- 2004/6/15 かっぱさん さんよりご意見情報投稿
よしをさん、あかひれさん、こんOOは。
砂糖添加水槽についてですが、早い話有機物を水槽に入れて菌を繁殖させて有機物を分解させて水換えをなくす(減らす)ということですね。
それなら私が10年近くやってきている脱窒ろ過と同じようなものと思います。
生分解プラスチック製の専用ろ材を使っても長期(数年単位)の維持は難しいのに砂糖では??だと思います。
砂糖の水槽内濃度維持だけでも大変ではないかと思います。
やはり水替えに勝るものはないと考えます。
ただし、脱窒ろ過も悪いわけではなく、酸化する速度は遅くなっており水換え間隔の拡大には貢献してくれていますので、ろ材メーカー様申し添えておきます。
結論としては、所詮水槽の水量は限られています。
ため池ぐらいの水量があればその方法も可能かもしれませんが。
理論上は可能でも実際には難しいものと考えます。
- 2004/10/15 王余魚 さんよりご意見情報投稿
砂糖添加水槽は、理論的には可能で考え方に間違いはありませんです。
私は砂糖添加水槽の目的は微生物(酵母)に餌(砂糖)を与えることで増殖する酵母に水中の硝酸性窒素を取り込ませ、さらに増殖した酵母は塊を作り沈殿するので、これを物理ろ過で除去することで水槽内からいらない窒素を取り除く=>水換えがいらなくなる、ということだと理解しています。
これに近い例として、排水処理の現場では汚水中の窒素を脱窒以外に処理過程で増殖した微生物の塊(汚泥)として回収することで処理水の窒素レベルの低減を図っています。
とはいえ、これを家庭の水槽で再現するとなると水槽に決して薄くない濃度の砂糖を添加することで生体にどのような影響が出るのか計り知ることはできませんし、酸欠のリスク、適正な砂糖添加量を知るまでの試行錯誤、ろ過装置の頻繁なメンテナンス、長期間にわたり最適条件を維持する手間、発生するであろう悪臭などを考えると、普通に定期的に水換えした方が遥かに合理的だと思います。
一言で言えば砂糖添加水槽は酵母を使うだけに、文字通り粋狂だということですね。
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