よしをのホームページユーザーテスト

第4回「HyOx_MIB」テスト結果

テスト実施者「ats」さんからの結果報告


このページはよしをのホームページユーザーテストのコーナーで実施された第4回「HyOx_MIB」に対するテスト結果報告のページの一部分です。
各テスト実施者からのテスト報告のページは全部で4ページ存在します。
正確なテスト結果の情報を得るために必ず第4回テスト結果報告のトップページからご覧になる事をお勧め致します。
尚、いかなる理由でも当ページへダイレクトにジャンプするリンクを設定する事は禁止致します。

水槽環境等
私の環境とテスト水槽の経緯を簡単に説明したいと思います。

アクアを始めて間もない頃に当HPを知り、ATRの交流掲示板に参加させて頂き、諸先輩方に非常に多くの助けと、知識を頂きました。
先にお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございます。

テスト参加へのきっかけもその掲示板でした。
多くの助けを貰いながらも一向に向上しない腕と我が水槽に何らかの刺激が生まれればと思い、申し込み致しました。

テスト水槽データ
90cm×45cm×45cm
低床 大磯砂(イニシャルスティック少々)
フィルター EHEIM2213+NISSOプライム20並列
照明 23W×4灯
Co2 大型ボンベ(ミドボン)約一滴/秒

水草
ミクロソリウムウィンデローブ
ミクロソリウムセミナロー
ボルビディス
グリーンロタラ
エキノドルスウルグアイエンシス
アマゾンソード


ラスボラヘテロヘルモファ(3)
オトシンクルス(5)
ヤマトヌマエビ(10)
ミナミヌマエビ(50前後?

2003年3月頃、よしをのホームページに習って立ち上げました。
その後、一時は調子よく行っていた事もあったのですが、基本的に水草が生長しない水槽です。
肥料、ミドボン導入、水温上昇対策等、色々挑戦したのですがあまり上手くいきません。
当地は硬度の高い水道水というのが判明し、自作ではありますが軟水器まで導入しました。
“ATRの交流掲示板”で幾度もFAPを頂き、その都度リセットもしたりしました。
それでもなかなか上手くいかない状況のまま現在に至っています。いつからか我が水槽は「最終処分場」と呼ばれる様になりました…嘘です…

テスト直前
ちょっと言い訳がましいのですが聞いてやって下さい。
テストに申し込み、合格通知が来た後、試薬が手元に届くまでちょっと時間が掛かったんです。
普通に維持できている方なら何の問題もない程の時間だったのでしょうが、我が最終処分水槽は着実に衰えを見せ始めてます。
このままではテストに耐えうる水槽で無くなるのは確実でした。
しかし、前述の掲示板の方でまたFAPのお声が掛かり、面の皮の厚い私は遠慮無く、速攻で手を挙げました。
その方からは2度目となるFAPだったのですが、こんな無礼な私にも笑顔で快く水草を提供なさってくれたのです。

さて、早速実験を。と、言いたいところなのですが、リセット直後にテストを初めても、比較水槽を持てない私の実験方法ではどんな結果が出たにしても、それが試薬の効果による物なのか判断が付きませんので、落ち着くまで待つ事にしました。

テスト開始
くだらない前置きが長くなり申し訳ございませんが、いよいよテスト開始です。
前述の通り比較水槽を持つ事が出来ず、私の感じたままの主観的な部分のみの実験ですので、あまり良い実験とはならないと思いますがご容赦下さい。

使用方法の手順通りに試薬の作成と言うんでしょうか。粉末を飼育水で溶くわけですが、早くも不安いっぱいでした。
マニュアルによりますと「微粉末が点眼容器に入ってます。点眼容器を下に向け、ボディーを絞ると噴射される様になってます」とありますが、一回の噴射で2〜5mg、これを500ccの飼育水であれば2回となっているのですが、2回とも2mgだった場合の濃度と5mgの濃度だった場合、倍以上差が出てしまう事になるんですよね。
しかも「100L水槽なら10ccの添加から初めて下さい」って。。。10ccって、料理用の小さじ2杯分ですよね。そんなに濃いんですか?この粉末。それなのに点眼容器に粉末で倍以上の誤差が出る様な物で良いんですか?
初っぱなから不安がよぎりました。
まぁ、溶かす方の水は500ccと比較的計りやすく、誤差も小さい容量ですので、入れ過ぎても飽和して一定以上の濃度にはならない。また、少な過ぎても24時間経てば飽和点に達する。
勝手にこう解釈し、自分に言い聞かせ、テストを続ける事にしました。

2/1テスト開始
私は90cm水槽ですので20ccから開始しました。
「毎日一回投入し、魚も元気で効果もない場合は更に追加して下さい」となっています。ココでまた悩みました。
この添加量をどれほど続けて変化が無ければ増やせば良いんですか?
さすがに1日では変化が無いのは当たり前ですよね。じゃぁ、3〜4日?それとも1週間?
まぁいいや。とりあえず私は他の方より大幅に遅れてると思いますので2〜3日と言う事にしておきます。
2/4
添加量を倍の40ccに増やす。
2/8
更に倍の80ccに増やす。
2/10
80ccを2回添加
2/14
100cc×2
ここまで変化は見られない様に感じます。
さて、遅れましたが最初の写真です。

本来ならテスト前の画像を掲載したかったのですが、撮影できなかったのでこの時点での写真で勘弁してください。
全くと言っていい程変化無しですので、支障は無いと思います。
2/21
今までのペースより少々遅れましたが200cc×2へ増量。
遅れたのには訳があって、変化が見られました。黒髭苔が少し増えてきた様な気がします。
2/28
明らかに黒髭増大です。更に藍藻らしきものまで発生してきました。が、この藍藻については以前からたまに出てきているもので、
仮性藍藻とでも言うのでしょうか?あまり悪さをするものでは無いので通常の換水で対処出来ました。
3/5
ちょっと変です。上記の仮性藍藻(?)がいつもと違います。
いつもなら取り除いた後、しばらくは出てこないのですが、一週間足らずで再発生です。再度清掃し、一時添加中止としました。
3/14
落ち着いてます。特に変わった変化は無いように見えます。添加開始です。
今までのハイペースが悪かったと勝手に思い、100cc×1での実験再開としました。
4/2
すみません。文章能力が低い上にデータとなる数字もロクに取れない実験ですので、写真を数多く掲載しようと思ったのですが、やっと2枚目です。

あまり変化無いですね。
4/10
相変わらずこれと言った変化は見られません。
申し訳ありませんがコレで実験終了とさせて頂きます。
考察
自分自身、実験結果をまとめてみて、一見何の変化も無かった様な印象を受けますが、私にとっては今回のテストは非常に有益だったと感じています。
これまでの個人的な経緯として、崩壊している可能性の方が高かった我が水槽が現状維持を保てています。
しかし、その効果がHyOx_MIBだからこそ得たものであるのかを考えると、かなり疑問を感じます。

私の印象と致しましては“効果の弱い肥料”と感じました。
他社から数多くの肥料が出ております。
私はテトラ社のイニシャルスティック、園芸用のハイポネックス(開花促進)を利用しておりますが、明らかにこちらの方が効果があると考えます。

テストを実施していたおかげで、改めて水槽を見直し、サボリ気味だった管理を行う事が出来た事が一番の効果であったと思います。

使用マニュアルの試験条件と採取すべき試験データに基づいてお答えしたいと思います。
水草の本来の色合いはどうか?
不明です。但し、今まで私が体験した中では調子は良いです。
水草の成長の速度
全くと言っていい程、成長は見られません。但し、実験前もそうでした。
水の汚れ具合(水質の変化)
添加前と変化は無かったと感じます。
水替えの頻度はどう変化したか?
苔の発生が見られたりしましたので増えました。

最後になりますが、比較水槽を持たず、とてもまともとは言えない実験しか出来なかった事をお詫び申し上げます。
同条件での水槽との比較が出来たら素晴らしい結果になっていたのではないかとも感じます。
この様な結果しか出せず、サイト主催者でありますよしをさん、メーカー様他、関係者皆様にご負担をかけてしまいました。
申し訳ございませんでした。