナイフで剥くのは至難の業でした。
おかげで左手の親指に3回もナイフが刺さって最後は流血・・・
でも、その甲斐有って綺麗にむけました。
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それをほんの少しの重曹を入れた水で茹でます。
10分ほど茹でると灰汁が出てこんなになります。
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お湯を取り替えて10分。
またお湯を取り替えて3分。
またお湯を取り替えて3分。
これを8回繰り返すと、灰汁が出てこなくなります・
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水に漬けて冷ましたら、今度は渋皮についている繊維質を指の腹で丁寧に取って行きます。
一粒一粒がこうなればOK
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渋皮に傷がついていたりすると、この時点でこうなります。
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こうなったら、これ以上は煮る事が出来ないので、作業の途中で美味しく頂きます。
わざと作ったんじゃないですが、こんなにツマミ食い用のが出来ちゃいました・・・
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此処からは伝家の宝刀「ダッチオーブン」でじっくりと煮ていきます。
今回は1.5kgの砂糖を使いましたが、そのうち500gを入れて、コトコト3時間程度煮ます。
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そして一晩冷まして、また翌日に500gの砂糖を投入して3時間、次の日も500gの砂糖入れて3時間。
最後にブランデーを適量入れて煮込んだら完成。
茹で汁から取り出して冷ませば出来上がり。
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冷蔵庫で2週間程度持ちますし、半分ぐらいは冷凍してしまえば、食べる前日に冷蔵庫に移しておくことでいつでも食べられます。
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しかし、自家製ハムも自家製ベーコンも自家製豆腐も、この料理に比べたら手間隙かかりません。
失敗もしないし買ったのの何分の一の材料費で出来ますが、とぉっても面倒臭いのでこれは年に1度のイベントです。










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