[スギナモ科] 春先に空き地や線路端などで見かけるスギナに似た茎を持ってます。節が一定間隔にあり、その節から多数の葉が輪生しています。葉の長さは約3cm位ですが、6cmにもなるようです。 水中では明るい緑色で茎頂付近は密に葉がついています。花はまだ見ていませんが今年の夏には確認します。 スギナモはもともと寒地性のものですが日本では尾瀬ヶ原以北に分布との記述もあります。いまでは貴重な存在になっています。和名は、スギの木に似ているところから杉菜藻とついたようです。 |
項 目 | 説 明 |
スギナモ | |
杉菜藻 | |
離弁花亜綱スギナモ科 | |
Hippuris vulgaris L. | |
北海道、長野、尾瀬、八幡平。シベリア、アラスカなど。 | |
説 明 | |
湖沼やため池などに群生する抽水性または沈水性の多年草。 | |
種子または根茎で越冬。 | |
葉を6-12枚ほど輪生。明瞭な中央脈。 | |
わずかに凹鈍頭。 | |
無柄。 | |
全縁。線形。 | |
輪生。 | |
5mmほどの円柱形。 | |
白根を多数水中に出し泥中に進入、横走。 | |
水中葉は横緑色。水上葉は濃緑色。 | |