CO2添加のすすめ


 最近のアクアリウム技術の発展は目を見張る物がありますね、特に水草育成を主眼においた水槽に対する設備や技術はたいそう発展しているようです。私は過去の先駆者の努力を伝聞でしか知らない者ですが、パソコン通信等の媒体によりいろいろな知識をいただき、今では一応(一応ですからね!)水草が美しく成長する水槽になってきたと自負しております。

さて最近私は「これから水草を始めよう」とか「水草をやっているんだけど、どうも上手く育てることが出来ない」といった方から水草水槽に対するCO2(二酸化炭素)の添加に対する質問を耳にすることが多くなりました。かくいう私も現在の水槽を維持していく上で二酸化炭素の添加に大いに助けられていると思います。

そこで未熟ではありますが私なりに初心者の方を中心にこれを見ればCO2の事が分かり十分に考えた上で無駄な投資をしないで済むよう、「CO2添加のガイド」となれば幸いと思い執筆しました。

  1. CO2添加の必要性  
    水草水槽に対するCO2の必要性と、その他水草育成のための注意点にふれます。
  2. 水質とCO2
    熱帯魚を飼育していく上で一番最初に気になる水質、それはpHです、ここではpHと溶存CO2濃度の関係について簡単にふれます。
  3. CO2の素
    眉唾ものの商品からマニア向け業務用炭酸ガスボンベまで、現在水槽に添加するCO2製品を全て網羅し、その特徴や費用についてふれる。
  4. 添加の方式  
    CO2をどの様な方法で水槽の水に溶かすか、その方法を説明します。
  5. 連続強制添加に必要な機器
    本気で水草を育てるには必要な連続強制添加。 そのために必要な機器について説明します。
  6. 始めましょう連続強制添加
    連続強制添加に必要な機器の導入から添加時の注意点までをまとめました。 連続添加の方法として発酵式と高圧ボンベ式を紹介します。 業務用液化炭酸ガスボンベ(みどボン)の調達方法はこちら。
  7. 添加量とボンベの消費量について
    最後に添加量とボンベの消費量について簡単にふれます。

なお、本書の内容については価格、作用その他を筆者が何等保証するものではありません、本書を読んだ結果として、たとえ損な買い物をしてしまっても、たとえ魚が死んでも、たとえ水草が枯れても、「これを読んで安いと思って買ったけど結局損をしてしまったから弁償しろ!」と言われても私は責任を負いません。

では皆様 過添加や漏れ事故に気を付けて
楽しいアクアリウムライフをお送り下さい。
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