テスト実施者「JOE」さんからの結果報告
このページはよしをのホームページユーザーテストのコーナーで実施された第3回「クリアカーボン」に対するテスト結果報告のページの一部分です。
各テスト実施者からのテスト報告のページは全部で4ページ存在します。
正確なテスト結果の情報を得るために必ず第3回テスト結果報告のトップページからご覧になる事をお勧め致します。
尚、いかなる理由でも当ページへダイレクトにジャンプするリンクを設定する事は禁止致します。
ユーザーテストに際して用意した比較製品について |
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1.上段左:竹炭(下記備長炭と同産地) 3.下段左:コトブキパワーボックス付属活性炭 価格について 内容量について 高級活性炭だけに、クリアカーボンのみ開封後密封できるチャックが付いている。ただし、廉価な活性炭には当たり前に付いているネットが付いていない点は吉と出るか凶と出るか?私はあのネット割りと重宝しているので、私的には残念な仕様だ。 |
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粒状比較>> |
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各活性炭の粒状を比較してみた。 |
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AGE製品について AGE製品をはじめに手に取った感想 それらも含めての感想として・・・ |
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まずは、入手する以前の段階で、各製品の用法用量を把握しにくい点が一番困った。 セラミックソイルやイノベーションは、60センチ水槽に対してどれだけ使うかだけでも書いておけばほとんどの経験者は、使用量を想像できると思う。 イノベーションの使用量は、100cm2に3本と書かれている。 これらの製品は、今回のユーザーテストの本来の対象製品ではないので、これ以上の追求を避けるがパッケージ表記や用法用量の明記についてはもう少し改善していただきたいと思う。みんながみんな自己判断できる人ばかりではないし、そんな人だけを対象にしているならメーカーの行く末は暗い。 実は、これはクリアカーボンにも言えることで、画像を見ていただきたい。
使用後のことまで書いてくれてるのはいいが、使用前のことが書かれていない。 |
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実 験 1 実施日(平成15年10月28日) 1-A 活性炭による水質への影響(pHとPO4の変化について) |
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実験方法>> 各製品は洗わずに金槌で粉々に砕き、粉末状にする。 測定する水質は、pHとPO4(リン酸)。 |
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実験結果>> |
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測定について |
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実験結果所感>> |
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砕く時に一番硬いのがクリアカーボンでした。柔らかかったのがKOUWA
F-Coal。 |
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1-B 脱色テスト(炭をもって墨を制する) |
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実験方法>> 装置のセッティング 比色 |
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←濾過する前の墨汁溶液 |
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比色>> 上段:濾過1回目 下段:濾過2回目 |
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クリアカーボン |
KOUWA F-Coal |
コトブキ付属活性炭 |
KOUWA Hi-Coal |
竹炭 |
備長炭 |
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実験結果所感>> ということで、信じられなかったので、実はもう一度同じ事をやりました。 |
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クリアカーボン |
KOUWA Hi-Coal |
クリアカーボンの方は、回数を重ねる毎に若干綺麗になっているようです。 それにしても一番安物のKOUWA F-Coalが、この実験ではとても良好な結果を残してます。 クリアカーボンとかの円筒形の活性炭については、水通りがよいことが裏目に出てしまい、このような単発の濾過実験では、水が活性炭に触れる時間が短くて十分な脱色能力を発揮できなかったのではないでしょうか。 |
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実験2 実施日平成15年10月10日〜11月30日 長期使用実験(感覚的使用感も含めて) |
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実験方法>> |
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実験水槽 ↓ |
実験開始(水槽立ち上げ開始)・・・10月10日 この実験では、逐一、水質テストも行っていてそれなりのデータは取得しているのだが、クリアカーボンを使っているからという特別な数値は、私の取得したデータでは見られなかった。 さて、感覚的に・・ということであるのだが、実験報告冒頭、使用前の所感でいろいろと書いているので、ここでは使用中の所感をまとめたいと思うのだが・・・何か変わったことがあったかというと、活性炭一つが変わって立ち上げに何か変化がっていうことは、あまり感じないというのが現実であろうか。 水の立ち上がりについては、非常にスムーズで1ヶ月半を経過して安定している。 1ヶ月半使用して、取り出してみた。 |
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正直言って、私には同様の他メーカー製品との大きな違いを肌で感じることはできなかった。 実は今回、メーカーはなぜ活性炭をユーザーテストに??と思った。 ただし、先述の「AGEへの思い入れ」が強い場合は、それに当てはまらない。 「クリアカーボン」そのものは特に悪いものでもないので、がんばってブランドイメージを確立し定着させて、まずはアクアリストにAGEというメーカーを意識させるような展開を見せて欲しいと思う。それによってクリアカーボンの売り上げも自ずと伸びていくことになると思う。AGEの浸透度を計ることのできる製品としては、指標になり得るだろう。 クリアカーボンのユーザー実験という面では、水草水槽はあまり適していないと感じられた。 では、クリアカーボンを手にする意味とは? それには前述のブランドイメージ、製品コンセプトが非常に大事であることがわかる。
果たして、これをトップページに書いているからといって、ユーザーが全てを納得するだろうか?
どうして、現行のHPにこれが掲載されていないのか不思議な部分である。 ブランドイメージが確立され認知されれば、高級路線でも十分に成り立つことは前例が証明していることと思うので、是非がんばってもらいたい。 |
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指定記載項目>> ・この商品に関しての使用してみた感想 悪いと感じた点 500円だと嬉しいが、実売690円ぐらいで流通するとヒットすると思う。実際には安売りセールで780円が限界か。 いずれにしても交換が必要な活性炭という製品特性から800円以上は払いたくない。 交換不要と謳っているなら1000円出しても良いと個人的には思う。 ・アクアガーデンというメーカーに今後期待することは 私、個人的には、期待の持てる国内企業が誕生したと喜んでおります。 |
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