よしを’S質問箱
- Q187.病気治療法と水質キープの方法について教えて下さい
- 【FZさんからの質問】
混泳水槽で、白点病にかかった魚とかかっていない魚がいます。
この時の治療法を教えていただきたいのですが、市販されている治療液を使ったり水温を上げたりすると病気は治りましたが、病気にかかっていない魚まで死んでしまいました。
( 以前にペットショップで教えてもらった治療法 )
出来れば今度は出来るだけ死なせたくないのですが、本とか見ても治療法は出ていますが病気にかかった魚と
かかっていない魚の混泳での治療法が出ていないのでわかりません。
この場合病気にかかった魚とかかっていない魚を分けて治療するしか無いのでしょうか?
(出来れば分けたくないのですが)
何を伝えればよいのかわからないのでわかる範囲でお伝えします。
水槽の中はカラシン科の魚とプレコ,コリドラスです。
病気にかかっているのは、今のところラミノーズテトラ、ネオンテトラ、カージナルテトラの数匹です。
水温は現在28゜と少し高めにしています。
この状態での治療法を教えて下さい。
今度は水質キープの方法について教えて頂きたいのですが、現在上部ヒィルタ−(中は市販されている綿)でPH7.0の錠剤(市販されているもの)を使用していますが、数日経つとどうしてもPHが上がってきてしまいます。どの様にすればPHが、6.7〜7.0ぐらいにキープできるのか教えて下さい。
- A187.魚病の治療法
- まず魚病の治療法の前に過去の治療時に「病気に掛かっていないものまで死んだ」とありますが、それが気になります。
もしかしたら病気でないように見えて病気だったのかもしれません。
多くの魚が一度に病気になる場合は何か原因があります。
もう一度現在の状況とつきあわせて自分の水槽が安定して濾過がきちんと機能しているかどうかチェックしてみて下さい。
病気は治療する事が大切なのではなく、病気になりにくい水槽環境を整えることが一番効果的な事なのです。
環境が整っている、又は整えようとしていても病気にかかってしまった場合は基本的には飼育している水槽から出して、別な水槽やプラケースなどで薬浴治療する事をお勧めします。
飼育水槽で薬品を使うと濾過バクテリアに影響を与え、病気は治ってもその水槽はそれから数ヶ月、濾過が正常に機能しない危険な状態になるからです。
魚病の治療に関しては技術集の「魚が病気になったら」を参考にして下さい。
また「よしを’s濾過話」には目を通しておくことをお勧めします。
水質についての話は「Q182.水質について教えてください」を参考にして下さい。
pH7.0の錠剤などという物は使わない方が良いです。
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