穴あき病

原因

 エロモナス属の非定型サルモニシダが主因であることが解っています。Elliott氏らがアメリカの数カ所の養殖場や日本の水産試験場等でこの病気の金魚を7カ所から送ってもらい検査を行なったところ全てに病原菌である非定型の Aeromonassalmonicida が分離されたとしておりまた、この分離した菌の培養液に浸した感染実験を試みた結果13日までに10匹中9匹までが感染し患部が形成されたため この病気の病原菌であるとしています。
 基本的にこの病気は魚種が異なっても同様の病原菌であると考えられますし症状は共通であります。

症状

 体表で鱗1枚ぐらいの白くなってきてその部分や周囲がやや膨れてきます。
脱鱗し患部が潰瘍状で広がってきます。患部の部分の肉が穴があいたようになります。この時でも魚種により違いは多少ありますが餌は食べますし、そんなに痩せているということもないです。そのままにしておくと穴があいた部分は次第に広がっていきますので見つけしだい薬浴を行って下さい。

治療

 薬浴がよいです。オキソリン酸を主成分としている合成抗菌剤が良く効きます。
また、ニトロフラン系製剤である

を成分に持つ細菌性の薬品も効きます。(フラン剤は水草には×です)

 この病気は伝染性は強くはないですが病原菌が増えますと感染してしまうことがあります。感染が強くない理由には、この菌の水溶性褐色色素の産生能力が弱く、世代を継続すると産生しなくなるそうです。

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