よしを’S質問箱(Deep編)
分類
@@#器具#@@
Q1035.ウェット&ドライフィルターの方式について
【ソリアノさんからの質問】
ウェット&ドライは上部フィルターしか知りませんが、ドライの方によくある、連続して水 ( 滝状態orシャワー状態 ) が落ちてくる状態ではドライとは言えないんじゃないでしょうか?
酸素を大量に飼育水に含ませることにはなると思いますがこれでは単に「水にどっぷりつかってない」というだけで、ウェットとたいした変わりがないんじゃないかと
実際フィルターを止めない限り殆どの箇所が、濡れている場所は常時濡れていますし、乾いている場所は常時乾いている事になると
私の記憶ではウェット&ドライフィルターというのは飼育水の栄養を頂戴し、水の無くなったところで、十分な酸素に触れバクテリアがいっせいに増殖する(or濾過効率がアップする)とかいうものだったと理解しています。
そうなると
ポタポタと間隔を開けて水が落ちてくるか、間欠式に濡れたり乾いたりを繰り返す ( この方式のものはありますが ) 濾過材か注水部分が移動し、濡れたり乾いたりを繰り返す
と言うような手段が適当なのではないでしょうか
乱文すいません。
なんだか書いてるうちにウェット&ドライとドライがごっちゃになっているみたいです。
ですが「ドライ濾過後にウェット」と「ウェット&ドライ」は別物ということになるのでしょうか?
A1035.言葉のアヤヤ?
世間一般的にはアクアリウムの濾過方式ではソリアノ さんが「そんなのドライじゃない」と仰っている方法が”ドライ濾過”と呼ばれます。
要するに水没していなければドライという表現で良いのではないでしょうか。
そもそも、ドライ濾過というのは水没していない事でバクテリアへの酸素供給量を増やすという事が目的ですので、そういう意味では濾材が完全に乾燥するタイミングが有ろうと無かろうと、水没していない事でその目的のほとんどは達成しているのだと思います。
ごくまれに超大型の濾過装置などではドライ用の濾材を積み上げた上部でスプリンクラーのような散水装置がくるくる回転して、ご指摘のような「注水部分が移動し、濡れたり乾いたりを繰り返すと言うような手段」を取り入れているような物も見かけますが、それでも水は流れやすい部分を通りますので、積み上げた濾材のほとんどの場所で水が流れている場所は常時水が流れている状態になると思います。
まあ、結局の所は完全に水が切れる瞬間が無くてもOKという風にとらえれば良いと思います。
「ウェット&ドライ」とは通常は水没状態と反水没状態を繰り返すような濾過装置の事をそう呼びます。
上部濾過装置でサイフォンの原理を使用した間欠式に排水する様になっている物や、エーハイムなどの一部の高級外部濾過装置で別なポンプを間欠式に駆動させて強制的に水をくみ上げてフィルター内の水を定期的に排出してしまうような仕組みの物がそれにあたります。
「ドライ濾過後にウェット」というのはたぶん濾過経路の組み方でその様にするという事でしょう。
うちの1200水槽のオーバーフロー濾過も、外掛け式オーバーフロータワー部分でドライ濾過を行い、濾過槽でウエット濾過を行うように作っております。
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