よしを’S質問箱(Deep編)
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Q1008.渓流魚飼育における結露対策について教えてください。
【渓流魚好きさんからの質問】
以前、餌用小魚の大量飼育についてご質問させていただいた者です。
もし、よろしければ、今回もご回答いただければ幸いです。
私は、クーラー使用のもと、15度前後(最高時の外気温は約30度)にて渓流魚の飼育をしておりますが、当然ながら、この時期は結露に頭を悩ませます。
「アクアリスト千の悩み」にも同様の悩みが記載されていましたが、よしをさんの回答には、水槽の2重化が上げられていました。
ただ、今回は熱伝導に関する質問です。
現在、曲面水槽を使用しているため、当方の技術では、なかなか水槽の2重化が困難で、新たに水槽を準備しようと考えています。
もちろん、特注水槽を作ればいいのですが、コスト面の問題でちょっと難しく、通常の水槽を2重化にしようとも考えました。
ただ、素人作成では見栄えが悪くなることも考えられ、今回は熱伝導性に着目しました。
ガラスとアクリルではアクリルのほうが伝導率が低いでしょうし、また、厚みがあればあるほど、外気温と水温間のアクリルの温度勾配が緩くなり、結露が発生しにくいような気がします。
ただ、長時間たてば、結果的にはいくら厚くても、温度差はなくなり、結局は同じことのような気がするもの確かです。
実際は、どうなるのでしょうか?
また、効果が認めらる場合、どのくらいの厚さが必要となるのでしょうか?
もし、試算などがありましたら、ご教授くだされば幸いです。
よろしくお願いいたします。
A1008.低水温の水槽
確かにアクリルは鉄やガラスに比べたら熱伝導率は悪いよう思いますが、空気に比べたらかなり伝導してしまうように思います。
よってアクリルを少々厚くしたところで冷たい水槽水の温度は水槽表面まで伝達され表面に結露が出来てしまうだろうと思います。
またアクリルという素材は厚さによって大きく材料代がかさむ材質ですので、厚いアクリル水槽はそれなりの値段になってしまうと思いますよ。
45cm水槽で渓流魚を飼育してその水槽ごと60cm水槽に入れてしまい、既成の水槽で2重化してしまうとか、縁ありの安いアクリル水槽を買ってきて、それに透明のアクリル板を自分で接着して自作2重水槽を作るなどすれば、比較的安く解決できるようにも思いますがどうでしょうか?
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