職場のビル（雑居ビル）で他のフロアに入っている他の会社のおっさん（４０代後半か５０代）とエレベータでよく一緒に成るのだけれど、そのおっさんが、傘を持っている日は必ずエレベータのボタンを傘で突くのです。
脇に傘を挟んで持っていても、わざわざ傘を手に持ち替えてエレベータのボタンを傘で突きます。
行儀が悪いと言うか恥知らずというか・・・
あきれるを通り越してかわいそうに思えてきます。
新聞の集金人が自分の家の呼び鈴を傘で突いていたらどういう気持ちになるのか、想像できないのだろうか・・・
日本は電車も綺麗だし、公共のトイレも綺麗だし、無防備に道端に自動販売機が沢山有って、確かに諸外国に比べて公共の場の設備に対する意識ははるかに秩序あると思います。
でもそういうおっさんが居る限り、その子供たちもきっと同じ事をするだろうし、それよりもエスカレートするかもしれない・・・
コンビニエンスストアやファストフード、牛丼屋などの２４時間営業や、街角の自動販売機や公衆トイレなど、日本には治安だったり公共のものを大切に使うという意識が基盤になって成り立っているものが沢山あります。
外国のどんな国よりも優れている良識があるからこそだと私は思います。
しかし、そんな素晴らしい良識もきっとあと２０年も続かないでしょう。
いつかは電車は落書きだらけになり、電車のシートは汚れたり切られたりしないようにプラスチックの椅子になり、道路からは自動販売機が姿を消すかもしれない。
現実に自動販売機のボタンをライターで焼かれたり、電車の座席をカッターで切ったり、公衆電話の受話器を引きちぎったり、何のメリットも無い悪戯、もしくは他の利用者に対する嫌がらせが増加しています。
「最近の若い者は」という言葉がいつの時代も話題に成るけれど、若い者の乱れの原因となっているのは、このエレベータのボタンを傘で突くようなおっさんなのだと思う。
若い人にはこういったオヤジの悪い行動が増幅されて引き継がれるのだろう。
こういうおっさんが居る限り、日本の未来は明るくないな・・・
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