フィールド基本情報(奥利根湖)


このページはよしをがカヌーカヤックを楽しむために収集した情報および自分で漕いでみた経験を元にまとめております。
主目的は自分の覚え書きとして記録する事を想定しており、これらのフィールドにカヌーやカヤックで出掛けようとする人が参考情報として利用する事は一向に構わないが、此処に記載されている内容を作者が保証するものではない。
また、水の状況を含めて道路状況、駐車スペースの状況、キャンプ地の状況などは常に変化するためカヌー・カヤックを楽しむためには最新の情報を収集し常にその場で状況判断しながら個人の責任において楽しんで欲しい。

名称 奥利根湖(八木沢ダム)
概要 利根川の最上部にある6.57平方キロメートルの広さのある大きなダム湖
雄大な景色と澄んだ水、真夏は都会よりも4度ほど低いカラッとさわやかな空気が流れる湖で、ゆったり自然を満喫しながら湖面を散歩するには丁度良い。
交通の便がさほど良くなくバス釣りも出来ない上に釣りをするためには船を持ち込む事が前提となるので、他のバス釣りで有名な湖に比べると釣り船は少ない。
アクセス 関越自動車道水上インターから国道291号を北上、県道63号に入り藤原ダムを過ぎて洞元湖の手前で左の分かれ道(八木沢ダムへの標識有り)に入ってしばらく走るとダムに到着。
ダムまでの道はダムの管理用道路なので通行には規制が有る。
・時間雨量20mm以上又は連続雨量100mm以上の大雨
・暴風警報、大雨警報、洪水警報発令時
・落石・土砂流出などの災害発生時
・その他安全通行上、問題が発生したとき
は通行止めとなり、実際に2002年の6月までは落石のため一般車は通行止めとなっていた事も有る。
訪れる場合は事前に確認しておいた方が良い。

道中は完全に舗装された綺麗な道路なので乗用車でも問題なく行ける。

通行可能時間帯は夏期は午前6時から午後6時半まで、それ以外は午前8時から午後5時半まで。
冬季は一般車の通行は禁止。
キャンプなどでの宿泊は可能だが時間外になると通行できないので到着や撤収の時間には注意されたい。

出艇出来るポイントは1カ所のみ。
その出艇ポイントへの入り口に監視小屋とゲートがあり湖で遊ぶ人はそこで住所氏名などを記入して届けを出す必要がある。
ゲートが開くのは夏期では6時半より。

監視小屋から先が未舗装のゴロ岩が落ちている道が200mほど続くので、車高の低い乗用車だと出艇ポイント付近まで車で行くには辛いかも。
尚、監視小屋から出艇ポイントまでは出艇のためのほんの数分間のみ車を入れて良い事になっている上に、一度に3台ほどしか入れてもらえない(監視小屋前で車を並べて待ち出てきた台数分だけ入れてもらえる)ので、船の組み立てなどは駐車場で行い、荷物を全て整えてからキャリアに船を載せて出艇場所まで行くか、監視小屋からの200mほどをハンドキャリーで行く。
地図 国土地理院「地形図閲覧システム」から
日光」−「奥利根湖」−「奥利根湖南西」「藤原北西」「奥利根湖南東」「奥利根湖北東
、マピオンではこちら
駐車 ダムを利用する人(観光・見学・釣り・カヌーなど)の為に無料駐車スペースがあるが、休日はゲートオープンとともに釣り客でほとんど一杯になる。
入艇場所から数百m離れたところにも駐車場が有るがそこはキャンプすることが許されているスペースなので、週末は団体が先に場所取りしている場合も有り、遅く到着するとそこも駐車出来るかどうかは難しい。
午前8時頃に到着したら何とか車を停める事が出来る場所を探すしかない。
買いだし 水上ICを下りてから水上の温泉街を抜ける前に済ませておく。
水上ICから車で5分ほど走ったところ国道291号沿いにコンビニ有り。
酒を扱っているコンビニは無いので早朝到着を予定しているなら酒類は自宅から持っていった方が良い。
国道291号の温泉街の手前にはスーパーが2軒有り。
泊まる ダム駐車場の下のスペースはキャンプ可能。
トイレはダムの見学施設にあり。
水道もそこにあり。
いずれも駐車場のキャンプスペースからはかなり遠い。
多くの人はキャンプ道具を持って湖へ行き流れ込み付近の陸地にキャンプする人が多いようだ。
もちろん水道・トイレは無い。
流木はふんだんに有るのでたき火などにはさほど苦労しないと思われるがノコギリかナタを持参した方が良いだろう。
コメント 湖を利用する人の8割はエンジン付きの釣りボートをトレーラーで牽引してきている釣り客。
残りの2割がカヌーカヤックなどの利用者。
しかしそのカヌーカヤックの利用者もほとんどが釣りを兼ねての利用者のようだ。
出艇場所での準備などを見ているとキャンプ道具を積み込んでいる人が意外に多いので驚く。
しかし、キャンプ可能な陸地に上陸するとそれも頷けるほど、キャンプにはもってこいの場所がいくつも存在する。

利根川の最上流部なのでまさに秘境といった感じで水は非常に綺麗。
景色は雄大で湖上からは絶景が望める。
標高が高いので真夏でも気温水温は低い。
キャンプでは夜になるとかなり冷え込む可能性有り。

湖は複雑な形をしている割には流れ込みが急激に浅くなっているため広いダムスペースから急に行き止まりに成っている感じで、景色の変化を楽しみながら移動するという楽しみは少ない。
水位情報 国土交通省関東地方整備局の「首都圏の水資源状況について」から「利根川水系
情報リンク カヌーリンクのページから「奥利根湖」参照
フィールドレポート
2002年 6月8日(土)〜9日(日)

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