このページはよしをがカヌーカヤックを楽しむために収集した情報および自分で漕いでみた経験を元にまとめております。
主目的は自分の覚え書きとして記録する事を想定しており、これらのフィールドにカヌーやカヤックで出掛けようとする人が参考情報として利用する事は一向に構わないが、此処に記載されている内容を作者が保証するものではない。
また、水の状況を含めて道路状況、駐車スペースの状況、キャンプ地の状況などは常に変化するためカヌー・カヤックを楽しむためには最新の情報を収集し常にその場で状況判断しながら個人の責任において楽しんで欲しい。
名称 | 那珂川 |
概要 | 関東の川下りといえばまず此処というほど有名な那珂川 栃木県から茨城県に流れる。 カヌー・カヤックでは烏山あたりから下流を下るのが通常。 大瀬より下流の瀬は1〜1.5級程度、流れも穏やかなので水量があればファルトボート、カナディアンカヌーなどどういったタイプのカヌーカヤックでものんびりと川下りが楽しめる。 |
アクセス | 常磐自動車道水戸ICから国道50号を西へ行き、一つ目の交差点(加倉井町)を右折、道なりに進み国道123号へ入る。 水戸ICから40分ほどで那珂川川下りの待ち合わせや車のデポ、キャンプ地として有名な道の駅「かつら」に到着する。 烏山へはそのまま123号を直進し県境(茨城→栃木)の所で県道338号へ入る。 このあたりは「大瀬観光やな」の看板を目印に道を進めれば間違いない。 大瀬からスタートする場合はそのまま「大瀬観光やな」を目指す。 烏山からスタートする場合は途中から県道27号へ入る。 |
地図 | 国土地理院「地形図閲覧システム」から 「水戸」−「茂木」−「烏山北西」「烏山南西」「茂木北東」 「水戸」−「野口」−「野口北西」「野口北東」 、マピオンではこちら |
駐車 | 整備された駐車場は道の駅「かつら」の駐車場か観光やなの駐車場があるが、那珂川は各所に河原へ出られる道が有るのでよく探せば何処にでも駐車できる場所を見つける事が出来る。 道の駅「かつら」に車を停めて上流に向かう場合は奥の大駐車場かその先の河原に駐車してかつらのおみやげ売り場前の駐車場は利用しないようにしましょう。 |
買いだし | 水戸ICを下りてから早いうちに買い出しを済ませるか、または桂から大瀬へ向かう国道123号のコンビニ(1軒しかない)を利用するかどちらかとなり、途中には朝から営業しているコンビニは無い。 |
コメント | 最近道の駅をキャンプ場として使用するオートキャンパーが非難されるが、「かつら」では道の駅奥の河原付近が絶好のキャンプ地で、河原と道の駅は分離されているため河原でキャンプをしながら道の駅のトイレが使えるという便利な環境にある。 今のところオートキャンパーの利用で問題となっている道の駅「なるさわ」のような険悪な状況にはなっておらず、道の駅とオートキャンパーが上手く折り合いを付けている所だと言える。 今後もこの良い状況を続けるためにも「かつら」やその付近の河原を利用する場合はゴミの持ち帰りなどマナーに注意されたい。 また「かつら」以外でも河原にキャンプが出来る良いスポットは沢山存在する。 当然トイレや水道は無い場合がほとんどなので、そういった準備もしておく事。 当然ゴミの処理や河原を汚す行為は慎みたい。 1泊2日で川下りを楽しむ人も多く、それらのほとんどは河原でキャンプをする場合が多い。 近くに温泉なども多く川下りとキャンプを楽しむには非常にうってつけ。 尚、川の両岸にはキャンプ場も点在しているため整備されたキャンプ場でのキャンプを希望する場合はそちらを利用すればよい。 6月1日以降は鮎釣りが解禁となり、週末とも成れば鮎釣り師を避けて通る事が出来ないほどなので、トラブルを起こさぬ為にも6〜7月の週末は船を出すのを避けるべきでしょう。 また7月ごろからは”やな”も設置されるため川下りの障害となる。 水量が少ないとファルト、カナディアンでは船底を擦ったりスタックにより船を降りる必要があり渇水時はポリ艇でない限り苦労する可能性有り。 夏季には舟戸と大瀬にヤナが設置される。 それぞれ下野大橋と大瀬橋の上流。 (舟戸より上流や支流域にもヤナが設置されるので、設置場所などは事前に調査要) いずれも左岸側が船の通る場所として確保されている。 船上からはヤナ本体の部分しか見えず本体はかなり右岸寄りに設置されているので、それをよければ良いように思うが、実はヤナの手前数百メートル上流から、岩がV字型に組まれていて、その中に入ってしまうと見事ヤナに捕まり観光客に捉えられてしまう。 ヤナ場に近づいたらできる限り左岸に寄せて通過する事。 下野大橋の下流1〜2kmの区間内に鉄杭を川幅一杯に打ち込んだ仕掛け有り。 万が一接触すると大変危険なストレーナなので、杭が並んでいるのが見えたらなるべく早く航路を見つけよう。 十分注意する必要は有るがそれほど流れが速い地点に設置されているわけでもないので、万が一航路が見つからず杭に近付いてしまっても、普通のパドリング技術が有れば十分に漕ぎ上がれるぐらいの流れなので、必要以上に恐れたり慌てたりする必要は無い。 (但し、増水などで杭が見えないぐらいに隠れていたり、流速が早くなっていると危険度は増すのでその点は考慮しておく事) 航路は特に長い杭2本に旗が付いている所が有り、その旗と旗の間が航路となる。 特に2箇所目の仕掛けは一見まっすぐに見える方向への流れには航路が無く、左岸に分岐している方に航路が設けてあるので、気が付くのが遅いとまっすぐの流れに乗って鉄杭まっしぐらになる。 初めから左の流れを注意して航路を探そう。 |
水位情報 | 国土交通省「洪水氾濫シミュレーション」から水位情報へ テレホンサービス0294-73-1012 国土交通省 「関東地方整備局 常陸工事事務所」 |
情報リンク | カヌーリンクのページから「那珂川」参照 |
フィールドレポート | |
2002年 | 5月19日(日) |
10月14日(祝) | |
2003年 | 4月13日(日) |
5月11日(日) |