赤色腫病

 金魚の場合に見かけますが赤い模様の中だけに真皮(皮膚)が盛り上がっている状態です。
大きさは5〜8ミリ程度がポツンといぼのようになっています。錦鯉に見られる紅の部分に派生する緋喰いとは異なり赤色細胞の退色はありません。
皮膚が赤いところだけではないようで黄色い部分では【黄色細胞腫】があり原因は解っていませんが、どうも真皮が増殖しているようです。このようなものにはウイルス性の病気があります。治療法もまだ解っていないようです。

類似ケース

  1. アカヒレの体表部に黄白色の盛り上がりが出来たケースでは、魚を取り上げて、その部分をピンセット等で擦って取り除いてから塩をすり込んでおきますと再発しない場合もありました。
  2. 錦鯉の緋喰い症
    赤い模様の部分に表れるケースで、錦鯉界では比較的見られる病気です。
    原因は定かでは無いようですがウィルス説もあります。
    治療法は患部を少し削り取ってから粗塩を直接擦り込むと侵攻が止まる場合があります。
      

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