よしを’S質問箱
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Q334.エビさんが死んで困っています。
【エビさん死んじゃイヤさんからの質問】
ヤマトヌマエビを買ってきて、水槽の水を入れて慣らしてから入れるのですが2,3日すると体が白く濁ってきて、翌日くらいに死んでしまいます。
水槽の立ち上げから3週間くらいで、初めはB−4というバクテリアを2週間続けて入れ、今はそれ以降は追加していません。
水質は、PH試験紙で7.0でした。亜硝酸濃度は試験紙で1mg/Lでした。
水質が変わると弱ってきて、病気になる。とか、亜硝酸が強いと、酸素不足に似た症状(体が白く濁る)などが出るとかものの本に書いてありました。
亜硝酸の試験紙は、検査後ほっておくと、どんどん色が濃くなってきます(濃度が上がる)。
これは、水が蒸発するせいなんでしょうか?

3週間位では、まだバクテリアは出来ていない可能性が高いのでしょうか?
何を目安にバクテリア完成を判断すればいいのでしょう?
(やっぱり亜硝酸濃度で判断するしかないのでしょうか?)
バクテリアが完成するまでは、水交換を頻繁におこなうだけで大丈夫でしょうか?
(かえってバクテリアの増殖をさまたげることはないのでしょうか?)
バクテリアの働きを活発にする薬は有効なんでしょうか?
SHOPで購入したときの水は、水槽には入れないほうがいいのでしょうか?

色々書いてしまいましたが、初心なもので........疑問で爆発状態です。
よろしく御願いいたします。

A224.エビが死ぬ
確かにエビはアンモニアや亜硝酸に非常に弱いです。
酸欠やCO2中毒、pHの変動なんかにも弱いです。

疑うべきポイントはやはり濾過が機能しているかどうかでしょう。
3週間という時期は濾過が機能するようになるかならないかぎりぎりの時期だとおもいます。
濾過が機能しているかどうかは亜硝酸濃度を測定するしかありませんが、私は試薬で行うものしか使ったことが無いので、試験紙タイプのものについては分かりません。
うろ覚えですがテトラの試験紙は亜硝酸濃度ではなく亜硝酸塩濃度を測定するものだったように思いますが違うでしょうか?
試薬式のものは少々値が張りますがそちらのほうを使われることをお勧めします。

バクテリアが完成するまでは換水を頻繁におこなうだけでOKです。
確かに必要以上の過度の換水はバクテリアの発生を遅らせる場合もあります。
ですからアンモニアや亜硝酸濃度をチェックして、それらが上がりすぎるような場合に換水を行うというのが正しい方法ですが、試薬を持っていない場合などは2〜3日に1回、1/3を換水するような対処で良いでしょう。

バクテリアの素などその手の薬品や添加剤についてですがアクアテロリストのコーナーでそういった事についていろいろと解説しております。
特に「スペースシャトルの濾過バクテリア」をご覧ください。

ショップで購入したときの水ですが、色々な考え方があるようです。
立ち上げ初期ではそれによってバクテリアも水槽に入れることが出来るという意見も有れば、病気などを持ち込まないためにも入れないほうが良いという意見も有るようです。

水あわせをきちんとやるとショップの水はほとんど水槽に入れることは無い(出来ない)と思います。
ショップの水を入れる入れないというよりも水あわせをきちんとやる(=したがってショップの水は水槽に入れない)というのが良いのではないでしょうか。

アクアリウムを始めて数ヶ月の間は色々な疑問が湧いてくるでしょう。
私のホームページお「技術集」や「アクアテロリスト」のコーナー、それからQ&Aの過去の質問など、情報を収集する場はたくさん有りますので、それらを上手く活用してください。

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