よしを’S質問箱
- Q208.底床ヒーターについて
- 【よ。さんからの質問】
はじめまして。
いま、90X45X45の水草水槽を楽しんでいるのですが今後150X60X60の水槽にステップアップを計画しています。
今の90cmでは、ADAグロースプレートもどき(自作のため)を使って底床を暖めていますが、150cmとなると底床を簡単に作り直せないためグロースプレートのタイプではヒーターの劣化が気になってしまいます。
大型水槽を管理している方はどのような底床の暖め方をしているのでしょうか?それとも、そもそも底床を暖めること自体をやっていないのでしょうか?私はエキノドルスが好きなので、できれば暖めてやりたいのですが・・・。
- A208.底床ヒーター
- 底床ヒーターについては私も”無いよりは有った方が良いだろう”と思います。
その理由などについては技術集の底床物語その2「吸うか、吹くか、暖めるか」をご覧になってみて下さい。
底床を暖めるために用いる物はやはりラインヒーターが一番普及していると思います。
ただ、ラインヒーターであっても劣化は無いわけではないですし、水草の根がからみついて植え替えの時にラインヒーターがずるずると引き出されてしまったりします。
もちろんラインヒーターをセットし直すのは水槽全体の再セットをする必要がありますので、グロースプレートのような物に比べてそれほど優れた物とも言えないでしょう。
グロースプレートのような物も大型水槽になればヒーターをセットした付近とそこから離れた所とではかなり温度差が発生しそうですし、そもそもプレートの下にある水はきちんと循環して腐ったりしないのかも心配です。
そういった意味では全ての問題点をこれなら解決できるといった方法が今のところ存在しないため、なかなか頭を悩ませるところです。
ADAの大型水槽なんかは底床に水道配管用の塩ビパイプを這わせてそこにお湯を循環させることで底床を暖めているらしいです。
因みに昔はラインヒーターと言えば高い外国製の物しか手に入りませんでしたが、最近ではジャレコ等から比較的廉価な商品も出ています。
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