よしをのホームページユーザーテスト

第4回「HyOx_MIB」テスト結果

テスト実施者「copapa」さんからの結果報告


このページはよしをのホームページユーザーテストのコーナーで実施された第4回「HyOx_MIB」に対するテスト結果報告のページの一部分です。
各テスト実施者からのテスト報告のページは全部で4ページ存在します。
正確なテスト結果の情報を得るために必ず第4回テスト結果報告のトップページからご覧になる事をお勧め致します。
尚、いかなる理由でも当ページへダイレクトにジャンプするリンクを設定する事は禁止致します。

まず、報告に入る前に私(copapa)は「HyOx_MIB」の製造元である(有)ハイオックス研究所や、HP管理者であるよしをさん、またその他のアクアメーカー各社等と利害関係の無い一般ユーザーである事を宣言いたします。

テスト商品
HyOx_MIB A級品

テスト方法
「添加水槽」には毎日一定量を添加、それに対し「無添加水槽」には添加しない事によっての比較テストを実施いたします。

水槽比較(HyOx_MIB添加前)(2005.1.16)
セッティング時点(HyOx_MIB添加前)での、「テスト水槽」と「比較水槽」の比較を記述いたします。
尚、青時で書かれている箇所は主だって異なる点を表しております。
添加水槽 無添加水槽
水槽立ち上げ時期 16年7月ごろ
(テスト開始より約7ヶ月前)
16年9月ごろ
(テスト開始より約5ヶ月前)
水槽 60センチ水槽 60センチ水槽
濾過機 エーハイム2213 エーハイム2213
濾過材 シポラックス中心 エーハイサブストラットが中心
底床 大磯(極細目・酸処理なし) 大磯(極細目・酸処理なし)
肥料 イニシャルスティック3粒 イニシャルスティック3粒
CO2 有り(ジャレコ社 ミスティー20) 有り(ADA社 パレングラス)
蛍光灯 ADA社NAランプ3灯 ADA社NAランプ3灯
照明器具 ADA社グリーングロウ604を使用
※グリーングロウ604は本来4灯式の為、最後列の一本を外し3灯にしております
ジャレコ社CL603を使用
照射時間 8時間(タイマー制御) 8時間(タイマー制御)
エアレーション なし なし
水草 ミクロソリウム・ナロー
(富士石に活着)

・ブリクサ
・パールグラス
・ラージパールグラス
・グリーンロタラ
・ロタラインディカ
・ジャイアントアンブリア
・マクランドラグリーン
・ロタラマクランドラ(半水上葉?)
・レッドルドウィジア(半水上葉?)
・ロタラワリッキー (半水上葉?)
・南米ウィロウモス
ミクロソリウム・セミナロー
(ADA社ブラックウッドに活着)

・ブリクサ
・パールグラス
・ラージパールグラス
・グリーンロタラ
・ロタラインディカ
・ジャイアントアンブリア
・マクランドラグリーン
・ロタラマクランドラ(半水上葉?)
・レッドルドウィジア(半水上葉?)
・ロタラワリッキー (半水上葉?)
・南米ウィロウモス
生体 ・ミナミ沼エビ約50匹 ・ミナミ沼エビ約50匹
クリスタルレッドシュリンプ約10匹
水質 pH:7.4
KH:5
・GH:6
・CO2:14
pH:6.9
KH:4
・GH:6
・CO2:12
設置環境 西を向いて設置してあり、夕方には若干の西日が差し込みます。 東を向いて設置してあります。窓から比較的離れており、朝日、西日、共に差し込む心配はほとんどありません。
しかし、無添加水槽の左隣には150Wのメタハラを使用した水槽がある為、その光が入り込まないようダンボールで光を遮断する等の配慮をしております。
備考 ※pHはCO2添加直前の数値、CO2は添加5時間後の数値
※「添加水槽」と「無添加水槽」は元々、今回のテスト用に立ち上げられたものではなくそれぞれ異なった水草や肥料の量等が投入されておりました。
そこで、底床内に残った肥料等が今回のテストに何らかの影響を与える事を少しでも抑制する為に、底床のみを一度丸洗いした後に今回のテストに入ります。

テスト前(2005.1.23)
セッティングしてから7日が経過いたしました。
HyOx_MIBは未だ添加しておりません。
また、「水槽比較(HyOx_MIB添加前)」をご覧になって如何思われましたでしょうか?
予想はしておりましたが添加水槽と無添加水槽では、この時点で随分違いますよね。
気になるのは濾過材の違いからか、pHの違いの差が大きいのは大変気になります。
これで正当な比較テストが出来ると言って良いのでしょうか・・・。

テスト前(2005.1.30)
セッティングしてから14日が経過いたしました。
HyOx_MIBは未だ添加しておりません。
やはり「添加水槽」と「無添加水槽」差が気になります。
殆どの水草は「弱酸性を好む」と言われている中で、添加水槽pH7.4、無添加水槽pH6.9の差は無添加水槽にとってあまりにも有利と言わざるを得ません。
そこで、この差の大きな要因になっているだろうと思われる濾過材を平等分けにする事にいたしました。
その結果、下記の通りとなり一応見た目の数値だけは一緒にする事ができました。
(初めからそうしろよ!ってねぇ・・・でも、ウソみたいにピッタリ!)

濾過材交換 基本データ
添加水槽 無添加水槽
水槽立ち上げ時期 16年7月ごろ
(テスト開始より約7ヶ月前)
16年9月ごろ
(テスト開始より約5ヶ月前)
水槽 60センチ水槽 60センチ水槽
濾過機 エーハイム2213 エーハイム2213
濾過材 ・シポラックス(30%)
・エーハイサブストラット(70%)
・シポラックス(30%)
・エーハイサブストラット(70%)
底床 大磯(極細目・酸処理なし) 大磯(極細目・酸処理なし)
肥料 イニシャルスティック3粒 イニシャルスティック3粒
CO2 有り(ジャレコ社 ミスティー20) 有り(ADA社 パレングラス)
蛍光灯 ADA社NAランプ3灯 ADA社NAランプ3灯
照明器具 ADA社グリーングロウ604を使用
※グリーングロウ604は本来4灯式の為、最後列の一本を外し3灯にしております
ジャレコ社CL603を使用
照射時間 8時間(タイマー制御) 8時間(タイマー制御)
エアレーション なし なし
水草 ミクロソリウム・ナロー
(富士石に活着)

・ブリクサ
・パールグラス
・ラージパールグラス
・グリーンロタラ
・ロタラインディカ
・ジャイアントアンブリア
・マクランドラグリーン
・ロタラマクランドラ(半水上葉?)
・レッドルドウィジア(半水上葉?)
・ロタラワリッキー (半水上葉?)
・南米ウィロウモス
ミクロソリウム・セミナロー
(ADA社ブラックウッドに活着)

・ブリクサ
・パールグラス
・ラージパールグラス
・グリーンロタラ
・ロタラインディカ
・ジャイアントアンブリア
・マクランドラグリーン
・ロタラマクランドラ(半水上葉?)
・レッドルドウィジア(半水上葉?)
・ロタラワリッキー (半水上葉?)
・南米ウィロウモス
生体 ・ミナミ沼エビ約50匹 ・ミナミ沼エビ約50匹
クリスタルレッドシュリンプ約10匹
水質 ・pH:7.0
・KH:4
・GH:6
・CO2:16
・pH:7.0
・KH:4
・GH:6
・CO2:16
設置環境 西を向いて設置してあり、夕方には若干の西日が差し込みます。 東を向いて設置してあります。窓から比較的離れており、朝日、西日、共に差し込む心配はほとんどありません。
しかし、無添加水槽の左隣には150Wのメタハラを使用した水槽がある為、その光が入り込まないようダンボールで光を遮断する等の配慮をしております。
備考 ※pHはCO2添加直前の数値、CO2は添加5時間後の数値
※「添加水槽」と「無添加水槽」は元々、今回のテスト用に立ち上げられたものではなく、それぞれ異なった水草や肥料の量等が投入されておりました。
そこで、底床内に残った肥料等が今回のテストに何らかの影響を与える事を少しでも抑制する為に、底床のみを一度丸洗いした後に今回のテストに入ります。

テスト前(2005.2.2)
セッティングしてから17日が経過しました。
HyOx_MIBは未だ添加しておりません。
添加水槽  無添加水槽
画像では大変分かり難いかと思いますが、HyOx_MIB添加前の時点で随分生長が違います。
やはりセッティング当初のpHの違いが大きく影響を与えてしまったのでしょうか・・・。
特に生長の差著しいのは下記の通りです。
添加水槽 (添加前) 無添加水槽
ロタラインディカ 赤みが比較的強い 赤が飛び、青みが強い
パールグラス 生長スピード良好 生長している様子は伺えるものの添加水槽程ではない
ブリクサ 生長の様子が感じられなく、根付いている様には見えない 若干赤みを帯び、根付いている様子
明日より添加を開始致します。

全景
添加水槽 無添加水槽
添加
9日目
全体的な雰囲気はテスト水槽の方が良いようにも見えますが、これは投入当初より見栄えのするミクロソリウムが投入されているからだと思います。
画像が全体的にボケているのは私のカメラの腕の無さからな事は間違いありません。
添加
32日目
相変わらず写真が下手ですね。ボケてます。明らかに有茎草の生長スピードが無添加水槽の方が勝っている様に見えますね。HyOx_MIBは生長抑止効果があるのでしょうか・・・。
添加
57日目
私、気がつきました。どうもシャッターを押した時に、カメラを右下がりにしてしまう癖があるようです・・・。
そういうテストではないのですが・・・。
しかし、それにしても有茎草の生長スピードに関しては明らかに無添加水槽に軍配でしょうね。

水質
添加水槽 無添加水槽
添加
9日目
 この位の差は許容範囲と言う事で・・・。
多分、シポラックスの微妙な加減からだと思います。
それともHyOx_MIBのせいかしら?
添加水槽 pH:7.13 KH:4 GH:6
無添加水槽 pH:7.08 KH:4 GH:6 
添加
57日目
それにしても見事な位にほぼ同様な数値を示しておりますね。
ちなみにテスト期間中は一度も換水をしておらず、足し水のみです
添加水槽 pH:6.59 KH:4 GH:6
無添加水槽 pH:6.68 KH:4 GH:6

ブリクサ
添加水槽 無添加水槽
添加
9日目
無添加水槽のブリクサの方が調子が良さそうです。
しかし、添加水槽のブリクサも復調気味ですので差が無くなるのは時間の問題じゃないかと・・・。
ちなみに私(copapa)はブリクサが苦手です。
添加
57日目
レッドルドが邪魔ですねぇ。これでは光が十分に当たりません。
が、これはどちらにも言える事なので、この勝負、無添加水槽の勝ちという事にします。

ロタラワリッキー
添加水槽 無添加水槽
添加
9日目
明らかに添加水槽の方が調子が良いです。
と、言うか無添加水槽の画像でどれがワリッキーなのか分かりますかぁ?
ほら、中央付近の今にも溶けて無くなっちゃいそうな・・・。
添加
32日目
撮影不可能 撮影不可能
消えて無くなりました。この草は難しいです。
この勝負引き分け。

ジャイアントアンブリア
添加水槽 無添加水槽
添加
9日目
添加水槽のアンブリアが気のせいか水上葉を出している様な気が・・・。
無添加水槽のアンブリアは株別れしたのか2株になりました。軍配はどっち?
添加
57日目
添加水槽のアンブリアは生長が止まっている様にも見えるのですが・・・やはり抑止効果?
無添加水槽のアンブリアは更に株別れしたのか3株に増えています。
この勝負、無添加水槽の勝ちとします。

ロタラ・インディカ
添加水槽 無添加水槽
添加
9日目
一見するとテスト水槽の方が赤がキレイで生長も良好に見えますよね。
しかし、HyOx_MIBの効果だとは私、思っておりません。
無添加水槽のインディカは赤味こそ飛んでしまっておりますが、葉幅が広く、葉の厚さも若干あるようにも見えます。
私の経験から言うと、これは無添加水槽の左隣に設置してあるメタハラ水槽の光が影響しているものと考えております。
今までもダンボールで遮光をしておりましたが、再度、徹底的にメタハラの光が入り込まないように致します。
これで無添加水槽のインディカも変わってくる筈なんですが、どうでしょう?
添加
57日目
 う〜ん、低レベルな争いですねぇ。本来の美しさが全く出ておりません。
赤みで言えば添加水槽の勝ち。
生長スピードで言えば、画像では写っておりませんが水面に達している無添加水槽の勝ちというところです。

その他の草について
ほぼ同様の結果となりましたので割愛させて頂きます。

その他気になった点
添加水槽はコケが出やすいようにも感じました。ただし、設置環境の差からではないかと推測しております。

結論
添加した水槽よりも、むしろ添加しなかった水槽の方が全般的に生長が良いと言う印象を受けた結果となりました。

しかし、今回のテストは全く同じ環境を用意できた上で、初めて公正なテストが出来るというのが大前提ですから今回のテスト環境はフェアではなかった点がいくつもあったかも知れません。

ただし、そういった点がありながらもそれを使用する事によって、「明らかな何らかの効果」というものが消費者としては実感したいところです。

残念ながら今回のテストでは、何らかの効果を実感する事が特にあったとは思えませんので「商品価値なし」という結論にさせて頂きます。