植物の種類

[ 植物用語トップへ ]


1年草
(いちねんそう)
1年の間に、発芽、開花、結実し種子を作り、最後に枯れる植物。
多年草
(たねんそう)
毎年秋になると地上部は枯れるが、地下部が生き残っていて春に芽を出し成長を始める草。
越年草
(えつねんそう)
1年草であるが、秋に発芽して冬を葉の状態で過ごし、春になって開花、結実し、夏までに根まで完全に枯れ種子を残す草。2年草と呼ぶ場合もある。ナズナ、エンドウ、コムギなど。
帰化植物
(きか -)
外国原産の植物で、いろいろな方法で我が国に渡来して各地に広まったもの。セイタカアワダチソウ、オオフサモなど。
水生植物
(すいせい -)
地中植物のうち冬芽が水面下に形成されるものをいう。スイレン、ハス、クロモ、エビモ、ミクリ、タヌキモなど。
沈水植物
(ちんすい -)
水底に根があって、茎や葉など植物全体が水面下で生育する水草。体全体を支える必要がないので茎や葉が柔らかなものが多い。クロモ、フサモバイカモなど。
浮葉植物
(ふよう -)
水底に根や地下茎があり、細長い葉柄や茎で水面まで葉身を浮上させて生育している水草。ヒツジグサ、ジュンサイ、トチカガミなど。

着生殖物
(ちゃくせい -)
気中植物、気生植物ともいう。樹木の幹や枝、露出した岩壁などに固着し、値を含む植物体全体を空中にさらす植物のこと。フウラン、セッコクなど。
地中植物
(ちちゅう -)
冬芽が地中または水中にあるものをいう。地上の物を土中植物、水中にある物を水生植物という。
単子葉植物
(たんしよう -)
被子植物を2大別したときの1群。<双子葉植物と対立する。種子の子葉は1枚。葉脈の多くは平行。花は多くが3の倍数。
双子葉植物
(そうしよう -)
被子植物を2大別したときの1群。単子葉植物と対立する。種子の子葉が2枚、葉脈は網状。花の各部の多くは4または5の倍数
被子植物
(ひし -)
顕花植物ともいう。花が咲き、種を作って繁殖する植物。植物界ではもっとも高等な植物群。
裸子植物
(らし -)
種子植物の中の1分類群。被子植物と対立する。いずれも樹木で木部に導管がない。マツ、スギ、イチョウ、ソテツなど。

[ 植物用語トップへ ]