分類 | @@#水草#@@ |
まず、伸びている茎の様な物ですがこれは「シューター」と呼ばれる花芽です。(人によっては底床のすぐ上又は底床中をほぼ横に伸びる「ランナー」と呼ばれる物とこの花芽を一緒にしてどちらも「ランナー」と呼ぶ人もいますが、私は呼び分けています)水槽日記のVOL4やVOL11で紹介しているのがそれぞれE・レオパードのシューターとE・コーディフォリウスミニのシューターです。
子株を取りたい場合や花を見たい場合にはそのまま放置すれば良いです。花は種類や状況によって見られる場合とそうでない場合があるので、必ず咲くとは限りません。ただ、花や子株を作るには親株の体力をそれなりに使いますから子株が必要ない場合などは気が付いたときにカットした方が良いです。
ただエキノ(アマゾンソードが所属するグループ)に限らず、花を咲かせたり子株を付けたりという現象は危機(根を傷めて枯れる寸前とか)が迫っている時に良く起こりますので今回のtomoさんの場合は、深刻な状況から復活した兆しなのかこのまま消えてしまう兆しなのかちょっと不明です。
子株を取るならこのまま放置して新しく出た子株の根と葉がそれぞれ5cm以上になるまで待ち、その後カットしてどこかに植えるか、又はシューターに繋がったまま押し下げて子株の根を植えてしまうかすればOKです。前者は取った子株が育つ可能性は幾分低いですが、別な水槽に植えたりレイアウト的な制限が有りません、後者は同じ水槽のそれもシューターが届く範囲にしか植えることが出来ませんが子株が育つ可能性は高くなります。
照明時間ですが、水草は一定時間を越える長時間光を当てても利用することが出来ない、従って水草水槽には強くて短い照明を、と言うのが現在の通説となっています。
弱くて長い時間照明を続けると苔が育つという事です。
実際には10時間程度の照明が良いでしょう。