- 2004/6/15 ポンポコ Pさんよりご意見情報投稿
自家製コントラコロラインは長期保存すると水道水中のミネラル分と反応し白濁した沈殿を生じる場合があります。
このとき当然塩素を中和する力は弱くなります。
このようなことを避けるには精製水を用いるのも一つの手段だと思います。
精製水とはイオン交換法などにより不純物を取り除いた工業的に作られた純水で、薬局、薬店で500ml入りが100円弱〜150円ぐらいで購入できます。
薬品の希釈などに用いられますが一般的にはコンタクトレンズの洗浄に用いられる場合が多いので、そのようなコーナーを探してみると良いと思います。
ハイポの結晶をそのまま用いるのは、結晶一粒でだいたい50〜100リットルの水道水の塩素中和能力があるので過剰添加になる場合があるのと、結晶がなかなか溶けないという問題があります。
それに対する簡便さを求めてコントラコロラインなどの液体中和剤が用いられるようになったのだと思います。
コントラコロラインの使用量については「メーカーの発言ボード」のコーナーのAQUASHOP EverGreen さんの発言にメーカー使用説明量の1/10でよい、というような発言があります。
私も実験したところ同じような結果が出ました。
メーカーが安全マージンを十分取っているためかと思われます。
直接水槽に水道水を入れるのではなく、バケツなどの別容器で完全に中和させてから水槽に入れるのなら、メーカー表示量の1/10〜1/5でよく、この場合いろいろな手間などを考えるとコントラコロラインは決して高いものではないと思われます。
しかし、塩素の添加量は場所によって異なりますし、また、同じ場所でも季節により変化します。
添加量を調節する時はタニタの「ミズミル」などの塩素チェッカーなどで確認しながら行った方が良いと思います。
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